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立山自然保護センターブログ

ツバメと雪掘り作業

本日11日の作業は、3階出口通路の雪掘り作業!

午前中から雪は降っていませんが、雲が暑く、

霧が出たり、晴れたりの天気です。

気温は、-2℃で、やっぱり寒いです。

信じられないことに、この室堂の寒空の中、3階

事務所窓から、屋根下に巣を作ったイワツバメ達

がしきりに出入りしているのが見えます。

まだまだ、朝晩には、-10℃以下となる極寒の地

であって、餌となる虫たちもまだ少ないのに・・・。

ツバメたちは、何という生命力と忍耐力を持ち合

わせているのか・・・。

という事で、午後からは、勤勉なツバメたちを見習

って、外に出でて、雪掻きで汗をかくこととしまし

た。

立山自然保護センター同居人のイワツバメたち。今年もよろしく!

晴れ間に見えた、室堂ターミナルと奥大日岳

剱御前の峰々に美しい光が当たっていました。

今日は、雄山は雲の中。山小屋や雪の回路などの除雪はこれからです!

センター3階からの通路作り。青空へまっしぐらの階段です。

着工前のセンター3F出口の状況。1.7mの雪だまり。

掘り起こし完成。雪の普段を降りて、センターに入れられるようになりいました。

雪のブロックを積んで、転落防止柵を作りました。

何とか、通路は通れるようになりました。

オコジョ 投稿者写真特集Ⅳ(H29ほか)

当ブログにてオコジョ特集Ⅰ(9月23日)、特集Ⅱ

(9月26日)、特集Ⅲ(10月19日)と続けてきま

したが、今回は特集Ⅳということで、平成29年度ほ

かにて、お客様から投稿していただいた写真をサル

ベージし整理しましたので、特集再公開させていた

だきます。

できるだけ、撮影年月日を記載しておきましたの

で、オコジョ観察の旅行計画や季節形態の予測など

の参考にしてください。

当センターに寄せられるR7年のオコジョの目撃情

報は、現時点(10/20)で200件となっています。

月別の件数ですと、4月:2件、5月:14件、

6月:1件、7月:55件、8月:81件、9月:40件、

10月:7件となっています。私見ではありますが、

6月に誕生した子オコジョたち(4~5匹)が、活発

に目撃されるようになったのは7月中旬以降であり、

好奇心旺盛な若オコジョたちが広域的に活発に動き

回る7月下旬~8月下旬が、ベストシーズンと感じて

います。この当年生まれの若オコジョたちは、大人

のオコジョたちとは全く異なり、人懐っこく、靴の

上に乗ってくるまで近づいくるので、本当にびっく

りさせられます。

それでは、皆さん、4回のブログ特集で紹介させてい

ただいたようなオコジョたちに会うため、是非とも

来シーズンは(も)、立山室堂にいらっしゃってくだ

さい。お待ちしております。

※立山自然保護センターにお立ち寄りいただければ、

最新のオコジョ目撃情報をご提供しています。また、

目撃情報の報告者には、素敵な『オコジョ目撃記念

ステッカー』をお配りしています。

草むらの岩穴からのぞいていますね。(H28,9,5)

ヒョッコリと出てきた感じがカワイイです。(H29,8,6)

毛並みが美しいオコジョ。首の長さがイタチ科っぽいですね。(H29,8,13)

しっかりと、撮影者を見ています。(R7,9,23)  ※最近の追加写真です。

これまた、岩の隙間からヒョッコリ出現!(R7,10,12)※最近の追加写真です。

閉山直前の冬毛バージョン①(H29,11,5)※シッポ先だけ黒いです。

閉山直前の冬毛バージョン②(H29,11,5)          ※正面から見るとネズミみたいですネ。

閉山直前の冬毛バージョン①(H29,11,5)              一度は見てみたい、憧れのホワイトオコジョ。

これまでに、いろいろと当センターにご投稿してい

ただきましたお客様に、感謝申し上げます。

立山室堂を訪れる皆様に、オコジョをはじめとした

自然の素晴らしさをお伝えさせていただき何よりで

した。本当に、ありがとうございました。

オコジョ 投稿者写真特集Ⅲ(H27~H28)

室堂での人気者オコジョについて、9月23日及び

9月26日の当ブログにて、お客様から「ライチョウ

見守りネット」にてご投稿いただいた写真を再公開

する形で特集を組まさせていただいたところ、大変

と好評でして、『もっと、かわいい写真が見たい!』

という声がたくさん寄せられてきました。

そこで、まだ、整理されていなかった平成27年度か

ら平成29年度の投稿写真を整理しましたので、

特集Ⅲ、特集Ⅳと2回に分けて、再公開させていただ

きます。

まずは、平成27年度~平成28年度の写真をお楽しみ

ください!

