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立山自然保護センターブログ

R8年4月18日 立山室堂の天の川

月明りの影響が少なく、星がきれいに見える新月

(4月17日)の前後にて、“ここぞとばかり”と4日間

連続で星空観察を楽しんでいます。

昨日は(4月18日)は、日付が変わったAM1時から

と、日中を挟んで一日の終わりのAM12時前に、2回

の深夜観察を行いました。

午前の観察では、快晴に恵まれ、天の川もちょうど

剱御前~立山~浄土山の上空に上ってきており、と

ても美しい景色を楽しむことができました。

午後の観察では、残念ながら薄雲が漂っていて、星

空はいまいちでした。立山雄山頂上の背景が、天の

川で彩られる時間帯を狙っての散策でしたが、ちょ

っと残念でした。そのかわり、富山平野の夜景がキ

ラキラと光っていたのが美しかったです。

立山三峰と浄土山にかかる天の川。左下は室堂山荘(4月18日AM1:30)

剱御前~別山~真砂岳上空の天の川。右下は室堂山荘。

浄土山にかかる天の川。室堂山には、さそり座が上ってきています。赤い明るい星は、さそり座のアンタレス。

雄山の上空には天の川下のアルタイルが輝いていました。

剱御前の上空にカシオペア座。別山~真砂岳の上空にはたくさんの人工衛星が飛んでいました。

浄土山の鞍部にある室堂山。室堂山の向こうに銀河が拡がっていました。

室堂山荘と真砂岳

午後の部4月18日PM11:30。午前の部とは異なり、そろそろ天の川が上ってくるのですが、薄曇りのためおとなしめな夜空です。

4月19日AM0:00。室堂平天空が晴れそうにありません。美しく輝く富山平野の写真を撮って帰舎。

 

雪の妖精? ライチョウ(メス)特集

先ほど、昨日観察&撮影したライチョウの写真をブ

ログUPさせていただいたところですが、貴重な真

っ白なメスの写真が館内利用者のお客様から好評を

得ていましたので、せっかくですので、出し惜しみ

なく、追加で特集紹介させていただきます。

巷では、北海道の“シマエナガ”が人気ですが、ライ

チョウも、可愛さでは負けていません。

真っ白な雪の中で、真っ白なライチョウはまるで

“雪の妖精”です。強靭な生命力で厳冬期の立山の

大自然の中で生き抜き、立山信仰では“神の使い”と

されていますが、“単純な可愛さ”だけでも十分に

虜(惜し)になってしまいますよね。

みなさんも、是非、ライチョウを見に来てください。

なお、①ライチョウには近づきすぎない(30mは

離れてください。)②ライチョウの繁殖場・餌場と

なる高山植物の緑地に踏み入らない。③外敵や感染

菌の蔓延の原因となるゴミ捨ては厳禁です。

ルールとマナーを守ってください。

今日は、ちょっと暑いので(5℃ぐらいですが)、ハイマツ林の中で一休み。

見てください。キュートなおみ足!

シルエットは、まるで「鳩サブレー」

ツブラな瞳にズッキュンです。かわいいですね。

まん丸、フワフワ。ボールではありませんよ。

今度は、“雪見大福”みたいなシルエット。カッ、カワイイ!

美人さんのお顔アップです。

お食事中の写真。ガンコウランの葉を食べていました。

「何?」 周辺を警戒中に、こっちを見てくれました。

雪の中にいると、保護色で本当に見つけづらいです。

遠くまで見回して警戒する時は首を伸ばします。意外と長い首ですね。

尾羽の方に、夏毛に生え変わりの羽毛が付いています。

羽毛下に空気をためているので、正面から見るとまん丸です。

雪解け穴に入って、ミヤマハンノキの冬芽を食べていました。絵本のような写真になりました。

雪穴の中から首だけ伸ばして木の芽を食べています。

今年も無事繁殖に成功して、たくさんの雛を連れて歩き回ってくださいね。心から願っています。

R8年4月17日 立山室堂ライチョウ目撃情報

連日、立山室堂にたくさんのお客さんがいらっしゃ

っています。一面銀世界の雄大な立山の山岳風景と、

世界的にも有名な「雪の大谷」が、一番の見所です

が、「まっ白なかわいい“ライチョウ”に会いたい!」

というお客様もたくさん来所されています。

当センターの「立山ライチョウ見守りネット」でも

最新の目撃位置情報を公開していますが、昨日

(4/17)は、126名の方から数か所での目撃情報が

ありました。その内、自分で確認してきた2か所で

の雷鳥3羽を写真にてご紹介させていただきます。

最近、カヤクグリのほか、山地帯のシジュウカラ、

ヤマガラ、キクイタダキ(一番最後の写真)の目撃

情報も寄せられていますが、室堂も暖かいのでしょ

うか?

