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立山自然保護センターブログ

吹雪の翌朝に(立山室堂風景編)

昨日(5月4日)は、午後からアラレ、夕方頃から雪に

変わり、風も強く大荒れの1日でした。

今朝(5月5日)は、風も止み、明け方頃から快晴とな

り、早速、朝の散歩に出かけてみました。

気温も-10℃ぐらいまで冷え込み、固くしまった雪面

を自由に歩き回ることができる状態となっていました。

今回は、なにもかも地吹雪で凍り付いた室堂平の風景を

紹介させていただきます。

※次回は、今朝のライチョウ編です!

朝の5:40頃。国見岳の上にまだ月が浮かんでいました。

室堂平から国見岳方面を望む。今朝は、早朝からたくさんの人が歩いていました。

今朝の雄山山頂。雄山峰社も凍り付いているようです。

指標ポールについた“エビのシッポ”と奥大日岳。

室堂山荘前では、たくさんの人達が日の出を待っていました。

室堂山荘近くから、ミドリ湖、奥大日岳を望む。噴煙は地獄谷。

今朝のエンマ台から剣岳・剱御前の風景。ライチョウが4羽も集まっていました。(人だかりの箇所)

今朝のみくりが池、立山三峰、浄土山。

凍り付いたハイマツ林と奥大日岳

凍り付いたハイマツ。拡大写真

凍り付いた山小屋さんの運搬車。今日もいい天気になりそうです。

宿舎(立山センター)前通路から、雄山を望む。

昨夜からの降雪を、朝の4時から除雪していただいている古栃建設さん。ありがとうございます。

 

R8,5,3 今日のライチョウ

今朝(5月3日)、GWでたくさんいらっしゃるお

客様にライチョウ情報を伝えるため、“ライチョウ

パトロール”に出向きました。(ただの朝食前の散

歩ですが・・・。)

高曇りの空。気温は、-3℃ぐらいまで下がったせ

いか、雪面は自由に歩けるくらい締まった状態でし

た。

いつものポイントを順番に廻り、ツガイや単独の

個体が、寒さに耐えながらも元気でいることを観察

しました。特に、みくりが池温泉の周辺にツガイや

雄、雌、単独、複数のライチィウがたくさん集まっ

ていました。

今のところ一番のライチョウ観察のお薦めポイント

は、“みくりが池温泉”でしょうか?

とりあえずは、最新のライチョウ情報は、立山自然

保護センター3F受付へどうぞ。

 

室堂山荘近くミドリガ池上部のツガイ雄。今日も仲良く、2羽いました。

上記の雄が雌の方向に歩き始めました。

室堂山荘近くミドリガ池上部のツガイ雌。寒さに耐えるためか、岩陰に身を潜め目を閉じていました。

室堂山荘近く尾根地のハイマツ林のツガイ雄。数日ぶりの確認でしたが、すっかり黒色羽根が増えてきていました。

室堂山荘近く尾根地のハイマツ林のツガイ雌。ガンコウランの葉を必死についばんでいました。

夏毛への生え変わりのせいか、首回りを気にして引きかいでいました。

するどいツメと温かそうなフサフサ羽毛の足。ライチョウが生き残るために必要な進化の証です。

みくりが池温泉近く、火山ガス監視ステーション前の雄。何故か、1日中、同じ場所に雄2匹でいました。

上記雄といっしょにいた雄。この時期、雄2匹一緒にいるのは珍しいです。兄弟かな?

昨夜のものか?雪上で見つけたライチョウの“ため糞”

盲腸内にセルロースを分解させる細菌を共生させており、この盲腸でつくられた糞が“盲腸糞”です。

 

R8年5月2日 立山室堂の日入と月出

昨日(5月2日)の夕日と月入の写真を公開します。

立山室堂での昨日の日入(日没)は、18:37で、

とても美しい夕日でした。

少し時間が経過して、22時頃、部屋の窓から浄土

山を眺めてみると、頂上付近がぼんやりと月あかり

がにじんできていました。

急いで写真機材を持って外にでてみると、人っ子

一人いない、怪しげな月明りに照らされた室堂平

の風景を楽しむことが出来ました。

立山室堂ターミナル駐車場からの夕日。大日岳の左側に沈んでいきます。

とてもきれいな夕日。なんとか日入に間に合いました。

富山平野の方に沈んでいきます。

薄雲に映える夕陽。

本日の立山室堂での日入は18:37。美しい夕陽のグラディェーション。

一休みして今度は、21:50頃から撮影スタート。浄土山の山頂の向こう側から、ぼんやりと月が上ってきました。

本日の月は月齢15.6。満月に近い明るい月が上ってきました。

蒼白く月明りに照らされた浄土山付近。

立山三峰も月明りに照らされていました。

月明りの立山センター・ホテル立山方面の夜景。

 

