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立山自然保護センターブログ

R8年6月6日 今朝の室堂平

昨日(6月5日)の午後からお天気が下り坂となり、夜半には雲や霧が多くなり、少々の雨も降っていたようです。

今朝は、AM5時30分頃から霧が晴れ、室堂平一帯の上空に青空が戻ってきました。

・・・ということで、今朝の室堂平の風景やライチョウなどを紹介させていただきます。

 

霧が晴れてきた、今朝の幻想的な立山室堂の風景。

真砂岳方面から、もう日が上ってきていました。

室堂平の雪原から奥大日岳・大日岳を望む

今朝の天狗平・富山平野の遠望。雲・平野・雪原・緑地の4層に分かれた彩りが美しいです。

みくりが池への最大の難所であった“雪の階段”が除雪され、夏道を普通に歩けるようになりました。

霧に包まれたみくりが池。

みくりが池の氷面もだいぶん融けてきました。

立山三峰と浄土山を映し込むみくりが池。

浄土山とみくりが池

人々も映り込む、美しいみくりが池の湖面。

今朝も元気なカヤクグリ。

ミドリガ池近くのメス。オスは、縄張り内闘争中なのか、不在でした。

R8年6月2日 今日のライチョウ

毎日、当センターには、繁殖期に入り活発に活動しているライチョウの目撃情報がたくさん寄せられています。

今朝(6月2日)は、4時過ぎに宿舎窓下での「グァガーガー」というライチョウの鳴声で目覚めてしまいました。窓の外を見てみると、単独オスのコージローが、尾羽を上げて駆け抜けていきました。

今朝の天気はあまりよくはなかったのですが、コージローのせいで目が覚めたので、そこかしこでツガイを形成したり、益々と激化する縄張り争いをしているライチョウ達を観察してきました。

個人的には、散策道を歩いて観察できる室堂平一帯で、7~9組ぐらいのツガイと数匹の単独オスが棲息していると推測しています。運が良ければ、平坦地で1~2時間程度散策するだけで、10羽近いライチョウを観察できる立山室堂は、まさしく『ライチョウ天国』と言ってもいいと思っています。

とにかく今朝は、5組のツガイと2匹の単独オスを観察することができましたので、その内、写真がうまく撮れた3組のツガイと1羽(宿舎横でのコージロー)を公開いたします。

①火山ガス監視ステーションからミドリガ池の中間地点でのツガイ

①ツガイのオス。

①ツガイのメス。

②ミドリガ池のツガイのオス。池上の雪原をメスに向かって歩いていました。

②ツガイのオス。「グルゥグルゥ」と地鳴きしながら歩いていました。

②ツガイのメス。メスは周辺を警戒しながらエサをつばんでいました。

③ミドリガ池園地~室堂山荘中間地のツガイのオス。

③ツガイのメス。オスに向かって散策道を横断中。

③ツガイのオス。なかなかの「イケメンさん」です。

③ツガイのメス。カラスの鳴き声におびえて、オスのすぐ横の笹薮の中に隠れていました。お似合いのカップルです。

早朝から他のオスに追いまわされていた単独オスのコージロー。宿舎横にて。背景は雄山頂上・峰社。

今朝のカヤクグリさん。大きな口を開けて囀っています。

先ほどから室堂平に鳴き声が響き渡っていたのは、このハシブトガラスの鳴き声!ライチョウの卵を盗む天敵です。

 

 

R8年5月31日 夕日と3羽目のライチョウ

立山室堂では、ここ3日間晴天が続いており、夕日がとても美しい日が続いています。

昨日(5月31日)の夕日も美しく、大日岳の向こう側の空をオレンジ色に染めながらゆっくりと沈んでいきました。

日没直後の宿舎への帰路、室堂バスターミナル&ホテル立山横の園地広場にて、ライチョウのオス・メスのツガイにも逢うことができました。

散策路のすぐそばで、ツガイの2羽が採餌しながら、お互いに距離を離さないよう仲睦まじく連れ添って歩く姿は、何とも言えない、「やさしい気持ちと安らぎ」を与えてくれるようです。ライチョウを観察している人々は皆、笑顔でうれしそうです。

それにしても、ツガイが一生懸命採餌している雪解け直後の園地内には、観光客に捨てられたゴミ(紙・ティッシュ・紙コップ・帽子・手袋・マスク・ナイロン袋・お菓子の袋・ペットボトル・簡易アイゼン・・・・などなど。)が散乱していてヒドイ状況でした。(一部のお客さんが、「ライチョウが3羽いる。」と言っていましたが、その内の“1羽”は、白いゴミ袋が風でなびいているものでした・・・。)

