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立山自然保護センターブログ

R8年5月9日 立山室堂の星空

昨日(5月9日)は、夜明け前からサラサラの粉雪

が強風とともに降り続いていました。おかげで、

アルペンルートの高原バスも午前中は運休となっ

ていましたが、午後からは、ゆっくりと回復してき

ました。

夜半からは、更に室堂の空から雲や霧が消え去り、

久しぶりの星空が広がっていました。

外気は-5℃程度まで冷え込んできましたが、前日

の降雪により空気も澄み渡り、月出前の漆黒の

室堂平にて、時折の流星に驚きながら、息を飲むよ

うな天の川の星景を楽しむことができました。

ちょうど、PM11:30頃から、天の川が立山三峰&浄土の上空に上ってきました。

立山三峰の上空の星景。PM12:30頃。

浄土山が天の川に包まれていました。

昨夜は、浄土山方面が主役!久しぶりの天の川の写真をたくさん撮りました。

これも、浄土山の写真。右側の国見岳方面に。さそり座が耀いていました。

真砂岳から別山・剱御前の上空に横たわる天の川。

人工衛星や流星が賑やかしい、剱御前の上空。

大日岳から別山までの広域星景。この写真も賑やかしい光線が・・・。

ホテル立山、大日岳・奥大日岳方向の夜景。

立山センター越しの富山平野の夜景。

吹雪の翌朝に(ライチョウ観察編)

先ほどのブログで、室堂平の冷え切った早朝の立山

室堂の風景を紹介させていただきましたが、この散

策中に、たくさんの愛らしいライチョウ達に会うこ

とができましたので、今朝(5月5日)の立山室堂の

ライチョウさん達の様子をお伝えします。

 

ミドリ湖手前の散策路にいたツガイ。この場所は、毎年、繁殖・育雛が確認される繁殖地です。

ミドリ湖手前散策路のツガイ雄。氷の世界でたたずんでいました。

ミドリ湖手前散策路のツガイ雌。時折、足で雪をけって、樹の枝ををつついていました。

みくりが池温泉近く火山監視ステーション前のツガイ雄。 散策路のロープ下で休んでいました。

上記のツガイ雄。ライチョウのまぶたは、こんな膜状のものとなっています。

上記のライチョウ。目を開けると、レッドアイラインのお化粧美男子でした。

上記ツガイ雄と一緒にいた雌。昨日まで、この場所に雄3羽が集まっていましたが・・・。今日は、オスメス。

上記ツガイ雌。この個体の羽根毛は、まだ冬毛の白が優勢です。ふわふわで、かわいいですね。

みくりが池温泉近く火山監視ステーション前。突然、ツガイ雄がお客さん達の足元を駆け抜けていきました。

今度は、エンマ台山側のハイマツ林。なんと、雄が4羽匹集まっていました。※写真は3羽。どこにいるかわかります?

 

エンマ台雄4羽の1匹ー① 精悍な顔つきの雄。

エンマ台雄4羽の1匹ー① ちょっと、目を閉じて休憩中。

エンマ台雄4羽の1匹ーの② 白黒まだらがカッコイイ雄。瞳がするどい!

エンマ台雄4羽の1匹ーの③ まだ冬羽毛(白毛)が多い雄。なんだか、“いぶし銀”的な個体。

みくりが池温泉下の単独雄。雪の中をラッセルしてきて、足で雪を掘り起こして樹の葉をついばんでいました。

今朝のカヤクグリさん。毎朝、元気にさえずっています。この子もフワフワさんですね。

 

吹雪の翌朝に(立山室堂風景編)

昨日(5月4日)は、午後からアラレ、夕方頃から雪に

変わり、風も強く大荒れの1日でした。

今朝(5月5日)は、風も止み、明け方頃から快晴とな

り、早速、朝の散歩に出かけてみました。

気温も-10℃ぐらいまで冷え込み、固くしまった雪面

を自由に歩き回ることができる状態となっていました。

今回は、なにもかも地吹雪で凍り付いた室堂平の風景を

紹介させていただきます。

※次回は、今朝のライチョウ編です!

