R8年6月30日 奥大日方面(室堂乗越)高山植物&ライチョウ情報
先ほどのブログに続いて、3日前(R8年6月30日)の奥大日岳方面の高山植物&ライチョウ情報です。
奥大日岳手前(雷鳥沢野営場側)の室堂乗越は、立山室堂にあるような高山植物と弥陀ヶ原などの亜高山帯の植物が混在して観察できる面白いスポットです。また、稜線上付近は、立山室堂より、1週間~10日間程度早く雪融けしていますので満開の花々を観察することができます。開花確認は、アオノツガザクラ、ミネズオウ、チングルマ、クロマメノキ、ベニバナイチゴ、ウラジロナナカマド、ツマトリソウ、マイヅルソウ、イワカガミ、イワイチョウ、シナノキンバイ、キジムシロ、ミツバオウレン、ミツババイカオウレン、ゼンテイカ、コバイケイソウ、キヌガサソウ、オオバキスミレなどでした。
また、標高2,400mの霧の中の登山道にて、ライチョウ(メス)に遭遇しました。よ~く、耳を澄ますと、「ピィー、ピィーッ」という1年ぶりのうれしい鳴き声が、ハイマツの藪の中から聞こえてきました。(姿確認で3羽。声確認で1羽。合計雛4羽か?)
雛鳥は、孵化後1~3日ぐらいでしょうか?母鳥も「クークー」とわが子が離れないよう呼び続けており、登山道に出てきた雛鳥は、母鳥に一目散に逃げ込んでいました。立山室堂のライチョウ達と違ってか、人馴れしておらず、周囲への警戒を強めている母鳥の写真を1枚撮らさせていただき、雛鳥の写真撮影は自重しその場を即座に離れることとしました。
室堂平でも、かわいい雛たちに会えることが待ち遠しい限りです。
※このブログ入力中に、今シーズン初となるお客様からの雛目撃情報が入ってきています!
明日早朝は、立山室堂での初雛デビューの確認にいってきます!

雪融け後の湿原に真っ先に咲くイワイチョウ。

ツマトリソウ。

亜高山帯の森林植生。キヌガサソウ。※ゾウムシ♂♀も写っています。

亜高山帯での黄色いスミレ。オオバキスミレ。葉っぱが特徴。

大輪の花。シナノキンバイ。

今年は一斉開花のお花畑が“当たり年” コバイケイソウ

コバイケイソウの両性花と雄花

ベニバナイチゴ。クマも大好きな甘いイチゴが実ります。

室堂乗越では、チングルマが満開でした。

クロマメノキの花。この液果もクマ大好き!

地面に散らばる星のように、一面に開花するミツバオウレン。

ミツバオウレン。特徴は、花弁がやや細長い。おしべが白い。花柄が細く緑色。

ミツババイカオウレン。特徴は、花弁が倒卵形。おしべが青っぽい。花柄がやや太く褐色。

数十年に一度開花して枯れる“笹の花” チシマザサ。

今年初めて確認できた親子ライチョウ(母1羽&雛4羽)。登山道で出逢っても、追いかけないでください。