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立山自然保護センターブログ

R8年6月6日 木星・金星接近 立山室堂の星空

最近は天候不良のため、星空観察がなかなかできなかったのですが、昨夜(PM9時頃)、一時的に星空が拡がっていましたので、急いで、カメラ機材を担いで外に出てみました。

西の空を眺めると、ホテル立山さんの上空に木星と金星が近接して耀いており、富山平野側から湧き上がってくる雲海に飲み込まれそうになっていました。まだ早い時間でしたので、天の川は上ってきていませんでしたが、久しぶりに立山室堂ならではの、夜の山岳風景と無数の星々の光を堪能することができました。

午後9時ごろの西の空(ホテル立山の方向)。ふたご座のボルックスとカストルの左下にある木星と金星。

立山方向には、まだ雲が発達していなく星々がきれいでした。左下の建物は、室堂山荘。右の鞍部は、一の越山荘。

富士の折立から真砂岳方面の星景。

まだ月は上ってこないので暗いのですが、この時間帯では天の川もまだ峰々の下です。

浄土山~室堂山方向の星景

昨夜の浄土山の星景

R8年6月6日 今朝の室堂平

昨日(6月5日)の午後からお天気が下り坂となり、夜半には雲や霧が多くなり、少々の雨も降っていたようです。

今朝は、AM5時30分頃から霧が晴れ、室堂平一帯の上空に青空が戻ってきました。

・・・ということで、今朝の室堂平の風景やライチョウなどを紹介させていただきます。

 

霧が晴れてきた、今朝の幻想的な立山室堂の風景。

真砂岳方面から、もう日が上ってきていました。

室堂平の雪原から奥大日岳・大日岳を望む

今朝の天狗平・富山平野の遠望。雲・平野・雪原・緑地の4層に分かれた彩りが美しいです。

みくりが池への最大の難所であった“雪の階段”が除雪され、夏道を普通に歩けるようになりました。

霧に包まれたみくりが池。

みくりが池の氷面もだいぶん融けてきました。

立山三峰と浄土山を映し込むみくりが池。

浄土山とみくりが池

人々も映り込む、美しいみくりが池の湖面。

今朝も元気なカヤクグリ。

ミドリガ池近くのメス。オスは、縄張り内闘争中なのか、不在でした。

R8年6月3日 強風の立山室堂

昨夜(6月2日)から、台風6号の影響で立山室堂にも突風が吹いています。雨はそれほどでも無いのですが、傘がさせない天候ですので、雨具がないと大変な天気となっています。

外気温は、午後12時現在で9℃、雨のおかげで雪がどんどん融けてきており、『雪の回廊』も全区間の地面が露出してきました。一日、一日、立山室堂も“春めいて”きています。

立山自然保護センター3階通路のようす。

雪の回廊の地面が露出してきました。

雪の回廊のターミナル側の状況

玉殿の清水の雪解けは進みましたが、まだ、清水は出てきていません。

今日は、残念ながら雄山などの山々は眺望できません。

強風と雨で、大変!

室堂バスターミナル屋上からの下り階段の雪もすっかり融けました。

バスターミナル屋上からのアルペンルート側の状況。

 

 

R8年5月31日 夕日と3羽目のライチョウ

立山室堂では、ここ3日間晴天が続いており、夕日がとても美しい日が続いています。

昨日(5月31日)の夕日も美しく、大日岳の向こう側の空をオレンジ色に染めながらゆっくりと沈んでいきました。

日没直後の宿舎への帰路、室堂バスターミナル&ホテル立山横の園地広場にて、ライチョウのオス・メスのツガイにも逢うことができました。

散策路のすぐそばで、ツガイの2羽が採餌しながら、お互いに距離を離さないよう仲睦まじく連れ添って歩く姿は、何とも言えない、「やさしい気持ちと安らぎ」を与えてくれるようです。ライチョウを観察している人々は皆、笑顔でうれしそうです。

それにしても、ツガイが一生懸命採餌している雪解け直後の園地内には、観光客に捨てられたゴミ(紙・ティッシュ・紙コップ・帽子・手袋・マスク・ナイロン袋・お菓子の袋・ペットボトル・簡易アイゼン・・・・などなど。)が散乱していてヒドイ状況でした。(一部のお客さんが、「ライチョウが3羽いる。」と言っていましたが、その内の“1羽”は、白いゴミ袋が風でなびいているものでした・・・。)

とりあえず、明日の早朝からの仕事は、『園地内のゴミ拾い』から始めることと決めました。

みなさん、ゴミを捨てないで!持ち帰ってください。

【立山自然保護センター所長&立山室堂のライチョウからの心からのお願いです。】

昨日の夕陽に染まる立山三峰、室堂山荘

剱御前・別山、真砂岳方面の夕方の風景

昨日の浄土山のようす。

みくりが池近くにて。雪原に隠れる直前の夕日。

撮影場所をちょっと移動して、大日岳に沈む夕日を撮影。

みくりが池近くでは、ちょうど大日岳の頂上に夕日が沈みました。PM:6:56

大日岳の向こう側の空が夕焼けに染まっていました。

昨日の天狗平方面の夕焼け。大気が安定しており、雲海が無い日でした。

ターミナル横の園地には、たくさんの人だかり。ライチョウのツガイが仲良く採餌していました。

ここ3~4年、ターミナル周辺のなわばりでツガイを構成しているオス。(足環がないので推定。)

ターミナル横のツガイのメス。一昨年は、建物前にて営巣が確認。昨年の営巣場所は不明。今年はどこで?

 

 

R8年5月30日 立山室堂早朝散歩

昨日(5月30日(土))は、下界が30℃を超す季節となっているのに、立山室堂の外気温は放射冷却現象によって、-5℃ぐらいまで下がっていたようです。

雲一つなく、凛とした空気が張り詰めていた立山室堂では、雪解けや高山植物の芽生えなど“春の訪れ”を感じるようにはなってきていますが、霜柱や氷ができるなど、まだまだ厳しい自然環境が続いています。

それでも、散策中に見かけた繁殖期に入ったライチョウたちは、パートナー同士の絆を深め、6月からの産卵・抱卵期に備えているようでした。

今年も、7月からの雛誕生・育雛期が待ち遠しいです。

雪解け地が凍り付いている室堂園地のようす。

5月30日早朝の天狗平・富山平野の遠望。天狗平山荘さんの右下に見える煙突の建物は、富山広域圏の廃棄物焼却炉施設です。

真砂岳方面からの斜光を受けている、霞がかかった剱御前~別山の峰々。

5月30日早朝の立山三峰・浄土山。みくりが池は、雪面が融けて、氷面が増えてきました。

氷下の水面が、アイスブルー(TKKさんは“みくりが池ブルー”と呼んでいます!)に輝いていました。まるで流氷のようですね。

ミドリガ池散策道からのみくりが池の氷面のようす。

久しぶりに見つけた立派な霜柱。

ミドリガ池からたくさんの融雪水がみくりが池に流れ込んでいましたが、水撥ねで、氷筍?ができていました。

本日のカヤクグリさん。寒くても、毎日元気ですね。室堂平では、ようやく、イワヒバリも見かけるようになりました。

今朝のナイスカップル。室堂山荘すぐ横の雪解け地にて。4月からずっと同じの、仲良しツガイさん。カワイイですね。

室堂山荘さんからミドリガ池方面への夏道下り坂。除雪されて、歩きやすくなっていました。