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立山自然保護センターブログ

R8年6月12日 夕日の無い夕方

昨日(6月12日)は、天気が回復傾向でしたので、久しぶりの夕日に期待していたのですが、大日岳方向の雲が厚く、太陽が顔を出さないまま日が暮れてしまいました。

それでも、厚い雲の下の天狗平や富山平野が夕陽に染まり、美しい風景を楽しむことができました。

PM6:30 そろそろ、日が暮れてきたのですが立山三峰は、雲の中でした。

室堂平で夕時のひと時を楽しむ人々の様子。

台地と厚い雲の下に挟まれた空間が夕日に染まってきました。

Pm7:00頃。今が、たそがれ時。富山平野の夕日の景色を楽しむ、天狗平山荘のお客さんたち。

天狗平の向こうの富士山型の山は、錫杖発掘やUFO目撃多発で有名な『尖山(とがりやま)』です。ハイキングで賑う人気の山です。

 

R8年6月12日 美女平~弥陀ヶ原の現況情報

今日(6月12日)は休み明けで、平野部から眺めると立山山塊を厚く覆っている雲の中に突入しながら、標高2,450mの室堂に上山してきました。

昨夜は、冷え込んだとのことで立山室堂でも薄っすらと雪が降ったそうです。(ちょっと、ビックリ!)

霧雨で10℃に満たないヒンヤリとした空気の中、上山途中での美女平周辺や弥陀ヶ原の雪融けや植生状況などを見て回ってきました。

美女平では、キビタキやクロツグミなどの美しい夏鳥たちの囀りを聞きながら、薄緑色のブナの若葉を楽しみ、滝見台や大観台で荘厳な称名滝の遠望や霧の中の立山スギの巨木を仰ぎ見てきました。

また、雪融け直後の弥陀ケ原では、鮮やかな樹々の新緑や植物たちの芽吹きなど、春のいぶきを体感してきました。

室堂では、今現在(AM11:00)外気温は5℃です。まだまだ、この時期に弥陀ヶ原や室堂にいらっしゃる場合は、寒さ対策は必要なようです。ウインドブレーカーなどの上着を一枚、お忘れなく。

 

 

アルペンルート沿いの滝見台からの称名滝(太い方)の遠望。細い方が、春~梅雨時期限定のハンノキ滝(涅槃の滝)。

大観台展望台からの称名滝の遠望。弥陀ヶ原からの溶岩台地の末端が確認できるスポットです。

大観台の“名前も付いていない”立山スギの巨木。

 

大観台~弘法付近(標高1,200m~1,600m)のアルペンルート沿いでは、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が咲いています。

弥陀ケ原(1,930m~)の雪融け状況。(2,100mの天狗の鼻展望駐車場からの遠望)

国民宿舎立山荘付近(カルデラ展望台付近)の針広混交琳。

弥陀ケ原(弥陀ヶ原ホテル下)の現況。散策道には、もう雪は残っていません。

弥陀ケ原の積雪は、谷部に少し残っているだけ。新緑は、ダケカンバ。

“ガキの田”に写り込む風景が美しいです。

弥陀ケ原の湿原性植物等の開花は、これからです!ナチュラリストによる自然解説ツアーは、7月24日~8月31日までは毎日開催。それ以外は、土日祝日のみ。※開催日や時間などは、要HP確認!

弥陀ヶ原ホテル前散策道のシラネアオイ。最近、絶えたとの噂があったのですが・・・小株が2株残っていました。ガンバレ!

 

R8年6月10日 薄氷のみくりが池散策

立山室堂のこの何日間は、悪天候の日が続いていました。特に、昨日・一昨日は、霧のため、『雪の大谷』の散策が中止となっていました。

今朝(6月10日)は、起きてみてビックリ!晴天なのは、天気予報のとおりでしたが、屋外の雪面がバリバリに固まっていて、水たまりには氷が張っていました。

ひょっとして・・・。と、みくりが池まで行ってみると、水面に薄氷が張っており、2週間ぶりのぐらいの“全面凍結!”になっていました。今朝は、-3℃ぐらいまで冷え込んでいたのでしょうか?

