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立山自然保護センターブログ

R8年9月5日 立山室堂 夕方散策

本日(9月5日)、エンマ台に母ライチョウ1,幼鳥4の親子目撃情報が寄せられたので、PM4時頃でしたが、急いで探しに行きました。

この場所(血の池)は、通称“みかん親子”のテリトリーですので、久しぶりにこの親子に逢えるかな・・・・?と期待してたのですが、結果としては、逢えませんでした。残念。

それでも、この慎重さ、警戒心の強さが、他の親子と違って、この親子が生き残っている理由なのでしょう。

とりあえず、霧モヤに包まリつつある室堂平の夕刻の風景を撮ってきたので公開いたします。

夕焼け前の雄山頂上。霧が晴れて頂上までが良く見えました。

室堂平のチングルマ・イワイチョウ群落。徐々に色づいてきています。

天狗平方面から霧が上がってきました。散策道から天狗平を展望するところ

今年は立山周辺一帯で一斉開花したコバイケイソウ。現在は、両性花が果穂となって秋枯れの様相です。

シラタマノキ。白玉の実がたくさんなっています。湿布薬のにおいがします。

霧の中、エンマ台から雷鳥荘方向に歩く登山者たち。昨日は、韓国の集団登山者が多かったです。

霧が出始めてきたミドリガ池。薄モヤの景色がうっすらと湖面に映り込んでいました。

ハンゴンソウ。山地性の草本ですが、立山室堂では、高山植物扱いです。

黄色くなってきたイワイチョウの葉。慰霊塔近くにて。

ヒメキマダラヒカゲ。標高の低い森林帯の蝶ですが、室堂にもよく上がってきます。

 

講演会「立山の気象 空の観測方法」(立山黒部ジオパーク協会連携事業)開催しました。

9月5日(土)立山自然保護センターにて、元南極大陸越冬隊長で富山気象台勤務の木津暢彦氏を講師に招いて

立山黒部ジオパーク協会との連携事業による「立山の気象 空の観測方法」と題した講演会&観察会を開催しました。

身近な気象現象や雲の種類、目視による地上気象観測方法などを、木津先生のわかりやすい解説で教わりました。

講師の木津先生、協会の森内専門員、参加者(22名)の皆様、どうもありがとうございました。

次回は、9月26日(土)に「立山山上の石仏たち」と題した講演会&観察会を開催します。

みなさん、どうぞお気軽にご参加ください。

センター1Fレクチャールームでの講演会開催状況

色々な気象現象について、わかりやすく熱心に説明してくれる木津先生。

雲の発生原理について、味噌汁鍋の湯気で説明する木津先生。

センンター横屋外での気象観察会の実施状況。

各方位の室堂周辺の山々の視程目標(直線距離)を目測しているようす。

今日の室堂の空。自分より目下の雲は、観測対象外とのことです。

今日、いただいた貴重な研修資料。木津先生、どうもありがとうございました。

オコジョに逢えるのは何月がいいのか?Ⅱ

6月21日投稿ブログ『オコジョに逢えるのは何月がいいのか?』の第2弾特集です。

今年度の6月~8月の目撃報告件数を加筆したものが、下記図表のとおりです。

6月のブログでの予測どおり、今年もやはり、オコジョの親といっしょに4~5匹の兄弟たちが巣穴から出てくる7月中旬以降、目撃件数が急激に増えてきました。※今年は、7月11日~13日の3日間、室堂山荘・旧室堂山荘~広場周辺にて親1子5の6匹が出没しまくっていて、室堂山荘周辺ではちょっとした“オコジョ祭り”の状態となっていました。

ただし、ピーク予測を7月下旬と想定していましたが、今年は、巣立ち当初の時期に集中して、ピークが7月中旬(49件)となっていました。※R8年6月下旬8件→7月上旬2件→7月中旬49件→7月下旬33件→8月上旬19件→8月中旬32件→8月下旬21件