とりあえず、明日の早朝からの仕事は、『園地内のゴミ拾い』から始めることと決めました。

みなさん、ゴミを捨てないで!持ち帰ってください。

【立山自然保護センター所長&立山室堂のライチョウからの心からのお願いです。】

昨日の夕陽に染まる立山三峰、室堂山荘

剱御前・別山、真砂岳方面の夕方の風景

昨日の浄土山のようす。

みくりが池近くにて。雪原に隠れる直前の夕日。

撮影場所をちょっと移動して、大日岳に沈む夕日を撮影。

みくりが池近くでは、ちょうど大日岳の頂上に夕日が沈みました。PM:6:56

大日岳の向こう側の空が夕焼けに染まっていました。

昨日の天狗平方面の夕焼け。大気が安定しており、雲海が無い日でした。

ターミナル横の園地には、たくさんの人だかり。ライチョウのツガイが仲良く採餌していました。

ここ3~4年、ターミナル周辺のなわばりでツガイを構成しているオス。(足環がないので推定。)

ターミナル横のツガイのメス。一昨年は、建物前にて営巣が確認。昨年の営巣場所は不明。今年はどこで?

 

 

R8年5月30日 立山室堂早朝散歩

昨日(5月30日(土))は、下界が30℃を超す季節となっているのに、立山室堂の外気温は放射冷却現象によって、-5℃ぐらいまで下がっていたようです。

雲一つなく、凛とした空気が張り詰めていた立山室堂では、雪解けや高山植物の芽生えなど“春の訪れ”を感じるようにはなってきていますが、霜柱や氷ができるなど、まだまだ厳しい自然環境が続いています。

それでも、散策中に見かけた繁殖期に入ったライチョウたちは、パートナー同士の絆を深め、6月からの産卵・抱卵期に備えているようでした。

今年も、7月からの雛誕生・育雛期が待ち遠しいです。

雪解け地が凍り付いている室堂園地のようす。

5月30日早朝の天狗平・富山平野の遠望。天狗平山荘さんの右下に見える煙突の建物は、富山広域圏の廃棄物焼却炉施設です。

真砂岳方面からの斜光を受けている、霞がかかった剱御前~別山の峰々。

5月30日早朝の立山三峰・浄土山。みくりが池は、雪面が融けて、氷面が増えてきました。

氷下の水面が、アイスブルー(TKKさんは“みくりが池ブルー”と呼んでいます!)に輝いていました。まるで流氷のようですね。

ミドリガ池散策道からのみくりが池の氷面のようす。

久しぶりに見つけた立派な霜柱。

ミドリガ池からたくさんの融雪水がみくりが池に流れ込んでいましたが、水撥ねで、氷筍?ができていました。

本日のカヤクグリさん。寒くても、毎日元気ですね。室堂平では、ようやく、イワヒバリも見かけるようになりました。

今朝のナイスカップル。室堂山荘すぐ横の雪解け地にて。4月からずっと同じの、仲良しツガイさん。カワイイですね。

室堂山荘さんからミドリガ池方面への夏道下り坂。除雪されて、歩きやすくなっていました。

R8年5月29日 コージローと夕日

3年前から、立山センター(宿舎)にチョクチョクと顔を出しに来るオスのライチョウがいます。

どうやら、縄張りをもたない“アブレオス”で、一昨年・昨年とお嫁さんをGETできていないようです。

毎年、スタッフ一同をヤキモキさせているところですが、「コージロー」と勝手に名前を付けて、宿舎関係者たちがホンワカと温かく見守っているところでした。

しかしながら“残念なこと”に、今年も“元気に一羽で”立山センターにやってきてしまいました。(R8,5,29 PM5:20頃)

この時期、お嫁さんを連れていないなら、やっぱり今年もライバルに負けちゃったのか・・・。と寂しい気持ちになりつつ、「天敵に食べらず、元気でいてくれればそれでいい。」とお父さんのような気持ちで、今日の美しい夕日を眺めることとしました。

一昨年、足環をつけられたコージロー。3年連続で、立山センターにやってきました。

立山センター横の植物を採餌した後、玄関前をチョコチョコと行進中。

毎年定番の隠れ家。山岳警備隊パトロールカー下で休息。 これから、毎日、『車下コージロー注意報』発令です!

5月29日の夕陽に映える立山三峰。

地獄谷の噴煙がかかる剱御前。

室堂山の雪面もだいぶん融けてきました。

日に日に、落日の方向は、右方向(大日岳の方)に移動してきています。

もう、1/3が大日岳稜線に隠れてきました。

もう、稜線の向こうに消えそう!

黄金タイム。夕日が、山の向こうに消えました。PM7:05

雲がポッカリと一つだけ。昨日は、富山平野の雲海があまり発達しませんでした。