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立山自然保護センターブログ

R8年6月15日 咲き始めた弥陀ヶ原の花々

今日(6月15日)は、弥陀ヶ原での「富山県ナチュラリスト協会にいさん会」による外来種除去活動実施日でした。その活動支援として、お昼過ぎにその除去草本を受け取りに弥陀ヶ原に行ってきました。怪しい雲行きながら、なんとか持ちそうな天気でしたので、久しぶりに弥陀ヶ原の人気コースである立山カルデラ展望台散策道を歩いてみました。

国民宿舎立山荘の玄関すぐ横から、笹薮の中に石畳の道が整備されています。ノウゴウイチゴ(別名ノウゴイチゴ)の白くて可憐な花を眺めながらしばらく歩くと、散策道は雪に埋まり、展望台までのほとんどが雪道となっていました。

展望台は日当たりが良く、雪融け箇所から、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、ミツバオウレン、ハクサンチドリ、モミジイチゴなどの花が咲いていました。帰路は、数匹のホシガラス達の鳴き声にせかされながら下山。ポツポツと小雨が落ち始める中、室堂での開花も待ちきれず、弥陀ヶ原ホテル周辺にて、今シーズン初認となるチングルマやシナノキンバイなどの高山植物を楽しんできました。弥陀ヶ原も室堂も、高山植物はこれからが本番です。楽しみですね。

国民宿舎立山荘。正面玄関横に、立山カルデラ展望台散策道の入口があります。

ノウゴウイチゴ(別名ノウゴイチゴ)栽培イチゴのミニチュア版のような“甘酸っぱいイチゴ”が結実します。

立山荘の周りに、室堂でも咲き始めているミツバオウレンがたくさん咲いていました。

最近、開葉し始めたミネカエデの新緑&花芽。

立山カルデラ展望台までは、片道20分。現在の4/5はこのような雪道です。目印ポールとトレースを見失わないで!

今年初めて見たホシガラス。現在は、弥陀ヶ原や美松周辺で見かけます。天狗平や室堂への移動は7月中旬頃から。

サンカヨウ 漢字では ✖参加用 〇山荷葉(笑い) 花びらがヒラリと2枚落ちていました。

この花も今年初めて。ハクサンチドリ。

弥陀ケ原のバス停横の雪解け後地には、チングルマが開花していました。気がつきませんでした。いつのまに・・・。

同じく弥陀ヶ原バス停横にて。シナノキンバイも今年初めて。

4日前に確認した弥陀ヶ原ホテル横のシラネアオイ。1輪だけがツボミから開花していました。

弥陀ヶ原駐車場へ下りる木道横のミズバショウ。株の大半は、まだ雪の下でした。

弥陀ヶ原ホテル横のウラジロナナカマドの花。何故か、1本だけ咲いていました。

R8年6月14日 雄山の花々&ライチョウ

先ほどの雄山登山ブログの続きです。

今朝(6月14日)の雄山登山にて、観察してきた高山植物とライチョウの写真をUPします。

室堂平では見かけることのない、または、まだ咲いていない可憐な植物たちを楽しんできました。

室堂より標高の高い雄山付近でも、いつのまにか冬から、(春を飛び越して)夏に変わろうとしているんですね。

また、産卵間近(もう産卵中?)のライチョウ達(アブレオスのコージローを含む)にも逢えましたのでご紹介いたします。

開花したばかりのハクサンイチゲ(一の越)

ミヤマキンバイ(雄山)

ミヤマキンバイ(一の越)

コメバツガザクラ。葉が三輪生(上から見ると3枚の葉が三菱状に開いている)することが特徴。(一の越)

ほとんどがまだツボミだったイワウメ。米粒状の小葉が密生している。(一の越)

まだツボミが多いハクサンシャクナゲ。室堂平では、まだツボミもでていません。(一の越)

ハクサンシャクナゲ。6月11日の降雪で花がダメージを受けていました。(一の越)

祓い堂手前のハイマツ林内にいたライチョウ(オス)。姿は見えませんでしたが、近くから「クゥークゥー」という、かわいいメスの鳴き声が聞こえました。

宿舎横の雪融け地で採餌していたライチョウ(オス単独)。もちろん、いつものコージローです。

コージローの換羽(白羽→黒羽)が遅い(まだら)のが少し気になります。

 