現在は、分散して巣立っていった若オコジョたちが、そこかしこで目撃されています。

オコジョを観察されたい方は、散策前に当センターにお立ち寄りいただき、「オコジョ目撃情報」を入手してからご出発されますことをお勧めいたします。

※このブログに、新たに『オコジョ』検索項目を追加したので、過去のオコジョ関連記事を効率よく探すことができます。

かわいい?立山室堂のオコジョさんの写真、みなさんチェックしてくださいね。

R8年7月11日室堂山荘横広場(お客様:39さん投稿写真)

R8年8月18日室堂山荘前(お客様:ケンパパさん投稿写真)

39さん、ケンパパさん、素敵なオコジョ写真のご投稿ありがとうございました。

立山室堂平での希少高山植物の紹介

ここ2シーズンではありますが、立山室堂平を散策していますとイレギュラー的・局所的に、広い室堂平においても、1株~数株単位でしか見ることのできない植物が、何種類かあります。

それは、①種衰退での最後の生き残りの1株なのか、②新規侵入してきたパイオニアの1株なのか、③一時的に途絶えていたものが復活してきた1株なのか・・・・?その起源は謎に包まれていますが、立山室堂平において“これは珍しい!”という希少種種をピックアップしましたので、ご覧ください。※あくまで「室堂平」ではということですが・・・。

タカネザクラ 別名ミネザクラ(立山センター横 室堂山斜面 R8,7,5撮影)※室堂平での現確認はこの1本だけ。

ユキワリソウ(室堂バスターミナル駐車場のり面 R8,7,11撮影)※室堂平ではここと第2駐車場での2箇所・4株のみ。

ゼンンテイカ別名ニッコウキスゲ(慰霊塔海側R8,7,27撮影)※ここと立山センター玄関前の2箇所・5株のみ

シコタンハコベ(立山自然保護センター海側の基礎石垣R8,7,27撮影)センターと、みくりが池温泉手前のハイマツ林の2箇所のみ

イワツメクサ(R8,8,22撮影)※慰霊塔横ミクリガ池展望台ベンチ下の1か所のみ。

イワギキョウ(ミクリガ池散策路休憩ベンチ横R8,8,22撮影)※ここと国見道路のり面石垣の2箇所・5株のみ。

チシマギキョウ(慰霊塔南側散策通路脇R8,8,22撮影)※ここ1箇所にのみ5株。数年前にあったそうだが、R8に新発見。

ヒメウメバチソウ(代替歩道R8,8,20撮影)※ここ1箇所のみ。十数年前は慰霊塔近くにもあったそう。

おまけ:オヤマリンドウの白花個体(室堂山荘北側通路沿いR8,8,22)※白い花はここだけ。種はあくまでオヤマリンドウですが・・。

タカネマツムシソウ(玉殿の湧き水上部の散策道脇R8,8,24撮影)R8年に突然出現!

 

R8年9月3日 雨の立山室堂

昨日の晴天とは打って変わって、今朝(9月3日)から天気が悪化してきました。

AM9時26分には、時間降雨量10mmを超えて立山有料道路の桂台~美女平間が通行止めとなってしまいました。

(千寿ケ原立山駅~美女平駅のケーブルカー及び美女平駅~室堂ターミナルの立山高原バスは、通常運転していて現在は、問題ありません。)

立山室堂でも、風と雷は無いのですが、雨が強いので富山県ナチュラリストによる自然解説ツアーを中止して、代替として自然保護センター館内での「立山のライチョウ&花々&星空スライドショー」及び「館内自然解説案内」を実施しました。

せっかく、ライチョウの目撃報告数が増えてきたのに・・・。お天気が悪くて残念です。

屋外自然解説ツアーの代替実施した、スライドショー&館内案内のようす。

大雨の外の風景。室堂ターミナル前広場

散策道のようす。風が無くても大雨でビショビショです。

ホテル立山横の草原。

自然保護センター前の大雨でできた湿原内の水たまり。

イワイチョウの葉が黄葉し始めてきました。

雨が降ると流れる小川。

雨に打たれていた、ヤチトリカブト。

今日のミクリガ池の様子。神秘的な霧の湖。