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立山自然保護センターブログ

R8年9月29日 ライチョウ情報(みかんファミリーⅡ)

先ほどのブログに続いて、9月29日のエンマ台下の血の池・リンドウ池稜線のみかんファミリーの写真です。

散策道からハイマツ・ガンコウランの低木層に移った後のファミリー写真です。

母鳥(通称みかん)

母鳥

優しい顔つきの母鳥。でも子育て(育雛)のベテランママです。

周囲を警戒している母鳥。いつも自分が採餌するより子供を守る警戒を優先させています。

警戒中のお母さんの横に子(若鳥)が寄り添ってきました。大きくなっても甘えんぼうさんですね。

母鳥、若鳥、若鳥の3ショット!やっぱり、親子ですね~。雰囲気が似ています。

クロマメノキの木の上に乗っている兄弟たち。

お腹の下には、大好物のガンコウランの実があります。

若鳥。よいしょ!ちょっとした崖もへっちゃらです。

R8年9月29日 ライチョウ情報(みかんファミリーⅠ)

本日は、朝から小雨&霧。気温も低く雄山山頂では初雪が降ったそうで、立山室堂での気温も7℃ぐらいでした。

午後2時頃からは雨がやんできましたので、久しぶりにライチョウ探索に出かけました。

結果としては、血の池・リンドウ池稜線にて親子5羽(母鳥1、若鳥4)、エンマ台にて単独オス1、代替歩道で単独オス1と親子2羽(母鳥1、若鳥)の合計9羽に逢えることができました。

まずは、今年7月3日にエンマ台~血の池に出没した“みかんファミリー”に久しぶりに逢えることができましたので、エンマ台先の血の池・リンドウ池稜線の親子5羽の写真を2回に分けて公開いたします。約3か月で大きく立派に育った子供たちをご覧ください。

母鳥(通称みかん)7月3日に5羽を孵化させましたが、現在は4羽の子が残っています。

母鳥。

母鳥と子(若鳥)

母鳥と若鳥

若鳥(風切羽が生えそろっていないので、まだ幼鳥に近いです。)

かわいい若鳥のフワフワ胸羽毛。

若鳥の特徴は、白点が多く、縦に流れて(繋がって)見える?ところです。

ライチョウの首は180度回転することで、周囲警戒が万全になります。

若鳥兄弟写真。

若鳥。兄弟が4羽も残っている家族はごく稀です。※室堂平では、推定で3家族ぐらいです。

R8年9月28日 立山室堂ライチョウ目撃情報

先週は、シルバーウィーク連休として、紅葉ツアー週末としてたくさんのお客様が立山室堂にいらっしゃいました。

みなさん、どうもありがとうございました。

お天気が比較的に悪い日には、特に雨や濃霧の時間帯を中心に、ライチョウさんはたくさん人前に出てきてくれました。

日単位の目撃報告件数は、以下のとおりです。

9/19(晴れ/曇り)31件、9/20(曇り/晴れ)60件、9/21(晴れ/曇り)32件、9/22(晴れ)34件、9/23(晴れ/曇り)35件、9/24(曇り/晴れ)17件、9/25(晴れ/曇り)13件、9/26(雨・霧)59件、9/27(雨・霧)25件

先週は『ライチョウ見守りネット』に素敵なライチョウ写真をたくさん投稿していただきました。

貴重なお客様の写真をこのブログにて再公開させていただきます。(夢貯様、きのこよ様、むむ様、岡田様、よろずの里様、かの様、かわいいライチョウさんの写真投稿どうもありがとうございました。

※最近の写真が無くて困っていました。助かりました・・・。)

最後の写真は『ライチョウ秋羽根オスメス判別写真』です。R7年9月21日ブログからの再公開です。ご参考にまで。

リンドウ池の親子5羽。写真は若鳥(9,19PM0:25夢貯様投稿写真)

雷鳥荘下での親子2羽。写真は母鳥(9,19PM2:25きのこよ様投稿写真)

慰霊塔近くの成鳥オスメス2羽。(9,21AM8:00夢貯様投稿写真)

慰霊塔近くの親子4羽。(9,21AM8:10夢貯様投稿写真)

慰霊塔~室堂山荘中間地の成鳥3羽。写真はオス(9,23PM2:40むむ様投稿写真)

エンマ台血の池側の親子5羽。(9,24AM9:14岡田様投稿写真※みかんファミリーかも?