えんま台(雄山側の山崎カール案内看板近くのハイマツ林)にて。オス1羽

上記写真と同じ場所・個体。日中は樹下でウトウトと目を閉じていたり、周辺の木の芽を食べたり・・・。

エンマ台~雷鳥荘の中間地点(血の池横の冬道横ハイマツ林)メス1羽

上記写真と同じ場所・個体。白くて、丸くて、フワフワ。可愛すぎます!

上記メスと同場所。今年のつがいになるかも?時折、羽を広げて、ディスプレイ(求愛行動)の練習をしていました。

上記と同じ場所・個体のオス。赤と青の個体識別の足環がつけっれており、一部愛好者の方から、「アカオくん」と名付けられています。2018年に足環がつけらっれたので、最低でも8歳以上の個体です。

 

上記オス・メスと同場所で撮影投稿されたキクイタダキ。日本で最小の鳥ですが、姿も羽根色もトップ級のアイドルです。※お客様(きのこよさん)からの投稿写真。 

R8年4月17日 今日の室堂平、積雪状況など

本日(4月17日)で、アルペンルート開通3日目。

今年は、雪が少ないとされていますが、それでも

多いところで10m近い積雪があります。

室堂平近辺の現在の写真をUPしますので、GWな

どにお越しになられる方は、身支度などの準備の

参考にしてください。

 

室堂バスターミナル屋上出口からの状況。

立山自然保護センターと室堂ターミナルを屋外で連結する“雪の回廊”

ターミナル前広場の雪原の様子。夏とは違って、散策路以外でも、雪原上ならどこでも歩けます。

海外の方にも人気の山岳。剣岳をバックに記念撮影。

みくりが池やみくりが池温泉へ向かう雪原散策路のようす。重機で踏み固められた歩道ですが、滑りやすいので注意!

慰霊塔やみくりが池展望台近くの様子

みくりが池への散策路は、途中、アップダウンが2か所あります。一歩一歩滑らないよう、慎重に歩いてください。

今日(4/17)のみくりが池。湖面上の積雪が融けて、温泉側の氷面が見えてきています。

雪解けが進むエンマ台。ライチョウが居たので、たくさんの人が集まっていました。

今日は、高曇りで太陽に幻想的な日傘が差していました。

R8年4月16日 室堂のオリオン座

ここ二日間、明け方の星空観察が続いていましたの

で、夕食後の就寝前に外に出てみることにしました。

PM8:30、気温は0℃。天気は晴れ。星たちが瞬いて

いましたが、ものすごい強風。

とりあえず、西の空の低い位置に輝くオリオン座を

探してみると、もう、1/4ぐらいが国見岳に沈ん

でいました。(ちょっと出遅れてしまいました。)

時折の突風で、三脚が倒れそうになるなどの試練に

耐えながら、ホテル立山さんの周辺にて、室堂平の

星景を楽しみました。強風のせいで、湯冷め&酔い

覚めの夜間散策となりました。

左側に国見岳に沈みがけのオリオン座。薄曇りの富山平野の夜景と大日岳。

国見岳に沈みがけのオリオン座とシリウス。室堂平でも冬の星座から春の星座へバトンタッチが進んでいます。

今夜PM10時ごろの立山三峰と浄土山。(この時間では、まだ天の川は上ってきません。PM12時ぐらいからでしょうか?)

室堂平の雪原と剱御前~別山~真砂岳方面の星空。ツツツート、飛行機が横切っていきました。

ホテル立山(室堂ターミナル)前から大日岳・奥大日岳を望む。日中は、たくさんの人でにぎわっていました。

ホテル立山の直上に輝くシリウス、オリオン座、その上の木星、ふたご座。ホテル立山は、本年は8月いっぱいまで営業とのこと。