※室堂で撮影されたライチョウやオコジョの素敵な

写真をお持ちの方は、当センターの「ライチョウ

見守りネット」にご投稿・ご共有させていただけれ

ば大変と助かります。ご協力お願いいたします。

手足で踏ん張って岩に張り付くオコジョ(H28年8月23日センター職員撮影)

おひげがカワイイ、ヒョッコリオコジョ(撮影年月日不明)

岩穴から出てきたオコジョ。エゾノムカシヨモギの花もかわいいですね。(H27,8,3)

 

目がキラッ!周囲を警戒しているオコジョ。(H27,8,24)

敏捷性(びんしょうせい)が高いので、写真撮影も大変ですね。(H27,8,29)

何か匂いをかいでいるオコジョ(H28,5,22)

かっこいいオコジョ!すばしっこく走る躍動感のあるすごい写真です。(H28,6,15)

好奇心旺盛で撮影者を気にしていますね。(H28,8,9)

室堂の謎Ⅱ いなくなったクマ達

この夏、室堂平や一ノ越・祓堂、浄土山・室堂山

近辺で頻繁に出没していた“クマ達”も、9月15日

を最後に、その目撃情報は全く無くなりました。

室堂平から2時間ほど離れた場所の、室堂乗越から

雷鳥沢にかけての山腹斜面の成獣クマも、10月2日

の目撃情報を最後に、新たな目撃情報もありません。

室堂で長年仕事をしている職場や山小屋関係者等の

皆様からの聞き取りによると、

『毎年、室堂近辺のクマは9月末にはいなくなる。

餌も豊富で、冬ごもりできる標高1,000~1,500

mぐらいの山中に下りて行っているのでは?』

とのことです。

最近、富山県も含め全国的にたくさんのクマが、平

野地の居住区域に出没し、重大な人身事故などが発

生しています。樹の実の凶作による餌不足やクマ自

身の個体数の増加などの原因があるのでしょうが、

少なくとも、国立公園内の立山室堂においては、

“野性の尊厳をもって、人との関わりを持たない”

クマ達と

“自然公園を利用する一方、クマの棲息地を保全し、

クマ生態への影響を最小限に限定制限させる”

人間が

共存できる方策を模索していくことが重要と考え

ています。

以下、9/8、9/16、9/30のクマ特集ブログでも紹

介させていただいたクマ達の写真ですが、クマの

顔ズームアップでトリミング処理しました。

ボケボケの写真ですみませんが、室堂のクマ達の

いろいろな表情などお楽しみください。

R7,8,25室堂園地南①

R7,8,25室堂園地南②

R7,8,25室堂園地南③

R7,8,25室堂園地南④

R7,8,25室堂園地南⑤

R7,9,6一ノ越祓堂室①

R7,9,6一ノ越祓堂室②

R7,9,6一ノ越祓堂室③

R7,9,15ミクリガ池上部①

R7,9,15ミクリガ池上部②

R7,9,23雷鳥坂①

R7,9,23雷鳥坂②

 

室堂の謎 秋のライチョウの居場所はどこ?

最近、よく受付窓口にて、

「秋はライチョウを見つけにくいんですか?」

とお客さんに聞かれます。実際、9月半ば頃から

「ライチョウ目撃情報」が1/3程度まで減少して

います。実際、私個人も、9月に入ってからの朝

の散策時において、“一羽も見かけない”という日

が何日もあります。

元々、6月末からナワバリを解消し“自由行動”

をしているオス(又はオスグループ)は、室堂平

一帯ではほとんど見かけることはありません。

(毎朝、『グァーグァー』という鳴き声が聞こえ

るので、オス達もご近所で暮らしているみたいな

のですが・・・。)

問題は、あれほど登山道近くなどで育雛していた

母子グループがどこに行ったか?ということです。

「富山雷鳥研究会」の調査によると、

「雛が幼鳥に成長すると、母子たちは平坦地から、

餌や身を隠すものが多い谷筋に移動する。」

とのことで、どうやら、人間が見つけることがで

きないだけで、オス達同様に、近くに棲んでいる

ようです。実際、9月の「富山雷鳥研究会」の調

査にて、これまで数週間ほど目撃報告がなかった

「血の池」上部のハイマツ下に母子グループが居た

との報告事例もあり、やはり『見つけることができ

なかっただけなのか・・。』と納得するに至ってい

ます。

最近のお客様からの目撃情報(個体数報告)などか

ら、現在、複数の母子グループが合併して小集団化

が進んでいることが推測されます。

以下、ここ3週間の目撃状況を写真でピックアップ

しましたのでご覧ください。

※3枚目以降は、お客様から「雷鳥見守りネット」

に投稿していただいた写真を使用しています。

R7,10,6室堂平園地内 若鳥(2家族:5羽)

R7,10,6室堂平園地内 若鳥(2家族:5羽)

R7,10,6ターミナル前広場上部 メス1、若鳥2(1家族:3羽)

R7,10,1ホテル立山前園地 メス1、若鳥3(1家族:4羽)

R7,9,26ミドリガ池園地 メス1,若鳥2(1家族:3羽)

R7,9,25血の池 メス1、若鳥2(1家族:3羽)

R7,9,21 一ノ越祓堂手前 メス1、若鳥2(1家族:3羽)

R7,9,21園地広場 メス1、若鳥3(1家族:4羽)