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立山自然保護センターブログ

R8年9月18日 アルペンルート沿い追分・国見散策

本日(9月18日)は、休暇明けの上山日です。AM7時30分頃から、晴れわたって清々しいアルペンルートを軽快に走行させての出勤です。

先週は、弥陀ヶ原を散策しましたので、今週は、ちょっと気になっていた追分料金所手前の駐車場で一息休憩。

この場所は、松尾峠展望台散策道の入口で、周辺の湿原だけですが散策してきました。

標高1,850mですので紅葉はまだなようで、クロマメノキ(室堂平では、大半がクロウスゴなのですが・・・。)の液果が熟し、季節外れのチングルマの花も観察することができました。

松尾峠への入口です。左側の周回コースは通行止めです。直進の本道は、通行できますが工事中につき“通行注意”です。

展望台へは、なだらかな起伏の湿原を通っていきます。

下方の弘法方面。湿原と鍬崎山(2089.7m)の遠望。

寂しくポツンと咲いていたチングルマの花。

クロマメノキの液果。実の先が臼状にへこまないで、絞り取られたような“おちょぼ口”が特徴。

弥陀ヶ原方向(上方)の散策道。正面は、国見岳下の天狗山。

秋晴れの大日岳方面の景色。ナナカマドなどの紅葉はまだまだ。

少し移動して、大谷手前の国見駐車場から眺めた剱岳。

剱岳~剱御前~別山の山脈。

別山~真砂岳~立山三峰の山脈。左下に地中から湧き出る御赦免滝(ソーメン滝)が見えます。

いつもより、ちょっと低い場所から見上げる立山三峰。立山室堂バスターミナルも見えます。

 

 

R8年6月12日 美女平~弥陀ヶ原の現況情報

今日(6月12日)は休み明けで、平野部から眺めると立山山塊を厚く覆っている雲の中に突入しながら、標高2,450mの室堂に上山してきました。

昨夜は、冷え込んだとのことで立山室堂でも薄っすらと雪が降ったそうです。(ちょっと、ビックリ!)

霧雨で10℃に満たないヒンヤリとした空気の中、上山途中での美女平周辺や弥陀ヶ原の雪融けや植生状況などを見て回ってきました。

美女平では、キビタキやクロツグミなどの美しい夏鳥たちの囀りを聞きながら、薄緑色のブナの若葉を楽しみ、滝見台や大観台で荘厳な称名滝の遠望や霧の中の立山スギの巨木を仰ぎ見てきました。

また、雪融け直後の弥陀ケ原では、鮮やかな樹々の新緑や植物たちの芽吹きなど、春のいぶきを体感してきました。

室堂では、今現在(AM11:00)外気温は5℃です。まだまだ、この時期に弥陀ヶ原や室堂にいらっしゃる場合は、寒さ対策は必要なようです。ウインドブレーカーなどの上着を一枚、お忘れなく。

 

 

アルペンルート沿いの滝見台からの称名滝(太い方)の遠望。細い方が、春~梅雨時期限定のハンノキ滝(涅槃の滝)。

大観台展望台からの称名滝の遠望。弥陀ヶ原からの溶岩台地の末端が確認できるスポットです。

大観台の“名前も付いていない”立山スギの巨木。

 

大観台~弘法付近(標高1,200m~1,600m)のアルペンルート沿いでは、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が咲いています。

弥陀ケ原(1,930m~)の雪融け状況。(2,100mの天狗の鼻展望駐車場からの遠望)

国民宿舎立山荘付近(カルデラ展望台付近)の針広混交琳。

弥陀ケ原(弥陀ヶ原ホテル下)の現況。散策道には、もう雪は残っていません。

弥陀ケ原の積雪は、谷部に少し残っているだけ。新緑は、ダケカンバ。

“ガキの田”に写り込む風景が美しいです。

弥陀ケ原の湿原性植物等の開花は、これからです!ナチュラリストによる自然解説ツアーは、7月24日~8月31日までは毎日開催。それ以外は、土日祝日のみ。※開催日や時間などは、要HP確認!

