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立山自然保護センターブログ

R8年10月5日 立山室堂のゴミ捨てについて

立山室堂は、中部山岳国立公園内であって、最重要区域の「特別保護地区」に指定されています。

しかしながら、最近、国立公園の利用者(観光客・登山者・キャンパー・スキーヤー、スノーボーダーほか)のマナーが悪くなってきているのでは?と感じています。

私は出勤前に荒天でない限りできるだけ毎日、室堂平一帯を巡回するように努めています。

残念ながら、毎回毎回、この巡回で、ビニール袋いっぱいになるほどのゴミを拾うこととなっています。紙屑やナイロン包装、ペットボトル、弁当の食べ残し、お菓子、タバコの吸殻、噛んだ後のガム、マスク、糸ようじ・・・、休憩ベンチや展望台などのだいたいいつも同じような場所に捨ててあります。人間のモラルを疑う、本当に悲しくなるくらいのゴミです。

手袋やタオルなどの“悪意のない落とし物”も多いと思われますが、お弁当や菓子類の食品や包装は確実にゴミです。

自然公園法第37条により「自然公園内での野性動物に餌を与えることやごみ等の廃棄や放置すること」は、30万円以下の罰金と定められています。

念押しですが、国立公園である立山室堂においては『ゴミの廃棄・放置はマナー違反ではなく、犯罪行為』です。

最近、雷鳥沢野営場からのキャンパーが、帰路にてキャンプで出た生ごみ・ペットボトル・空き缶などがぎっしりと詰まったナイロン袋をそっくりそのまま、ハイマツやベンチ下、建物の横に大胆に放置していく行為が目立っています。

県営の雷鳥沢野営場では、今年から熊対策などのため受付時に「ゴミを捨てない。全て持ち帰る。」などを誓約書に署名してもらっていますが、1週間に2~3人(組)は守っていないようでエンマ台やミクリガ池周辺で“袋ゴミ”の不法投棄を見かけます。

とにかく、私たち職員は、立山の生態系を守るためゴミを拾い続けます。みなさんもご賛同いただけましたら、立山自然保護センター3階受付にいらっしゃって下さい。『私もゴミを拾ったよ』とゴミ拾ってきたお客様に、お礼として『50th anniversaryシール』(タテヤマチングルマor飛翔ライチョウorツキノワグマ)を進呈いたします。お待ちしております。

※なお、環境省立山管理官事務所さんの公園利用者のマナーアップのための「室堂散策ガイド」による取組も紹介させていただきます。

R8年10月4日AM6~7時に拾ったゴミ

ゴミの内容は、紙ごみ、ナイロン包装、マスク、カイロ、乾燥剤、ペットボトル、空き缶、クシ、つまようじ、糸ようじ、手袋、ハンドタオル、食品食品ダレ、靴底、プラスチックごみ、タバコ吸い殻など

R8年8月15日みくりが池温泉近くベンチ下のフライドポテト食べ残しゴミ。

R8年8月3日慰霊塔近くミクリガ池展望台ベンチのお菓子。

環境省によるマナーアップの取組『室堂における利用ルール10箇条』