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立山自然保護センターブログ

R8年5月26日 雄山登山情報

今朝、雄山に登山してきました。

室堂の宿舎を、もう明るくなった午前4時10分に出発し、30分ほど固くしまって凍結した雪面歩道を歩きました。

一の越山荘手前から積雪が無くなり、以降頂上までは、夏道が続いていました。

午前5時40分頃に雄山神社社務所前に到着。頂上付近には多くの雪が残っていましたが、しっかりとしたトレースが残っているので、スリップに注意しながら雄山神社峰社まで登ることができました。

残念ながら、富士山までは見えませんでしたが、比較的に眺望が開けていたので、近隣の剣岳や北アルプスの山々が良く見えました。

下りの夏道では、浮石や岩の上の砂利に足を乗せないようにして、また、雪面では、一歩ずつグリップを確かめなて滑落しないよう注意しながら下山しました。午前6時50分には宿舎に戻れましたので、今日もいつも通りにセンターに出勤です!

室堂から一の越までは、雪面が続いています。簡易アイゼン以上が必要です。

一の越山荘手前100mから雄山頂上までは、夏道となっています。

現在は、一の越山荘前のチップ制トイレは閉鎖中です。

上りは赤ペンキ、下りは黄ペンキの矢印・〇・✖の目印に従って進みます。

雄山神社の社務所が見えてきたら、もうすぐです。

今日は、誰にも会わないなぁ~と思っていたら、足元に先行登山者が1名!そこの小さい人、どいてくださ~い。

稜線からの登山道には、雪はもうありません。

社務所直下。頂上は、もう少しです。

5月26日現在の雄山頂上の状況。建物や人の歩いたトレース以外には立ちいらないで!

夏道と同じように鳥居の下をくぐって、峰社頂上にアプローチできます。

本日の眺望。残念ながら富士山は見えませんでした。

大汝山・富士の折立へのルート状況。ほぼほぼ雪は融けていますが、現在も、まだまだ上級者コースの状況です。

今日の剱岳。

室堂ターミナルから、雪の大谷、天狗平の現在の積雪状況。

室堂山荘、室堂ターミナル、みくりが池の現在の積雪状況

雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥沢野営場、雷鳥沢の現在の積雪状況。

 

 

R8年5月25日立山室堂朝散歩 ライチョウ&ワニ・コアラ出現!

今週末(5/23(土)、5/24(日))は、小雨・霧にて肌寒い天候でしたが、みくりが池周辺やバスターミナル前広場にて、ライチョウがたくさん出現していました。お陰様で、当センターの受付窓口には、連日、数百人規模の方々からライチョウ目撃情報が寄せられており、たくさんのお客様に“ライチョウ観察記念シール”を配布させていただきました。

本日(5/25(月))は早朝から快晴となり、ライチョウを観察しながら散策してきましたので、現在の立山室堂の風景をご紹介させていただきます。

雪解けが進む、みくりが池への散策道横でのライチョウのツガイ。

上記ツガイのオス。素早く歩くときは尾羽を持ち上げて歩きます。

同じく上記ツガイのメス。メスも、もうすっかり、夏羽仕様です。

本日のカヤクグリ。今朝も素敵な囀りで挨拶してくれました。

昨日と異なり今朝は、富山平野の眺望も良かったです。(手前は、天狗平山荘&立山高原ホテル)

今朝のみくりが池&立山三峰・浄土山。

美しいアイスブルーのみくりが池の氷。最近の降雨で、だいぶん融けてきました。

夏道が出てきた、バスターミナルからみくりが池展望散策路の様子。

みくりが池温泉手前からの奥大日岳の展望。

雪解けが一気に進んだ、火山ガス監視ステーション前広場。

室堂山荘と浄土山。ライチョウ保護区域には環境省による立ち入り禁止ロープが張られています。

雄山の雪絵。有名な『ワニ・コアラ』わかります?

 

R8年5月19日 今日のライチョウ

今朝(5/19(火)AM5:30~AM7:00)も、立山室

堂のライチョウたちを観察してきました。

オスもメスも、すっかりと夏羽に換羽してきました。

繁殖期に入り、毎年のナワバリ箇所にオスとメスの

カップルも増えてき、オスのメスに対する求愛行動

やオスどうしの闘いや見張り行動など、室堂平も賑

やかになってきました。

ターミナル前園地から下りきった所。ツガイA(4-1)のオス。

ツガイA(4-2)のメス。日の出前なので、上記オスのすぐ横のホンドミヤマネズの低木帯に隠れていました。

ツガイA(4-3)のメス。ヒョッコリと顔を出して、周辺をうかがっています。カワイイ!

