BLOG

立山自然保護センターブログ

R8年6月28日 朝散策Ⅱ(花・ライチョウ編)

先ほどのブログに続いて、今朝(6月28日)の立山室堂の高山植物とライチョウの状況を紹介します。

一昨日までの風雨で、一部、開花したばかりの花びらが散ってしまったり、抱卵期に入ったライチョウメスの出現が激減したりと、自然観察にはあまり良くない条件が揃っていましたが、そんなことは全く関係ありません。

立山室堂は、いつ、だれが来ても自然を満喫することができるところで、何百回歩いても、毎回が発見・感動できる場所です。

7月上旬からは、高山植物の一斉開花、ライチョウ母子のデビューなど“いい条件”がそろいます。また、7月24日からは、平日の自然解説ツアーも開催いたします。みなさん、立山室堂にいらっしゃってください。お待ちしております。

室堂園地(バスターミナル前)の現在の様子。イワカガミ・チングルマ・シナノキンバイが咲き始めています。

今が満開!低木樹木のミネズオウの花。

ハクサンイチゲが現在の主役!

ハクサンイチゲのアップ。

咲き始めてきてたコバイケイソウ。今年は、コバイケイソウの一斉開花の当たり年!

 

立山室堂では、まだまだ囀り続けています。元気者のカヤクグリ。

ミドリガ池散策道途中のライチョウオス。(この個体は、赤・青の足環をつけており、一部のファンからアカオくんと呼ばれています。)

血の池斜面のハイマツ・ミヤマハンノキ林をナワバリとして、対岸の登山道を行ったり来たりしています。

1回目の繁殖に失敗し、ただ今、2回目の繁殖活動中とのこと。赤い肉感が目立っているのは、そのせいかも。

最近、近辺でライチョウがキツネに食害されており、人通りの少ない早朝には、ライチョウを見かけなくなってきています。

 

R8年6月28日 朝散策Ⅰ(風景編)

今朝(6月28日)は、気持ちの良い晴れ。最近、日に日に雪融けが進む立山室堂の現在の風景をみなさんにお伝えします。

なお、高山植物やライチョウについては、次回、朝散策Ⅱ(花・ライチョウ編)にて公開いたします。

朝日を映すみくりが池。今朝の日の出は、真砂岳方面からAM5:39でした。

みくりが池温泉前の展望台。今日も浄土山は美しいです。

ただいま、みくりが池キャーンペーン中。当センター3階受付にて、みくりが池記念シール配布中!

みどりが池散策路から、みくりが池・ホテル立山・国見岳方面を望む。

みくりが池に写しこまれた立山三峰。

みくりが池には、まだまだ巨大な氷が浮いています。

浮いている氷の一つ。アイスブルーの輝きです。

血の池稜線散策道からエンマ台方面を望む。梅雨とは思えない青空が拡がっていました。

ミドリガ池もすっかり水面が現れてきました。美しい逆さ立山三峰の絶景ポイントです。

室堂山荘からバスターミナルの室堂平の積雪もだいぶん融けてきました。梅雨が明ければ、夏山シーズン到来です!

R8年6月27日 夕日の無い夕暮れ

昨日(6月27日)は久しぶりの好天で、久しぶりの夕日が期待大の日でありました。

宿舎の窓から富山平野に分厚い雲海が発達しているのを確認し、PM6:00から夕暮れ散策に出向きました。

夕日が落ちてくるまで、しばらくの間、弥陀ヶ原を包み込んでいた雲海が、天狗平まで押し寄せ、大日岳を取り囲むように上昇してくるのを眺めていました。

残念ながら昨日は、夕日は雲の隙間から光の矢を放ちながら、その姿を見せることなく厚い雲の向こうに沈んでいきました。

6月27日PM6:07 天狗平に押し寄る雲海

押し寄せる雲海が通り過ぎた後の天狗平山荘

魚津の方向の富山平野の雲海の状況。毛勝三山が島のように浮いていました。(おおよそ標高2,400mの山々)

