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立山自然保護センターブログ

R8年9月7日 立山室堂 ライチョウ同時多発出没!

ここ2~3日、天候が悪く、外を歩くお客さんが少なく、ライチョウ目撃情報が少なかったのですが、昨日(9月7日)の午後2時から4時の間に時間を作って、ライチョウ捜索に出向いてきました。

昨日は、午前まで晴れていて目撃情報も少なかったのですが、午後から雄山方面から霧が下りてきて、室堂平一帯が霧に包まれたとたんに、そこかしこでライチョウたちが活動が活発となり、人前に出てきてくれました。以下、私とナチュラリスト3名がこの時間帯に目撃した場所・数などを整理しましたので公表します。

【R8年9月7日PM2時~4時】

・室堂展望台散策コース:①母鳥1・幼鳥3、②オス1、③オス1鳴き声のみ、④オス1鳴き声のみ

・玉殿の岩屋展望コース:⑤母鳥1・幼鳥1

・室堂山荘北側草原:⑥母鳥1・幼鳥3、⑦オス1鳴き声のみ

・ミドリガ池~ガスステーション前:⑧オス1

・雷鳥荘下~雷鳥沢野営場斜面:⑨オス1、⑩母鳥1・幼鳥4

・みくりが池温泉下:⑪オス1

以上、見通しが悪くなっただけで、同時に11組22羽(メス4、オス7、幼鳥11)ものライチョウたちが出没していたようです。

やはり、この時期のライチョウたちは、秋羽根への換羽中につき、警戒心を強めて積極的な行動を控えているようです。

天気がいいと景色が良く、天気が悪いとライチョウさんたちに逢えるので、立山室堂はいつでも幸せです。

以下、①の家族、②オスの写真です。現在のライチョウの様相を見てください。

3羽の幼鳥の母鳥。23年9月に足環(緑緑・黒黄)がつけられた個体。室堂山展望台散策道。

母鳥が周囲を警戒しながらブルブルっと羽根をばたつかせました。

“チングルマの雲”の上の母鳥

3羽の幼鳥の内の1羽。もう、立派なライチョウシルエット。

幼鳥の風切り羽が1枚抜け残っていました。新しい白い風切り羽根に生え変わると若鳥と呼ばれます。

幼鳥。レッドアイラインが素敵です。

幼鳥。秋羽根の母鳥との違いは、白い羽根の部分が多くて縦に流れるように見えること。

幼鳥の頃から“まん丸ちゃん”

正面から見た幼鳥。たくましくてリリシイです。

幼鳥の顔アップ。「フンッ!なんだよ!」

幼鳥頃の肉冠。色的には、しっかりと赤くなっています。

幼鳥。基本的には肉冠の赤が発達しているようですが、赤ラインが目立たない時もあります。

声だけではなく、久しぶりに姿まで見えたオス。ひょっとして「コージローさん?」すぐに飛んで行ったので、足環確認できませんでした。