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立山自然保護センターブログ

R8年8月4日 夏山情報立山縦走Ⅱ(雄山~真砂岳編)

先ほどの夏山情報立山縦走Ⅰ(室堂~雄山編)を公開させていただきましたが、続きのブログです。

立山は、雄山(標高3,003m)から大汝岳(標高3,015m)、富士ノ折立(標高2,999m)の3峰から成り立っています。

この3峰を巡る登山は、中級者以上の標高3,000mを縦走するスリリングで爽快なコースとなっています。

昨日は、団体登山者(約50名)が先行しており、要所要所にて、立ち休み待ち時間が発生していましたが、岩稜区間での浮石や岩上での“砂滑り”による転倒・転落事故が多いコースですので、ゆっくりと歩けてかえって良かったのかもしれません。

大汝山&大汝休憩所からは、先行する団体もなくなり、自分のペースで馬力をあげながら夏山縦走を楽しむことができました。富士ノ折立の山頂は、山頂への登山道のマーカーがありませんので、人の通った跡を追いかけての登攀です。岩が濡れて滑りやすくなっているときは、慎重に登る必要がありそうです。

富士ノ折立から真砂岳へは、予想通りの急峻なガレ場の登山道を下りきって、なだらかな斜面の真砂岳へ登り直します。

真砂岳近辺の稜線では“高速飛行”で有名なアマツバメが、ブーメラン型の翼で風を切りながら頭上を行き交っていました。

真砂岳頂上は、丘上の開けた場所です。晴天時は爽快そのものですが、強風や雷などからの逃げ場がないので注意が必要です。

雄山神社の真下。ここから、岩稜区域の登山道です。

大汝へ続く縦走登山道。

大汝山の山頂

大汝山から雄山を振り返った風景。ピークが雄山神社峰社。

大汝休憩所でホット一息。有料トイレあり。軽食事もOKです。

富士ノ折立の山頂。いつも、室堂平から見上げている頂端岩がこの岩!

富士ノ折立から真砂岳への登山道。上りも下りも「膝泣かせ」急峻登山道。ここが意外と難所!

なだらかな真砂岳への上り返し。

真砂岳の頂上(標高2,861m)

真砂岳から振り返って仰ぐ、富士ノ折立。ここを下ってきました。

 

R8年8月4日 夏山情報立山縦走Ⅰ(室堂~雄山編)

昨日(8月4日)、北陸地方もやっと梅雨明けし、個人的にも1日お休みが取れましたので、登山道の状況及び稜線上のライチョウ棲息の調査を兼ねて、雄山から別山にかけて縦走してきました。

室堂から一の越の区間は、雪渓が残っている箇所は1か所(10m)のみでステップ切りされていました。途中の祓い堂から上部は、登山道(石畳)の改修工事が始まっていましたので、資材置き場や工事関係機械(モノレール)に近づかないこと、誘導されている迂回歩道の通行注意をお願いします。

一の越の有料トイレは、1回100円のチップ制。雄山への登山道は、登りは赤色ペンキ、下りは黄色ペンキのマーキングがしっかりしてありましたので、混雑防止&安全確保のため、片側通行を守ってください。8月に入り、学校登山などが増えてきています。時間帯によっては“登山道渋滞”することもありますので、山行計画は余裕をもってください。

また、山頂(雄山神社峰社)への入山は、祈祷料込みで700円ですので、お忘れなく。神主さんからのありがたいご祈祷

後、万歳三唱するので雄山登頂の充実感が倍増いたします。

室堂山荘横から一の越を望む。すっかり雪渓の雪が消えています。

20分ほど歩くと、10m程度ですが1か所のみ雪が残っていました。

祓い堂付近の休憩広場。登山道改修工事の資材置き場・運搬機械り類には近づかないでください。

一の越の有料トイレ。(1回100円です。)

登りは赤ペンキ、下りは黄色ペンキのマーカーどおりに歩いてください。

逆進行方向or危険個所ですので、✖のマークの方向には進まないでください。

辛いのぼりでも、チシマギキョウが励ましてくれます。

休日・御盆や、学校登山団体と鉢合わせると“大渋滞”いたします。

室堂平を見下ろした風景。緑の大地が拡がっていました。 ミドリガ池(手前の小さいほう)にも水があります。

雄山神社社務所が見えてきたら、頂上はもうすぐ!(標高2,885m道標箇所)

