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立山自然保護センターブログ

2021/07/17快晴

北陸地方の梅雨が明けてから気持ちのいい天気が続いてます。
今日も雲一つない快晴です。
週末ということもありたくさんの登山者や観光客の皆さんが夏山を楽しんでおられてやっと立山の夏らしい雰囲気になってきました。
高山植物の花々も短い夏を謳歌するように咲き誇り、雪解け水の流れる音と爽やかな風を感じながら過ごす時間は格別です。
そして運が良ければ産まれたばかりのヒナとお母さんの子育ての様子も観察できます。
ここ数日は保護センター近くの遊歩道脇にヒナ連れ家族が現れるので出会える確率は高いです。

写真は室堂〜一の越間の登山道の状況です。
石畳の道もだいぶ出てきてますがまだ大きな雪渓を5つ程渡らなければいけないのでスリップ等に注意が必要です。
登山に関するご質問は山岳警備隊にお問い合わせください。(076-463-5537)

 

初夏、めいてきました。

北陸地方も、梅雨明けの発表があり室堂平も、初夏めいてきました。

 

チングルマなどの花も多くなってきました。

 

イワイチョウ

 

ゴゼンタチバナ

 

マイズルソウ

 

クルマユリ

 

今年は、コバイケイソウの花をよく見かけます。

 

アキアカネも避暑に来ています。

 

ホシガラスも見かける様になりました。

 

ライチョウの親子、ちなみにヒナが3羽います。

ヒナは、定期にお母さんのお腹の下で温まないと死亡するかので、見つけても取り囲まず

ライチョウが行きたい方向を察するようお願いします。

花々が増えました。

7月に入り雪解けが加速して咲く花々が増えてきました。

みくりが池やみどりが池も、だいぶ水面が見えてきました。

 

室堂小屋もオープンしました。

 

室堂平を代表するチングルマも咲き始めました。

 

コバイケイソウ

 

クロユリ

これから、お花畑が広がっていくでしょう。

 

 

 

 

ライチョウサポート隊

6月27日

本日は富山県によるライチョウサポート隊の隊員養成講座がありました。
ライチョウや植物保護の為のロープ設置作業やフィールドでの実地講習、そして室堂山荘で机上講座が行われました。
ライチョウの生態に関する勉強はもちろんなのですが、サポート隊として重要なライチョウ観察のマナーや一般の人達への啓蒙活動の必要性を参加者の皆様に理解していただける様に富山雷鳥研究会の松田さんと会員3名が講師として参加しました。
一日勉強して富山県から認定されたサポート隊員の皆様の今後の活躍に期待です。

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立山一帯の管理をされている佐伯さんからロープの張り方を教わってみんなで作業しました。

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小さな女の子もしっかりロープの張り方を覚えてくれました。雷研の松田さんが丁寧に結びの原理もお伝えしてます。

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ライチョウ観察中。まずはライチョウに興味を持っていただくことが大切ですね。

花が咲き出しました。

室堂平も、かなり雪解けが進み歩道の地面が見える場所が多くなりました。

みどりが池も水面が見え始めて、みくりが池には「雪いかだ」が見れるます。

先月まで雪に埋もれていた、室堂小屋も姿がみれる様になりました。

 

室堂平でも、ようやく花々がみれる様になってきました。

ミヤマハンノキ

ミネズオウ

コイワカガミ

ミツバオウレン

ヤマカラシ

ハクサンイチゲ

これから、沢山の花々が彩りを飾ってくれる事でしょう。

 

おまけ

玉殿の湧水の水汲み場がオープンしました。