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立山自然保護センターブログ

R8年6月13日 立山室堂早朝散歩

今朝(6月13日)は星空観察に続いて、一休みの後、早朝から氷が張って冷え切っている室堂平一帯を散策してきました。

立山室堂のライチョウ達は、そろそろ産卵を始めているようですが、まだツガイ行動で私たちの目の前に姿を現わせてくれていました。(さすがに6月下旬頃からは、メスは抱卵期に入り、人目につかなくなるようですけれど・・・。)

日に日に、雪融け跡から高山植物達が芽吹き始め、白銀一色だった室堂平が色づき、生命の息吹で賑やかしくなってきています。

立山の峰々は、朝日に照らされて輝く雲に包まれていました。

雲の中の雄山頂上(雄山神社・社務所)。

立山室堂での今日の日の出は真砂岳頂上付近から。AM5:34

日の出の斜光が差し込む別山の峰々。

冷え込んだみくりが池。今朝も氷点下になっていたので、水面には薄氷が張っていました。

浄土山とみくりが池。

湖面に浮かんでいる大きな氷の塊。北海道の知床ではありません。富山の風景です!

この時期咲いている数少ない花、ミツバオウレン。

ミドリガ池の仲良しツガイのオス①

ミドリガ池の仲良しツガイのオス② 昨年から、たくさんの写真撮影ありがとう!

ミドリガ池の仲良しツガイのメス。この個体もそろそろ産卵を始めているようです。

 

R8年6月13日 立山室堂三日月の夜

夕方から就寝時まで、立山室堂平の天空には、厚い雲が拡がっていましたが、6月13日のAM2:30頃、ちょっと外を覗いてみますと、部屋の窓の外には満天の星空が拡がっていました。

この時刻には、月もまだ上ってきていません。氷点下であってもそれほど寒くはなく、足元の雪も程よく凍って締まっていました。外の暗闇も星明かりで程よく歩けるくらいでした。ということで、迷わず星空観察にGO!となりました。

さすがにこの時間帯となると、天の川や夏の大三角もだいぶん天頂の方に上ってきていましたが、AM3:20に真砂岳と富士の折立の中間鞍部から三日月が上ってくるまで、美しい立山室堂の星空を観察することができました。

※文中では、月の形状から“三日月”と表記していますが、向きが反対であるので、正確には“二十六夜月”というそうです。

国見岳から垂直に立ち上がる天の川。下部の建物は宿舎の立山センターです。

今夜の立山三峰の星景。灯りのついている建物は室堂山荘。

浄土山の星空。この時間帯は、天の川が西に移動しているので、星数も少なかったです。

剱御前~別山方向の星景

奥大日岳の上には、北斗七星が耀いていました。

国見岳の天の川を縦写真で撮ってみました。たくさんの人工衛星が横切っています。

明け方前の富山平野の夜景。雲海もなく、街までストレートに見通せました。

AM3:19 真砂岳と富士の折立の中間地点鞍部から三日月(二十六夜月)が上ってきました。

細い三日月(月齢25.3※二十六夜月)の輝きでも、月が上ってくると、星空が青く変わり、暗い星々から消えていきました。

日の出前の剱岳のシルエット。

R8年6月12日 夕日の無い夕方

昨日(6月12日)は、天気が回復傾向でしたので、久しぶりの夕日に期待していたのですが、大日岳方向の雲が厚く、太陽が顔を出さないまま日が暮れてしまいました。

それでも、厚い雲の下の天狗平や富山平野が夕陽に染まり、美しい風景を楽しむことができました。

PM6:30 そろそろ、日が暮れてきたのですが立山三峰は、雲の中でした。

室堂平で夕時のひと時を楽しむ人々の様子。

台地と厚い雲の下に挟まれた空間が夕日に染まってきました。

Pm7:00頃。今が、たそがれ時。富山平野の夕日の景色を楽しむ、天狗平山荘のお客さんたち。

天狗平の向こうの富士山型の山は、錫杖発掘やUFO目撃多発で有名な『尖山(とがりやま)』です。ハイキングで賑う人気の山です。

 