雄山頂上の風景。峰本社での祈祷受付は、社務所ではなく、鳥居下の受付小屋にて。

峰本社での祈祷状況。「楽しい山行であって、無事、下山できますように・・。」

R8年8月2日 立山室堂久しぶりの夕日

毎日毎日、夕方になると雨か霧の日が続いていましたが、昨日(8月2日)は久しぶりに夕日を見ることができました。

調べてみると、最後に「夕日ブログ」をUPしたのは7月19日でした。約2週間ぶりの日の入の場所は、大日岳直上からだいぶん西の方に移動しており、昨日は天狗平上空の雲海の中に消えていきました。

最近珍しい、夕方の快晴。晴れ渡った立山三峰の遠望。

夕陽を浴びるチングルマ。

真砂岳~別山方向も晴れ渡っていました。

PM6:30 そろそろ夕焼けタイムです。

湧きあがるガスが夕陽に染まります。

夕陽に染まる天狗平方面の草原。

1日の終わりで日の入りを楽しむ観光者たち。

今日の落日は、雲の中です。

半分、隠れました。

PM18:41 今日の日没タイムです。

黄昏時のチングルマ群落

日没後の夕焼雲

R8年8月1日 今朝の室堂平の風景&花々

今朝(8月1日)、久しぶりに雨が降っていなかったので(それでも曇り空でしたが・・)、早朝から散策に出かけました。

今朝の気温は、約12℃。高曇りと霧の中、ちょっと肌寒い中でのお散歩でした。

結局、お目当ての親子ライチョウには出会えませんでしたが、それでも、澄み切った大気の中、盛夏の花々に変わりつつある室堂平を楽しむことができました。

雲の中から見えてきた雄山頂上

今朝のみくりが池。雲に隠れた山頂。

朝日を浴びた奥大日岳。手前は、花の終わったコバイケイソウ。

グリーン&バンカーのような今朝の「血の池」

ミドリガ池の逆さ立山は、山頂が映らず、ちょっと残念。

室堂平では、だいぶん少なくなってきたチングルマのお花畑。(慰霊塔横)

ハイマツ林の下のヤマハハコ。

つぼみから開花し始めてきたクロトウヒレン。

最近、開花が目立ってきたキオン。似た花は、ミヤマアキノキリンソウ。

もうそろそろ終わりのクルマユリ

 

R8年7月20日 浄土山登山道情報&ブロッケン現象

これまで、浄土山~室堂山の急坂登山道コースが雪渓に覆われており、上級者向けのコースとなっていました。

この区間の雪渓が消えて、アイゼン&ピッケルなどの装備が不要になったとの情報により、7月20日に一の越からの入山により、下山ルートとして確認してきました。

ただし、夏道としてもこのルートは、巨石群の岩の上を一歩一歩、足の置き場を確認しながら歩くコースなので、非常に緊張するコースとなっていました。

ただ、浄土山の頂上付近では、美しい高山植物を堪能しながらライチョウの親子を観察したり、カルデラ側にブロッケン現象が現れたりと、大変と楽しめる魅力的なコースでした。

一の越山荘の横を通ってしばらくすると、急坂になってきます。

浄土山の上部は、南峰から北峰へ比較的になだらかな稜線が続いています。

浄土山北峰へは富山大学研究小屋まで進まないで、この標柱の右に入ります。五色ケ原方面へは、この小屋の先へと進みます。

浄土山北峰は、ここから下っていきます。

多少のアップダウンが楽しい稜線登山道。

カルデラ側に現れたブロッケン現象。

この“後光”により、極楽浄土の阿弥陀如来様の信仰が信じられるようなったとか・・。

北峰のすぐ横から、室堂山への急坂のルートがあります。

急峻な坂の大きな石を乗り越えながら進みます。

急な坂を下りきると、室堂山展望台との分岐点にたどり着きます。室堂平へは、右に曲がります。この先にも、もう雪渓は消えて夏道となっていました。