平成31年4月15日は、立山黒部アルペンルートの全面開通に合わせて「立山自然保護センター」が開館予定です。
・・・というこで・・少し気が早いのですが、今週末にセンターのスタッフが開館準備のため標高約2,450mの立山室堂平に入っており
開通前の状況をレポートしてくれました。まず、一番の強敵は寒さで「水」や「電気」などのライフラインの復旧に時間が掛かる為、
乏しい暖房で、氷点下の中で。オープン作業を頑張っています。もう一つの強敵、雪に対してはこの方たちが戦ってくれています。
今年の1月29日に麓の山麓を出発した除雪隊は、今、高原道路の最後の仕上げとして室堂ターミナル駅の除雪にあたっています。
かなり離れた場所から撮影しましたが、実際に聞こえてきた重機の音はとても迫力がありました。
全面開通まで約1週間、皆様が室堂ターミナルにお越しの際には綺麗に除雪が終わった駐車場を見ていただけると思います。
室堂平の様子も少しですが、紹介すると
立山三山方面です・・・写真中央のくぼみに「みくりが池」があるのですが・・・・
室堂平の遊歩道も整備が進められています。
立山三山から反対の富山市街地のほうに峰を連ねる大日連山方面です。
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・・「お~い!」
「お~い!ここだよ!」
と言う声が聞こえそうなのがわかりますか?
立山自然保護センターとして、今年度初めて確認された「ライチョウ(オス)」です。
今シーズンも立山の情報発信の基地として、館内展示やナチュラリスト(富山県自然解説員)によるフィールド解説などを通じて「自然」や「歴史」
「郷土」などの立山の魅力を紹介していきますので、立山室堂平へお越しの際は、是非ともお立ち寄りください。