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立山自然保護センターブログ

GW真っ盛り

2022/05/05快晴。
5月2日は午後から吹雪で室堂平では20cm程積もりました。黄砂などで茶色くなっていた山肌は真っ白になって見事な景色となってました。せっかく食事場が増えて喜んでいたライチョウ達は植生が雪に埋まってしまったので食料を掘り出すのに忙しそうでした。昨年は不思議と雪上に落ちている昆虫が少なかったのですが、最近は雪上に昆虫が目立つようになってきてます。
ライチョウの♀は6月の産卵に向けてたくさんの昆虫を食べるので今後もっと昆虫が増えてくれたら良いなと思います。

ライチョウは食べないカメムシも今日今シーズン初記録でした。
鳥類には味覚はないと専門書に書いてあったりしますがやっぱり臭いのは嫌なんでしょう!
(素人同定ですがセアカツノカメムシ♀)

 

ナチュラリストによる自然解説ツアーが始まりました。

ゴールデンウイークも始まり、少しずつ地面が見える場所も増えてきました。

 

玉殿の湧水が汲めるのは、もう少し先のようです。

 

4月28日より、ナチュラリストによる自然解説ツアーがスタートしました。

出発日時につきましては、メインページよりご確認お願いします。

 

 

 

 

 

 

2022/04/24日曜日

本日はあまりスッキリしない曇り空です。
休日なのでたくさんのお客様がいらしており雨じゃなかっただけでも良かったかなと思います。
積雪は室堂平で8m以上とたっぷりですが、風衝地の雪解けはどんどん進んでライチョウが大好きなハイマツが顔を出してきています。それに伴い今まで仲良くつるんで集団行動をとっていた♂は各自の縄張りに入り見張り行動やケンカが見られるようになりました。いつでも当たり前にライチョウに会える季節到来です。今シーズンはライチョウの世代交代が多そうなのでどんなペアができるのかとても楽しみです。雪上であたりを警戒中の♂。そろそろ岩上で目立つようになります。

立山で繁殖するカヤクグリも美声の歌を聴かせてくれるようになりました。

 

問い合わせの多い玉殿の湧水ですが汲めるようになるのはまだまだ先のようです。

本日も快晴です。

4月20日、快晴、オープンの日には拝めなかった。雄山が雪に映えています。

 

今日も沢山の方が、滑っていました。

 

オープン日には、ガスで見えなかった雪の大谷も空に映えています。

 

正面が最高地点(18m)です。

 

バスと比べると、高さがわかりやすいと思います。

 

今年は、谷側の斜面にパノラマロードが設けてあるます。

 

雪の大谷の除雪に活躍した重機たちです。

 

オープン二日目。晴れました

アルペンルート全線開通初日はあいにくの雨と濃霧でしたが、今日は昼前から雲が抜けて晴れました。
昨夜の雪で黄砂で茶色かった山肌も白く薄化粧され綺麗です。
今年の立山は稜線部の雪がとても少ないです。そしてその分吹き溜まりは例年よりかなり多く、雪の大谷は18mです。
みくりが池や血の池周辺も例年と比べて見た目が違うぐらい雪がたくさん積もってます。

こちらは室堂平に設置されている積雪深を測るためのポールです。ポールの長さは8m。先端しか見えてません。
晴れて皆さん大喜びでフィールドに繰り出してます。全体的に積雪が緩んでいるので踏み固められてない所は膝上まで潜ってしまいます。登山靴の方はゲイターがあると便利です。散策するためには防水のブーツや長靴がオススメです。

保護センター脇にある雪の回廊は今までで最高の11mです。幅も狭いので雪の大谷にも負けない迫力です。大谷みたいに混んでないのでゆっくり記念撮影できますよ!
例年だと積雪層の中に分厚い氷板や黄砂が見られるのですが今年は氷は殆ど見れません。冬の間にずっと低温が続いたことが想像できます。雪や氷河などに興味ある方は5月7日(土)に保護センターで開催する雪の観察会に是非ご参加下さい。