浮島のようになっている毛勝三山のアップ、(室堂平からは、みくりが池温泉の向こうに見えます。)

大日岳の上空に、光が差し込んできました。『天使の梯子』(チンダル現象)というそうです。

本日の夕日は、厚い雲の向こう・・・・。ダメかな。

再び、雲海が押しあがってきて大日岳を取り囲んできました。

少しだけ、大日岳の向こうに夕焼けがにじんできました。

今日は夕焼けは無し。残念。夕日が雲の中に消えて、雲海が水墨画のように押上がってきました。

R8年6月27日 立山室堂朝散歩

台風&梅雨の影響により、ここ数日、荒天が続いていた立山室堂ですが、今日(R8年6月27日)は、朝から晴れています。

富山平野の方は、分厚い雲海が拡がっており、上山されたお客さんの話では、富山市内は雨だったそうです。

ただ、ここ数日の強風と冷たい雨のせいで、せっかく咲き始めていた高山植物の花びらが痛んだり、散ったりしていました。(これからたくさんの花々が咲き始めるので、お花畑には影響はありませんが・・・・。)

7月に入ると、ライチョウの母子&高山植物のお花畑の夏山シーズン突入です。楽しみですね。

今日の天狗平方向の展望。雲海の下は大雨だそうです。

みくりが池の氷もだいぶん融けてきました。剱~剱御前~別山方向。

みくりが池水面の“逆さ立山三峰&浄土山”

みくりが池のほとりの見張りライチョウ ※5月末に足を怪我していたのですが、現在は回復し大丈夫そうです。

立山三峰をバックにした見張りオス。前の写真と同じ個体。この場所で毎年ツガイとなっているメスと再繁殖チャレンジ中とのこと。

昨日までの雨風で傷んだチングルマの花弁。

そこかしこで咲き始めたアオノツガザクラ。提灯の集まりのよう。

これから、お花畑の主役となってくるハクサンイチゲ。

風雨で花弁が少し痛んでいたイワカガミ。新緑の中の美しい彩りは目を引きます。

室堂では少ない森林性の植物。ショウジョウバカマ。ホテル立山前

やっと咲き始めたばかりなのに・・・。花弁が痛んでいたクロユリ。

草原にて、これから開花してくるヒメイワショイウブ。※よく見るとネバリノギランではなかったです。

 

ライチョウは飛べますか?

当センターの受付によく、「ライチョウって飛べるんですか?」という質問や、「ライチョウって飛べるんですね?」っていう“感激”の報告が寄せられてきます。

もちろん、ライチョウも立派な“鳥”です。結構、飛べます。グライダーのような滑空飛行だけではなく、2018年の数十km離れた北アルプスから中央アルプスに“移住”した伝説の『飛来メス』のように、ライチョウも“やればできる子”であることをみなさんにその都度、お伝えしています。

ということで、今回は、ライチョウの飛びっぷりをみなさんに堪能していただきたく、当センター秘蔵&過去ブログ写真などから、再公開させていただきます。

※ライチョウの飛翔を見たい方は、繁殖期最盛期の5月がお勧めです。立山室堂をオス達が飛び交っています。

2017年4月24日 3-1 勢いつけて

2017年4月24日 3-2 ジャーンプ!

2017年4月24日 3-3 力いっぱい羽ばたく!

2017年5月18日 見張り岩から力いっぱいジャーンプ!

2018年6月13日 谷に向かってジャーンプ!

2018年6月13日 “天使の羽根”のような美しい羽根。

2018年6月13 スカイハイ。対岸に向かって飛翔中!

2018年6月5日 緊急発進! 縄張り内でのディスプレイフライト

2018年5月28日 縄張り争い。オス同士の空中バトル中!

2017年4月24日 当センターホームページTOP採用写真です。

撮影日時不明  鳴きながらの飛翔。※よく見ると脱糞していますよ。

撮影日不明 当センター50周年記念シール採用写真

過去ブログ執筆の諸先輩方の写真使わせていただきました。ありがとうございました。