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立山自然保護センターブログ

R8年6月7日 雪融け進む立山室堂

今朝(6月7日)は、みくりが池周辺を散策してきました。日に日に雪融けが進み、みくりが池の氷と水の割合も逆転しつつあります。雪融けあとには、高山植物の芽ばえも出始めており、イワカガミやミツバオウレンなどの早春の花々も咲き始めていました。立山室堂も“春から夏へ”の季節移行が加速化されてきているようです。

 

今朝のみくりが池。日に日に、氷面が融けて水面の面積が増えてきています。

立山三峰と浄土山を映しこむ、みくりが池。

氷の塊も大きく、車1台分はありそう?

氷面の窪地に水が溜まっており、凸凹の氷紋も浮き出ていました。

3日前から咲き始めていたイワカガミ。(みくりが池)

 

今シーズン初確認のハクサンイチゲ。今年もお花畑が楽しみです!(みくりが池)

立山室堂では、ガンコウランの次に咲く花々の一つ。ミツバオウレン(エンマ台近く)

ミネズオウの花も咲き始めました。小さくても樹木です。“ラスボス”のような名前です。(みくりが池温泉横)

ミヤマハンノキの雄花序。ブラブラとぶら下がっています。(みくりが池)

コバイケイソウの新芽。オオバギボウシと間違って中毒を起こす毒草です。(エンマ台近く)

宿舎横の雪壁上の単独オス。(コージローと名付けられています。)室堂山の他のオスと毎日バトルしています。

まだ、冬毛から夏毛に換羽しきっていないコージロー。朝からずっと見張り中。

R8年6月6日 木星・金星接近 立山室堂の星空

最近は天候不良のため、星空観察がなかなかできなかったのですが、昨夜(PM9時頃)、一時的に星空が拡がっていましたので、急いで、カメラ機材を担いで外に出てみました。

西の空を眺めると、ホテル立山さんの上空に木星と金星が近接して耀いており、富山平野側から湧き上がってくる雲海に飲み込まれそうになっていました。まだ早い時間でしたので、天の川は上ってきていませんでしたが、久しぶりに立山室堂ならではの、夜の山岳風景と無数の星々の光を堪能することができました。

午後9時ごろの西の空(ホテル立山の方向)。ふたご座のボルックスとカストルの左下にある木星と金星。

立山方向には、まだ雲が発達していなく星々がきれいでした。左下の建物は、室堂山荘。右の鞍部は、一の越山荘。

富士の折立から真砂岳方面の星景。

まだ月は上ってこないので暗いのですが、この時間帯では天の川もまだ峰々の下です。

浄土山~室堂山方向の星景

昨夜の浄土山の星景

R8年6月6日 今朝の室堂平

昨日(6月5日)の午後からお天気が下り坂となり、夜半には雲や霧が多くなり、少々の雨も降っていたようです。

今朝は、AM5時30分頃から霧が晴れ、室堂平一帯の上空に青空が戻ってきました。

・・・ということで、今朝の室堂平の風景やライチョウなどを紹介させていただきます。

 

霧が晴れてきた、今朝の幻想的な立山室堂の風景。

真砂岳方面から、もう日が上ってきていました。

室堂平の雪原から奥大日岳・大日岳を望む

今朝の天狗平・富山平野の遠望。雲・平野・雪原・緑地の4層に分かれた彩りが美しいです。

みくりが池への最大の難所であった“雪の階段”が除雪され、夏道を普通に歩けるようになりました。

霧に包まれたみくりが池。

みくりが池の氷面もだいぶん融けてきました。

立山三峰と浄土山を映し込むみくりが池。

浄土山とみくりが池

人々も映り込む、美しいみくりが池の湖面。

今朝も元気なカヤクグリ。

ミドリガ池近くのメス。オスは、縄張り内闘争中なのか、不在でした。

R8年6月3日 強風の立山室堂

昨夜(6月2日)から、台風6号の影響で立山室堂にも突風が吹いています。雨はそれほどでも無いのですが、傘がさせない天候ですので、雨具がないと大変な天気となっています。

外気温は、午後12時現在で9℃、雨のおかげで雪がどんどん融けてきており、『雪の回廊』も全区間の地面が露出してきました。一日、一日、立山室堂も“春めいて”きています。

立山自然保護センター3階通路のようす。

雪の回廊の地面が露出してきました。

雪の回廊のターミナル側の状況

玉殿の清水の雪解けは進みましたが、まだ、清水は出てきていません。

今日は、残念ながら雄山などの山々は眺望できません。

強風と雨で、大変!

室堂バスターミナル屋上からの下り階段の雪もすっかり融けました。

バスターミナル屋上からのアルペンルート側の状況。

 

 

R8年5月31日 夕日と3羽目のライチョウ

立山室堂では、ここ3日間晴天が続いており、夕日がとても美しい日が続いています。

昨日(5月31日)の夕日も美しく、大日岳の向こう側の空をオレンジ色に染めながらゆっくりと沈んでいきました。

日没直後の宿舎への帰路、室堂バスターミナル&ホテル立山横の園地広場にて、ライチョウのオス・メスのツガイにも逢うことができました。

散策路のすぐそばで、ツガイの2羽が採餌しながら、お互いに距離を離さないよう仲睦まじく連れ添って歩く姿は、何とも言えない、「やさしい気持ちと安らぎ」を与えてくれるようです。ライチョウを観察している人々は皆、笑顔でうれしそうです。

それにしても、ツガイが一生懸命採餌している雪解け直後の園地内には、観光客に捨てられたゴミ(紙・ティッシュ・紙コップ・帽子・手袋・マスク・ナイロン袋・お菓子の袋・ペットボトル・簡易アイゼン・・・・などなど。)が散乱していてヒドイ状況でした。(一部のお客さんが、「ライチョウが3羽いる。」と言っていましたが、その内の“1羽”は、白いゴミ袋が風でなびいているものでした・・・。)

とりあえず、明日の早朝からの仕事は、『園地内のゴミ拾い』から始めることと決めました。

みなさん、ゴミを捨てないで!持ち帰ってください。

【立山自然保護センター所長&立山室堂のライチョウからの心からのお願いです。】

昨日の夕陽に染まる立山三峰、室堂山荘

剱御前・別山、真砂岳方面の夕方の風景

昨日の浄土山のようす。

みくりが池近くにて。雪原に隠れる直前の夕日。

撮影場所をちょっと移動して、大日岳に沈む夕日を撮影。

みくりが池近くでは、ちょうど大日岳の頂上に夕日が沈みました。PM:6:56

大日岳の向こう側の空が夕焼けに染まっていました。

昨日の天狗平方面の夕焼け。大気が安定しており、雲海が無い日でした。

ターミナル横の園地には、たくさんの人だかり。ライチョウのツガイが仲良く採餌していました。

ここ3~4年、ターミナル周辺のなわばりでツガイを構成しているオス。(足環がないので推定。)

ターミナル横のツガイのメス。一昨年は、建物前にて営巣が確認。昨年の営巣場所は不明。今年はどこで?