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立山自然保護センターブログ

新しい命

2022.07.08

 

夏山開きから早くも1週間が経ちました。
好天が続き残雪がみるみる解けていよいよ夏山らしくなってきました。

6月の下旬から各所で雷鳥の巣立ちが続いてますが昨日カヤクグリの巣立ちを確認できました。

ある程度自分で昆虫捕まえて食べたりできますがまだまだお母さんに甘えてビービー鳴いて餌をおねだりしてます。

ほとんど誰も見向きもしないカヤクグリのヒナですが親子のやりとりや拙い飛び方や鳴き方は観察してみるととても面白いです。

街は連日の猛暑で体調管理が大変かと思いますが室堂は20度以下で過ごしやすいので是非可愛いヒナや幼鳥に会いに来てください。

2022/04/24日曜日

本日はあまりスッキリしない曇り空です。
休日なのでたくさんのお客様がいらしており雨じゃなかっただけでも良かったかなと思います。
積雪は室堂平で8m以上とたっぷりですが、風衝地の雪解けはどんどん進んでライチョウが大好きなハイマツが顔を出してきています。それに伴い今まで仲良くつるんで集団行動をとっていた♂は各自の縄張りに入り見張り行動やケンカが見られるようになりました。いつでも当たり前にライチョウに会える季節到来です。今シーズンはライチョウの世代交代が多そうなのでどんなペアができるのかとても楽しみです。雪上であたりを警戒中の♂。そろそろ岩上で目立つようになります。

立山で繁殖するカヤクグリも美声の歌を聴かせてくれるようになりました。

 

問い合わせの多い玉殿の湧水ですが汲めるようになるのはまだまだ先のようです。

今年度も、立山自然保護センターが開所しました。

本日、4月15日、立山黒部アルペンルートの開通に合わせて、立山自然保護センターが開所しました。

朝から多くの方が室堂平に来ています。

 

あいにくの曇となり、雄山が残念ながら顔を見せてくれませんでした。

 

遊歩道には保護ロープがあるので、ロープの外には立ち入らないようにお願いします。

 

みくりが池の水面も雪の下です。

 

去年よりも早く、雪の回廊とセンターがつながりました。雪の回廊の高い場所で11mとなっています。

 

雪の大谷は天気が悪く見えないので、後日に紹介していきます。

 

 

 

今年も、ライチョウ君たちに合う事が出来ました。

 

今年も、たくさんの雄大な立山を見せてくれることでしょう。

 

 

初夏、めいてきました。

北陸地方も、梅雨明けの発表があり室堂平も、初夏めいてきました。

 

チングルマなどの花も多くなってきました。

 

イワイチョウ

 

ゴゼンタチバナ

 

マイズルソウ

 

クルマユリ

 

今年は、コバイケイソウの花をよく見かけます。

 

アキアカネも避暑に来ています。

 

ホシガラスも見かける様になりました。

 

ライチョウの親子、ちなみにヒナが3羽います。

ヒナは、定期にお母さんのお腹の下で温まないと死亡するかので、見つけても取り囲まず

ライチョウが行きたい方向を察するようお願いします。

2021.06.05高山植物開花

昨日の荒れた天気から一転、今日は晴れて気持ちのいい気候です。
室堂平中心部の積雪はついに5Mをきり4m70cmとなりました。
風衝地では植生が出ていて短い夏に命を燃やす高山植物が次々と芽吹いてます。
ライチョウ以外の高山鳥達もいつものメンバーが出揃って繁殖活動真っ盛り!
雪景色の立山はもちろん魅力的ですが、これからは残雪と高山植物や野鳥を楽しめるいい季節です。
下界のストレスや暑さを癒しに是非立山へ起こしください。

だいぶ減りましたがまだ4m70cmもの積雪です。

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室堂周辺で一番最初に開花するガンコウラン 。立山のライチョウにとって主食となる大切な植物です。

ハクサンイチゲもあちこちで芽吹いてます。

元気に囀るカヤクグリ。その他にもメボソムシクイ、ウグイス、キセキレイ、イワヒバリなどが室堂周辺で営巣し繁殖活動をします。