朝の5:40頃。国見岳の上にまだ月が浮かんでいました。

室堂平から国見岳方面を望む。今朝は、早朝からたくさんの人が歩いていました。

今朝の雄山山頂。雄山峰社も凍り付いているようです。

指標ポールについた“エビのシッポ”と奥大日岳。

室堂山荘前では、たくさんの人達が日の出を待っていました。

室堂山荘近くから、ミドリ湖、奥大日岳を望む。噴煙は地獄谷。

今朝のエンマ台から剣岳・剱御前の風景。ライチョウが4羽も集まっていました。(人だかりの箇所)

今朝のみくりが池、立山三峰、浄土山。

凍り付いたハイマツ林と奥大日岳

凍り付いたハイマツ。拡大写真

凍り付いた山小屋さんの運搬車。今日もいい天気になりそうです。

宿舎(立山センター)前通路から、雄山を望む。

昨夜からの降雪を、朝の4時から除雪していただいている古栃建設さん。ありがとうございます。

 

R8,5,3 今日のライチョウ

今朝(5月3日)、GWでたくさんいらっしゃるお

客様にライチョウ情報を伝えるため、“ライチョウ

パトロール”に出向きました。(ただの朝食前の散

歩ですが・・・。)

高曇りの空。気温は、-3℃ぐらいまで下がったせ

いか、雪面は自由に歩けるくらい締まった状態でし

た。

いつものポイントを順番に廻り、ツガイや単独の

個体が、寒さに耐えながらも元気でいることを観察

しました。特に、みくりが池温泉の周辺にツガイや

雄、雌、単独、複数のライチィウがたくさん集まっ

ていました。

今のところ一番のライチョウ観察のお薦めポイント

は、“みくりが池温泉”でしょうか?

とりあえずは、最新のライチョウ情報は、立山自然

保護センター3F受付へどうぞ。

 

室堂山荘近くミドリガ池上部のツガイ雄。今日も仲良く、2羽いました。

上記の雄が雌の方向に歩き始めました。

室堂山荘近くミドリガ池上部のツガイ雌。寒さに耐えるためか、岩陰に身を潜め目を閉じていました。

室堂山荘近く尾根地のハイマツ林のツガイ雄。数日ぶりの確認でしたが、すっかり黒色羽根が増えてきていました。

室堂山荘近く尾根地のハイマツ林のツガイ雌。ガンコウランの葉を必死についばんでいました。

夏毛への生え変わりのせいか、首回りを気にして引きかいでいました。

するどいツメと温かそうなフサフサ羽毛の足。ライチョウが生き残るために必要な進化の証です。

みくりが池温泉近く、火山ガス監視ステーション前の雄。何故か、1日中、同じ場所に雄2匹でいました。

上記雄といっしょにいた雄。この時期、雄2匹一緒にいるのは珍しいです。兄弟かな?

昨夜のものか?雪上で見つけたライチョウの“ため糞”

盲腸内にセルロースを分解させる細菌を共生させており、この盲腸でつくられた糞が“盲腸糞”です。

 

R8年5月2日 立山室堂の日入と月出

昨日(5月2日)の夕日と月入の写真を公開します。

立山室堂での昨日の日入(日没)は、18:37で、

とても美しい夕日でした。

少し時間が経過して、22時頃、部屋の窓から浄土

山を眺めてみると、頂上付近がぼんやりと月あかり

がにじんできていました。

急いで写真機材を持って外にでてみると、人っ子

一人いない、怪しげな月明りに照らされた室堂平

の風景を楽しむことが出来ました。

立山室堂ターミナル駐車場からの夕日。大日岳の左側に沈んでいきます。

とてもきれいな夕日。なんとか日入に間に合いました。

富山平野の方に沈んでいきます。

薄雲に映える夕陽。

本日の立山室堂での日入は18:37。美しい夕陽のグラディェーション。

一休みして今度は、21:50頃から撮影スタート。浄土山の山頂の向こう側から、ぼんやりと月が上ってきました。

本日の月は月齢15.6。満月に近い明るい月が上ってきました。

蒼白く月明りに照らされた浄土山付近。

立山三峰も月明りに照らされていました。

月明りの立山センター・ホテル立山方面の夜景。