R8年7月10日 立山室堂散策Ⅱ 開花編
先ほどのブログ(立山室堂散策Ⅰ 風景編)に続いて、現在(7月10日)の立山室堂で観察できる高山植物のお花を紹介させていただきます。
立山室堂の代表的な花は、もちろん「チングルマ」ですが、現在、雪融け直後の場所から、順番に開花が進んできており、8月上旬頃まで、室堂平のどこかで、その可憐なお花に出会うことができると思います。その他、6月中旬ごろから、真っ先に咲いていたイワイチョウ、イワカガミ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイなどは、咲いている面積が徐々に減少してきますが、まだまだ、お花畑の主役となっています。現在、ミヤマキンポウゲやミヤマキンバイなども咲き始めてきています。室堂園地の湿地帯では、よく見ると、小さなミヤマリンドウやタテヤマリンドウが咲いています。ハイマツ樹林近くでは、ミツバオウレン・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウが終盤にかかってきていますが、最近、マイヅルソウやハクサンシャクナゲなどが咲き始めました。また、場所によっては、クロユリ、クルマユリ、ハクサンフウロなども観察できますので、散策前のフィールド情報などの入手は、自然保護センター3階窓口にお立ち寄りください。
梅雨明けは、まだまだのようですが、立山室堂の高山植物たちは、夏を謳歌するように咲き始めてきています。

ノウゴウイチゴ。慰霊塔近くで見つけました。

極小の花。ミヤマアカバナ。どこにでもありますが、小さいので見つけた人はスゴイです!

ゴゼンタチバナ。総包片の中心部には、10数個の花があります。

今年、初めてみたハクサンフウロ。1輪だけみくりが池湖畔にて咲いていました。

タテヤマリンドウ(正確には、シロバナノタテヤマリンドウというらしい。)

ミヤマキンポウゲ。シナノキンバイより遅れて開花。

マイヅルソウ(舞鶴草)舞台の上で、鶴が舞い踊っています。

ヨツバシオガマ。葉っぱが4枚、輪生しています。

イワカガミの色彩を望遠レンズで切り取りました。

みくりが池湖畔のクロユリ大群生地。現在100株は咲いていました。※望遠レンズ・双眼鏡が必要です。

血の池近くの登山道脇で一林咲いていたクルマユリ

エンマ台横のコバイケイソウ群落。今年は当たり年!

今なら、どこに行ってもチングルマに逢えます。血の池近く。

美しいハクサンシャクナゲ。血の池近く登山道脇。

ハクサンシャクナゲ。3日前から咲き始めたとのこと。いい香りが漂っていました。

これも大切な既存の高山植物のミヤマタンポポ。がく片が垂れ下がっていない。

がく片が垂れ下がっているのがセイヨウタンポポ(駆除対象の外来種)