ツガイA(4-4)のメス。メスの方が、育雛期に天敵に襲われる経験が多いせいか、オスより臆病(慎重)なようです。

血の池横ミヤマハンノキ林の単独オス。一昨日までツガイを形成していましたが、昨日、メスがエンマ台に移動(カップル解消?)したそうです。

室堂山荘近くの夏道横のツガイB(5-1)のメス。(2024年10月に足環がつけられた個体。)

ツガイB(5-2)のメス。しきりにガンコウランの葉をついばんでいました。

ツガイB(5-3)のオス。三日前から、同じ場所でこのツガイを観察しています。

ツガイB(5-4)のオス・メス。仲良しさん達の後ろ姿も愛らしいですね。

ツガイB(5-5)のオスメス。この後、メスの方は灌木林のなかに隠れて、オスが周辺の見張りを行っていました。

R8,5,16 今日のライチョウたち

本日(5月16日)も出勤前に、ライチョウ観察に出

かけてきました。

ライチョウ達もここ2~3日で急激に冬羽(白い羽

根)が夏羽に生え変わってきているようです。

室堂平一帯を散策していると、雪面のあちこちに、

ライチョウの白い羽根が落ちています。

また、そこかしこにて、オス&メスのツガイを見か

けるようになってきました。ただし、まだまだ、熾

烈な婚活は、これからでして、カップルの確定もこ

れからが勝負のようです。

昨日のブログでもお願いさせていただきましたが、

①ライチョウたちの貴重な棲息地となる高山植物帯

に踏み込まないこと。②ライチョウを取り囲んだり

近づきすぎないこと。(最低5mは離れて!)

など、ライチョウたちの生活をやさしく見守ってあ

げてください。お願いいたします。

きのこよさん投稿写真。リンドウ尾根(エンマ台近くにて)の人気者のオス個体。

きのこよ様投稿写真:エンマ台でのディスプレイ(求婚行為)。 “恋の季節”到来ですね。

室堂山荘近くハイマツ林のツガイ① 4月から観察を続けているオス個体。今日はツガイでいました。

室堂山荘近くハイマツ林のツガイ② まん丸、ふっくらしていますね。

室堂山荘近くハイマツ林のツガイ③ ツガイのメスはハイマツの中で休息中。

室堂山荘近くハイマツ林のツガイ④ 10分後にもう一度覗いてみると、いつのまにか2羽仲良く並んでいました。

室堂山荘近くハイマツ林のツガイ⑤ この2羽を眺めているとなんだか幸せな気分になれますね。

室堂山荘近く夏道散策道横のツガイ① オスは見張り中。

室堂山荘近く夏道散策道横のツガイ② メスは笹薮横で“鳩サブレーシルエット”でちょっと休息中。

室堂山荘近く夏道散策道横のツガイ③ ちょっと、首を伸ばしてキョロキョロ。つぶらな瞳がカワイイですね。

室堂山荘近く夏道散策道横のツガイ④ 正面から見るとこんなお顔。すっかり夏羽模様ですね。

 

R8,5,15 ライチョウをやさしく見守って!

本日も快晴。午後から室堂平一帯のゴミ拾いをかね

て、ライチョウパトロールに出かけてきました。

午前中から、お客さんからの目撃情報が集中してい

た、みくりが池温泉手前の夏道遊歩道&展望台付近、

みくりが池温泉周辺のハイマツ林、エンマ台から

血の池・リンドウ池の稜線遊歩道を集中的に回って

きました。

残念ながら、高山植生を踏みつけながらライチョウ

を撮影している方や、一休みしているライチョウに

数十センチまで近づいている方がいらっしゃしゃっ

たので、注意・お願いした事案が数件ありました。

※現在、急激に雪解けが進んでいます。立ち入り禁

止ロープが設置されていなくても、高山植物が露出

した場所では、立ち入らず根茎葉を踏みつけて枯死

させないよう注意してください。また、ライチョウ

とは、最低でも5mの距離を取って離れてください。

ライチョウが近づいてきたら、自分から離れてくだ

さい。(ライチョウは、あなたに近づきたいのでは

なく、その場所に行きたいだけなのですから・・。)

これから、ライチョウ達の大切な繁殖期に入ります。

モラルと節度を持って、ライチョウたちを温かく見

守り保護していきたいので、みなさんのご協力をお

願い致します。

【立山自然保護センター所長よりのお願いです。】

みくりが池温泉下の地獄谷遊歩道側にいたオス①

 

みくりが池温泉下の地獄谷遊歩道側にいたオス②

血の池・リンドウ池稜線歩道近くのオス① 先日は、みどり湖近くの岩場で見張りしていたオスでした。

血の池・リンドウ池稜線歩道近くのオス② ウトウトと一休みし始めました。近づきすぎないでそっとしてあげて!

みくりが池温泉横のハイマツ林のオス① 近くにメスがいた報告がありましたが、見当たりませんでした。

みくりが池温泉横のハイマツ林のオス② だいぶん、夏羽に換羽が進んできました。