 

立山黒部アルペンルート 3季(夏・春・冬)変化

本日(R8年5月2日)、立山有料道路で上山しまし

た。初夏の様相を呈してきた山麓から、まだ春の

花々が美しい美女平・ブナ坂、昨夜の新雪にて急激

に冬景色にもどった弥陀ヶ原・天狗平、そして一晩

で20cmの降雪があった室堂までの、夏の世界から

春や冬の世界に、たった1時間で移り変わる季節変

化の移動写真を公開いたします。

緑色がまぶしい、出発地点の千寿ケ原(立山駅付近 標高500m)の新緑。

美女平先のブナ坂付近(標高1,100m)。雪も融けてきて、ブナの新緑が始まりました。

同じくブナ坂(標高1,200m)からのブナの新緑

美女平~ブナ平間のアルペンルート沿いに目立って咲いていたタムシバ。写真は大観台付近(標高1,500m)

弘法(標高1,600m)から弥陀ヶ原、大日岳・奥大日岳~立山を望む。まだまだ、早春の風景。

弥陀ケ原の国民宿舎立山荘。昨夜の降雪でまた、冬景色に逆戻り。

美松付近(1,700m)のアオモリトドマツ(オオシラビソ)林。着氷雪で固まっていました。

弥陀ケ原の遠望。見える台地が標高1,600m前後。

国見駐車場(標高2,350m)からの剱岳遠望。すっかり冬山に戻っていました。

室堂手前の大谷(標高2,400m)。“雪の大谷”は、5月いっぱいまで、まだまだ楽しめます。

 

R8年4月30日 イケメンジョシとオシャベリさん

今朝(4月30日)も朝から冷え込み、雪面上が凍

っていました。明け方には、-4℃近くまで下が

っていたようです。

昨日からGWに突入し、また、アルペンルートへ

の一般借上バスも、室堂に直接入山できるように

なりました。

毎日、たくさんのお客様がライチョウを見に来て

いただきますので、本日も朝食前に室堂平一帯を

散策してきました。※私は、この日課を“ライチ

ョウパトロール”と呼んでいます。(笑)

今日の収穫(?)は、以前から職員間で噂になっ

ていた「メスなのに、目と目の間がオスのように

黒く着色している個体」(あだ名はイケメンジョ

シ)に会えたことです。正確に言うと、何度か目

撃していた個体ですが、その特徴を私が気づいて

いなかっただけの個体なのですが・・・。

そのほか、たくさんのライチョウ達を観察できま

したが、日の出前から活発に飛び交い、うるさい

ほどチンチリリと囀っている「おしゃべりカヤク

グリ」さんの集団に囲まれながら、朝からウキウ

キと楽しい散策ができました。

室堂山荘近くミドリガ池上部のツガイ雄。

上記オスと一緒にいたツガイ雌。

室堂山荘近く尾根部ハイマツ林の雌。昨日は、胸にエンブレム模様の雄がいたのですが・・。今日っは雌だけ。

エンマ台に雌が2匹。一昨日は、1匹の雄を巡って争っていましたが、今は雄もいなくて休戦中?

エンマ台にいた、もう1羽の雌。実は、この子が、噂の「イケメンジョシ」さんでした!

通常の雌の顔。目と目の間の“黒マスク”模様はありません。

「イケメンジョシ」の顔。雄の特徴である目と目の間にうっすらと“黒マスク”がありました。

今朝は、行く先々でたくさんのカヤクグリ達に取り囲まれたので、たくさんの写真が撮れました。

オシャベリさんなカヤクグリ。ライチョウと同じく、気温が氷点下となる室堂では、羽毛はふっくらフワフワ。

みくりが池温泉のテラス下に、6匹のカヤクグリ達が囀っていました。その後、私の足元にまとわりつくように飛んできました。

カヤクグリA「何だか視線を感じるね。」

カヤクグリB「後ろ、後ろだよ!おっさんに撮られているよ。」

カヤクグリA「何ですと!黙って撮るんじゃねえよ!」