弥陀ヶ原ホテル前散策道のシラネアオイ。最近、絶えたとの噂があったのですが・・・小株が2株残っていました。ガンバレ!

 

立山黒部アルペンルート 3季(夏・春・冬)変化

本日(R8年5月2日)、立山有料道路で上山しまし

た。初夏の様相を呈してきた山麓から、まだ春の

花々が美しい美女平・ブナ坂、昨夜の新雪にて急激

に冬景色にもどった弥陀ヶ原・天狗平、そして一晩

で20cmの降雪があった室堂までの、夏の世界から

春や冬の世界に、たった1時間で移り変わる季節変

化の移動写真を公開いたします。

緑色がまぶしい、出発地点の千寿ケ原(立山駅付近 標高500m)の新緑。

美女平先のブナ坂付近(標高1,100m)。雪も融けてきて、ブナの新緑が始まりました。

同じくブナ坂(標高1,200m)からのブナの新緑

美女平~ブナ平間のアルペンルート沿いに目立って咲いていたタムシバ。写真は大観台付近(標高1,500m)

弘法(標高1,600m)から弥陀ヶ原、大日岳・奥大日岳~立山を望む。まだまだ、早春の風景。

弥陀ケ原の国民宿舎立山荘。昨夜の降雪でまた、冬景色に逆戻り。

美松付近(1,700m)のアオモリトドマツ(オオシラビソ)林。着氷雪で固まっていました。

弥陀ケ原の遠望。見える台地が標高1,600m前後。

国見駐車場(標高2,350m)からの剱岳遠望。すっかり冬山に戻っていました。

室堂手前の大谷(標高2,400m)。“雪の大谷”は、5月いっぱいまで、まだまだ楽しめます。

 

「立山の雪と雪の回廊」講演会の開催状況

昨日(R8年4月25日)に立山自然保護センター

自主企画としまして、「富山県カルデラ砂防博物

館」の学芸課長 飯田肇氏を講師としてお招き、

「立山の雪と雪の回廊」講演会を開催いたしまし

た。

参加者32名は、1Fレクチャールーム及び当セ

ンターと室堂ターミナルを屋外で連結する「雪の

回廊」にて、特色ある立山室堂の雪氷についての

講義を受けました。

今シーズンは、積雪深のピークが2月上旬であり、

例年なら積雪深が増加する2月下旬や3月上旬で

の積雪深の増加が見られなかった、“珍しい年”だ

ったそうです。また、積雪断面の解析から、昨年

12月や本年3月に形成された、降雪ではなく、

“降雨”による氷の層が何層も確認することができ

たそうで

す。※下写真「雪の壁カレンダー」参照!

これもやはり、地球温暖化の影響でしょうか・・

・。私たちの生活にも影響ある環境変化には、

敏感であるべきでしょう。

世界でも有数の豪雪地帯である立山地区の雪氷などについて、ご講義頂きました。

飯田先生は、国内で初の“氷河”を立山地区で発見された方です。

4月25日現在の、立山自然保護センター周辺の積雪状況及び立山3峰の遠望。

「雪の回廊」での現地講義の様子です。

「雪の回廊」の現在の最大積雪深は6.3mです。

熱心に聞き入る受講生のみなさん。

今シーズンの積雪の特徴など、わかりやすく解説していただきました。

雪や氷のことなど何でも質問にお答えいただいた飯田先生。わかりやすいご説明、ありがとうございました。

雪の大谷に展示されている積雪層毎に説明されている「雪の壁カレンダー」。地球規模の気象情報など勉強になりました。

 

 

雪テラスオープンしました。

立山室堂、今日も快晴!青空の下、雪の大谷パノラマロードも賑わっております。

室堂のアルプス広場,立山雪テラスが本日オープンしました。(雪テラスは24日まで、天候によっては、見合わす場合がございます。)

バスターミナル屋上から立山自然保護センターへ向かう雪の回廊も楽しめます。(積雪の高さの最もたい所は、4月22日時点で6m30㎝)

みくりが池周辺で見かけるライチョウ目撃情報が立山自然保護センターに届いております。

どうぞ、お気軽にお立ち寄り下さい。

スタッフ一同お待ちしております。