R8年6月10日 薄氷のみくりが池散策

立山室堂のこの何日間は、悪天候の日が続いていました。特に、昨日・一昨日は、霧のため、『雪の大谷』の散策が中止となっていました。

今朝(6月10日)は、起きてみてビックリ!晴天なのは、天気予報のとおりでしたが、屋外の雪面がバリバリに固まっていて、水たまりには氷が張っていました。

ひょっとして・・・。と、みくりが池まで行ってみると、水面に薄氷が張っており、2週間ぶりのぐらいの“全面凍結!”になっていました。今朝は、-3℃ぐらいまで冷え込んでいたのでしょうか?

太陽が上ってくると、日差しが暖かく、今まで“鳴き声しか聞くことができなかった”、『ウグイス』や『メボソムシクイ』が藪の中から出てきてくれて、目の前の樹上で囀ってくれました。カワイイ!

ライチョウを数匹確認しながらの帰路では、暖かい陽ざしで、水たまりの氷も解け始めていました。

今朝の室堂平・立山三峰。雪面が凍って固くしまっていました。

今朝の天狗平・富山平野方向の雲海は、モコモコと厚く広大でした。

今朝のみくりが池。背景は、剱岳・剱御前

久しぶりに水面が凍結したみくりが池。

みくりが池に浮かぶ巨大な氷の塊。まるで氷山のようですね。

現在、立山黒部貫光(株)と協賛で『みくりが池を見に行こう』イベント実施中。受付で記念シール配布しています。

室堂山荘付近から一の越山荘までの登山道の積雪状況。雄山登山の方は、雪面歩行に注意してください。

昨日までツボミだったハクサンイチゲも開花してきていました。

エンマ台下で見張りをしていたオスを望遠レンズで撮影。背景は地獄谷の噴煙。

今朝のカヤクグリ。今の時期、室堂平で一番多い小鳥です。

珍しい、樹上のウグイス。いつもは、ハイマツ・ミヤマハンノキ林の中。

これも珍しい、樹上のメボソムシクイ。いつもチリチリと鳴き声だけですが・・。※目の上の白ライン、樹に隠れていました。すみません。

 

 

R8年6月7日 雪融け進む立山室堂

今朝(6月7日)は、みくりが池周辺を散策してきました。日に日に雪融けが進み、みくりが池の氷と水の割合も逆転しつつあります。雪融けあとには、高山植物の芽ばえも出始めており、イワカガミやミツバオウレンなどの早春の花々も咲き始めていました。立山室堂も“春から夏へ”の季節移行が加速化されてきているようです。

 

今朝のみくりが池。日に日に、氷面が融けて水面の面積が増えてきています。

立山三峰と浄土山を映しこむ、みくりが池。

氷の塊も大きく、車1台分はありそう?

氷面の窪地に水が溜まっており、凸凹の氷紋も浮き出ていました。

3日前から咲き始めていたイワカガミ。(みくりが池)

 

今シーズン初確認のハクサンイチゲ。今年もお花畑が楽しみです!(みくりが池)

立山室堂では、ガンコウランの次に咲く花々の一つ。ミツバオウレン(エンマ台近く)

ミネズオウの花も咲き始めました。小さくても樹木です。“ラスボス”のような名前です。(みくりが池温泉横)

ミヤマハンノキの雄花序。ブラブラとぶら下がっています。(みくりが池)

コバイケイソウの新芽。オオバギボウシと間違って中毒を起こす毒草です。(エンマ台近く)

宿舎横の雪壁上の単独オス。(コージローと名付けられています。)室堂山の他のオスと毎日バトルしています。

まだ、冬毛から夏毛に換羽しきっていないコージロー。朝からずっと見張り中。