 

R8年6月13日 立山室堂早朝散歩

今朝(6月13日)は星空観察に続いて、一休みの後、早朝から氷が張って冷え切っている室堂平一帯を散策してきました。

立山室堂のライチョウ達は、そろそろ産卵を始めているようですが、まだツガイ行動で私たちの目の前に姿を現わせてくれていました。(さすがに6月下旬頃からは、メスは抱卵期に入り、人目につかなくなるようですけれど・・・。)

日に日に、雪融け跡から高山植物達が芽吹き始め、白銀一色だった室堂平が色づき、生命の息吹で賑やかしくなってきています。

立山の峰々は、朝日に照らされて輝く雲に包まれていました。

雲の中の雄山頂上(雄山神社・社務所)。

立山室堂での今日の日の出は真砂岳頂上付近から。AM5:34

日の出の斜光が差し込む別山の峰々。

冷え込んだみくりが池。今朝も氷点下になっていたので、水面には薄氷が張っていました。

浄土山とみくりが池。

湖面に浮かんでいる大きな氷の塊。北海道の知床ではありません。富山の風景です!

この時期咲いている数少ない花、ミツバオウレン。

ミドリガ池の仲良しツガイのオス①

ミドリガ池の仲良しツガイのオス② 昨年から、たくさんの写真撮影ありがとう!

ミドリガ池の仲良しツガイのメス。この個体もそろそろ産卵を始めているようです。

 

R8年6月7日 雪融け進む立山室堂

今朝(6月7日)は、みくりが池周辺を散策してきました。日に日に雪融けが進み、みくりが池の氷と水の割合も逆転しつつあります。雪融けあとには、高山植物の芽ばえも出始めており、イワカガミやミツバオウレンなどの早春の花々も咲き始めていました。立山室堂も“春から夏へ”の季節移行が加速化されてきているようです。

 

今朝のみくりが池。日に日に、氷面が融けて水面の面積が増えてきています。

立山三峰と浄土山を映しこむ、みくりが池。

氷の塊も大きく、車1台分はありそう?

氷面の窪地に水が溜まっており、凸凹の氷紋も浮き出ていました。

3日前から咲き始めていたイワカガミ。(みくりが池)

 

今シーズン初確認のハクサンイチゲ。今年もお花畑が楽しみです!(みくりが池)

立山室堂では、ガンコウランの次に咲く花々の一つ。ミツバオウレン(エンマ台近く)

ミネズオウの花も咲き始めました。小さくても樹木です。“ラスボス”のような名前です。(みくりが池温泉横)

ミヤマハンノキの雄花序。ブラブラとぶら下がっています。(みくりが池)

コバイケイソウの新芽。オオバギボウシと間違って中毒を起こす毒草です。(エンマ台近く)

宿舎横の雪壁上の単独オス。(コージローと名付けられています。)室堂山の他のオスと毎日バトルしています。

まだ、冬毛から夏毛に換羽しきっていないコージロー。朝からずっと見張り中。

晩夏のミクリガ池散策

8月もあと2日となりました。今朝の天気は高曇り

で一部、朝霧。気温は12℃ほど。

前日、「ミクリガ池」横の「血の池」近くでクマ

が出没したこともあり、クマ警戒パトロールも

かねて、ミクリガ池1周の散策をしました。

※今朝のパトロールでは、熊&痕跡は確認できま

せんでした。

イワイチョウの葉も黄色くなりはじめ、チングル

マの果穂も朝露に濡れていました。今咲いている花

では、オヤマリンドウとトリカブトの青や紫が際立

っています。また、これまで美しい花々を誇って

いた草木にも、果実も実ってきていました。

一面のチングルマ。お花畑が果穂がなびく草原になっていました。

今朝のミクリガ池。濃紺の静かな湖面が美しかったです。

静かな湖面に映った雲と空。

花弁が開きそうで開かない「オヤマリンドウ」

ハクサントリカブト(烏帽子カブトのような形です。)

花柱が特徴的なシナノオトギリ

花の終わった後のコウメバチソウ

花の終わった後のコバイケイソウ

クロウスゴの液果(実)

ベニバナイチゴの果実

ハイマツの球果(松ぼっくり)昨年の雌花が2年で熟します。

ミヤマハンノキの果穂