太陽が上ってくると、日差しが暖かく、今まで“鳴き声しか聞くことができなかった”、『ウグイス』や『メボソムシクイ』が藪の中から出てきてくれて、目の前の樹上で囀ってくれました。カワイイ!

ライチョウを数匹確認しながらの帰路では、暖かい陽ざしで、水たまりの氷も解け始めていました。

今朝の室堂平・立山三峰。雪面が凍って固くしまっていました。

今朝の天狗平・富山平野方向の雲海は、モコモコと厚く広大でした。

今朝のみくりが池。背景は、剱岳・剱御前

久しぶりに水面が凍結したみくりが池。

みくりが池に浮かぶ巨大な氷の塊。まるで氷山のようですね。

現在、立山黒部貫光(株)と協賛で『みくりが池を見に行こう』イベント実施中。受付で記念シール配布しています。

室堂山荘付近から一の越山荘までの登山道の積雪状況。雄山登山の方は、雪面歩行に注意してください。

昨日までツボミだったハクサンイチゲも開花してきていました。

エンマ台下で見張りをしていたオスを望遠レンズで撮影。背景は地獄谷の噴煙。

今朝のカヤクグリ。今の時期、室堂平で一番多い小鳥です。

珍しい、樹上のウグイス。いつもは、ハイマツ・ミヤマハンノキ林の中。

これも珍しい、樹上のメボソムシクイ。いつもチリチリと鳴き声だけですが・・。※目の上の白ライン、樹に隠れていました。すみません。

 

 

R8年6月7日 雪融け進む立山室堂

今朝(6月7日)は、みくりが池周辺を散策してきました。日に日に雪融けが進み、みくりが池の氷と水の割合も逆転しつつあります。雪融けあとには、高山植物の芽ばえも出始めており、イワカガミやミツバオウレンなどの早春の花々も咲き始めていました。立山室堂も“春から夏へ”の季節移行が加速化されてきているようです。

 

今朝のみくりが池。日に日に、氷面が融けて水面の面積が増えてきています。

立山三峰と浄土山を映しこむ、みくりが池。

氷の塊も大きく、車1台分はありそう?

氷面の窪地に水が溜まっており、凸凹の氷紋も浮き出ていました。

3日前から咲き始めていたイワカガミ。(みくりが池)

 

今シーズン初確認のハクサンイチゲ。今年もお花畑が楽しみです!(みくりが池)

立山室堂では、ガンコウランの次に咲く花々の一つ。ミツバオウレン(エンマ台近く)

ミネズオウの花も咲き始めました。小さくても樹木です。“ラスボス”のような名前です。(みくりが池温泉横)

ミヤマハンノキの雄花序。ブラブラとぶら下がっています。(みくりが池)

コバイケイソウの新芽。オオバギボウシと間違って中毒を起こす毒草です。(エンマ台近く)

宿舎横の雪壁上の単独オス。(コージローと名付けられています。)室堂山の他のオスと毎日バトルしています。

まだ、冬毛から夏毛に換羽しきっていないコージロー。朝からずっと見張り中。

R8年6月6日 木星・金星接近 立山室堂の星空

最近は天候不良のため、星空観察がなかなかできなかったのですが、昨夜(PM9時頃)、一時的に星空が拡がっていましたので、急いで、カメラ機材を担いで外に出てみました。

西の空を眺めると、ホテル立山さんの上空に木星と金星が近接して耀いており、富山平野側から湧き上がってくる雲海に飲み込まれそうになっていました。まだ早い時間でしたので、天の川は上ってきていませんでしたが、久しぶりに立山室堂ならではの、夜の山岳風景と無数の星々の光を堪能することができました。

午後9時ごろの西の空(ホテル立山の方向)。ふたご座のボルックスとカストルの左下にある木星と金星。

立山方向には、まだ雲が発達していなく星々がきれいでした。左下の建物は、室堂山荘。右の鞍部は、一の越山荘。

富士の折立から真砂岳方面の星景。

まだ月は上ってこないので暗いのですが、この時間帯では天の川もまだ峰々の下です。

浄土山~室堂山方向の星景

昨夜の浄土山の星景