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立山自然保護センターブログ

立山の赤く染まった雪 『赤雪(あかゆき)』について

今、立山室堂でホットな話題が、「立山室堂一帯の残雪が赤く染まっている。」ということで、観光客や登山者から、当センターなどに問い合わせが相次いでいます。

これは、赤い色素(カロテノイド)を持った雪氷藻類(せっぴょうそうるい)又は氷雪藻(ひょうせつそう)と呼ばれる藻類の仲間が雪の上で繁殖しているせいで、一般にこの“赤い残雪”のことを『赤雪(あかゆき)』と呼んでいます。

私個人も“赤く染まっている”というより“残雪も汚れてきたな”という感じで、毎日、室堂山や浄土山の残雪を眺めていたのですが、諸先輩方に聴いてみますと、『こんなに室堂の雪が“赤く染まった”年は、あまり記憶がない。』とのことです。

当センターのブログなどでも、2018年6月16日や2022年5月29日に『赤雪特集』を行っていましたが、規模の大小や濃淡はともかく、立山などの高山地帯のそこかしこで頻繁に発生している現象のようです。

赤雪は、かすかにスイカの匂いがするそうで、英語でウォーターメロンスノー(すいか雪)と呼ばれているそうです。

センター周辺にて、自分でも確かめてみましたが、確かにかすかながら、野菜の青っぽい匂いがしたような気がしました。(すみません。先入観が邪魔して適格なジャッジができませんでした。)

立山では、4タイプ(濃い赤型、薄い型、やや黄色型、紅色型)の赤雪があるそうです。その生態は、地球温暖化などの環境変化と密接な関係をもっているそうで、興味のある方は、以下の論文をお読みください。わかりやすくて、おもしろいですよ。

【中島智美(富山市科学博物館ボランティア)『立山の赤い雪のひみつ』】

https://www.tsm.toyama.toyama.jp/file_upload/100114/_main/100114_63.pdf

 

R8,6,14 浄土山から室堂山

R8,6,14 室堂山~国見岳

R8,6,14 国見岳稜線下の残雪

R8,6,14 浄土山

R8,6,14 浄土山

R8,6,14 立山自然保護センター横『雪の回廊』

R8,6,14 立山自然保護センター横『雪の回廊』

R8,6,14 浄土沢(祓い堂下)

R8,6,14 浄土沢(祓い堂下)

R8,6,14 浄土沢(祓い堂下)