真砂岳下部大走りの親子4羽(9,24am11:30よろずの里様写真投稿)

慰霊塔近くの親子4羽。写真は母鳥(9,27AM11:45かの様)

秋羽根の成鳥オスメス判別写真

連休記念 ライチョウのお食事特集

シルバーウィークの連休を記念しての特集記事です。

頻繁に、お客様から「ライチョウは何を食べているの?」という質問を受けます。

いつも植物名でお答えしているのですが、やはり写真等での説明が必要かな?と感じていたので、今回は、ライチョウさんのお食事中の生態写真と植物写真を組み合わせて説明いたします。

最近の写真に加え、長年、当センターHPブログ等に貯めこんでいた“貴重な生態写真”も含めて、再公開いたします。

春先の雪融けあと地では、よくガンコウランの葉を食べています。口の中にガンコウランの葉が見えます。(R8,4,17血の池、メス)

エサの少ない冬や春には、ミヤマハンノキやナナカマドなどの樹木の冬芽を食べています。(R84,17血の池、メス)

ガンコウラン。ライチョウは葉(春夏)も実(秋)も大好物です。

高山植物の花が咲き始める頃からは、柔らかい葉や花を好んで食べます。(R8,7,18室堂平、母鳥)

母鳥と同じように雛たちも花が大好き。写真はチングルマの花(R87,20室堂山、雛)

ライチョウは、いろんな花びらを食べています。写真はオオツガザクラ(2018,7,13室堂平、雛)

この雛もイワカガミやアオノツガザクラの花びらを夢中についばんでいました。(R87,20別山、雛)

幼鳥3羽がしきりに、ガンコウランやクロウスゴの樹の実を食べていました。(R8,9,15室堂平、幼鳥)

大好物のクロウスゴの葉と実。似た樹木のクロマメノキも大好物。

クロウスゴの実を食べたあとは、この“紫ウンチ”が排泄されます。

意外にも、湿布薬の臭いがするシラタマノキの実も大好物です。(2024,10,13ミドリガ池、オス)

シラタマノキ“白玉の木“”の実。葉・枝・実には“サロメチール臭”があります。

 

ハイマツの実も栄養価が高いのでよく食べます。実を取り出しています。(2018,9,29室堂平、オス)

ハイマツの松ぼっくりの中には、おいしい実がたくさん詰まっています。

そのほか、甘いコケモモの実も大好物です。

クモマヒナバッタなどのバッタ類も、親や雛の貴重なタンパク源として採取しています。

ウラジナナカマドの実も食べるそうです。

貴重な、樹に登ってウラジロナナカマドを食べている生態写真。(2017,10,25ミクリガ池、メス)

 

R8年9月19日 立山室堂ライチョウ情報

今日(9月19日)からシルバーウィーク(5連休)です。

立山室堂にもたくさんのお客様が訪れてきていますが、みなさんが楽しみにされていますライチョウの目撃情報をお知らせいたします。

近日のライチョウの出没状況を端的に言い表しますと、

「晴れると出てこない。雨や濃霧などのお天気が悪い日にはたくさん出てくる。」

という日が続いています。当センターへの目撃情報数も、以下のとおり、

9月14日(月)[曇・霧]:29件、9月15日(火)[雨・霧]:33件、9月16日(水)[雨・霧]:45件

9月17日(木)[晴]:15件、9月18日(金)[晴・雲]:3件、9月19日(土)PM12時現在[晴]:4件

とお天気の悪い日の方が圧倒的に出現数が多いようです。

以下、今朝、代替歩道で逢ってきたオス・メスペアと先日、慰霊塔近くでも目撃した母鳥(写真は取れなかったですが、幼鳥は3羽)の写真を公開します。

オスの成鳥。メスより早く秋羽根に換羽しているので全体的に“真っ黒”な感じです。(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

時たま、「グッ、グッ」と低い声でこちらを警戒していました。(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

今年は繁殖がうまくいかなかったのか?見た目は、夏羽根のメス。これから秋羽根に換羽か?(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

時たま、耳を澄ますと、「ヒッヒッ」という息を出すような鳴き声を出していました。(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

 

メス。吸い込まれそうな、つぶらな黒い瞳。イワイチョウの草むらベッドで夜を過ごしたか?(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

メス。まあるくてかわいいです。(9/19室堂山荘近く。代替歩道)

3羽の幼鳥といっしょにいた母鳥(9/7慰霊塔)。足環から、2回目の繁殖で7/21に6羽を孵化させた母鳥と判定。

母鳥の顔アップ(9/7慰霊塔近く)2回の出卵と子育てのため、秋羽根への換羽が他のメスより遅れているようです。