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立山自然保護センターブログ

アカモノ&シラタマノキ&アカモモ=ニタモノ

今朝の富山市は☁。風🍐。
今年の話題から。
当センターの講演会のあとの観察会で、シラタマノキとアカモモ?(だったかと
・・・・すっかり記憶が・・・・”(-“”-)”)
見分けがつかないとの話題が・・・・
確かに、葉だけだと見慣れていないと、区別がつきません。
花もうっかりすると間違えます。
ツツジ科の常緑の背の低い木でニタモノ3種です。
アカモノ。室堂平では見たことはありませんが、弥陀ヶ原周辺で見られます。

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シラタマノキ。ハイマツの周辺でよく見られます。

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コケモモ。
室堂平では少ないので気を付けてみていないと、見落とします。
ナチュラリストさんに解説してもらうといい鴨しれません。

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アカモノとアカモモは😋らしいのですが・・・・
byハイマツ仙人

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ハイマツ&ハッコウダゴヨウ&キタゴヨウ

今朝の富山市内は☁。風🍐。
年末整理で今年の話題からです。
たしか福島の方でしたが、秋に当センターに来られて
弥陀ヶ原のマツはハイマツと違うように見えますが?
との質問でした。
なかなか、観察されているなーと感心しました。
一応は、ハイマツと…雑種でハッコウダゴヨウと・・・”(-“”-)”
すぐに単語が出てきませんでした。
———————————–
一般に種子の翼のないのがハイマツ。幹は伏条。
ハッコウダゴヨウは種子に短い翼がある。幹は斜上。
キタゴヨウは種子に長い翼があること。高木。
などで区別するのですが・・・・。
↓ハイマツ

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↓ハッコウダゴヨウ

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しぶとく春まで球果が残っています。

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アルペンルート沿いのキタゴヨウ↓ とみていたのですが、ヒメコマツ(ゴヨウマツ)
かも・・・アルペンルートには両方生育しているようです。
しかも、ハッコウダゴヨウとキタゴヨウは種子の翼だけでは区別できないとの研究
成果もあります。😱😱

「立山産ゴヨウマツ類の球果と種鱗の形態変異 佐藤卓 植物研究雑誌1993・68」

「ボケーとみてんじゃねえよ~(#^ω^)」といわれそうです。😱
byハイマツ仙人

立山信仰 美女杉&姥石&鏡石

今朝の室堂は☁。風🍐。予報は⛄。
立山信仰のテーマからです。
立山はいろいろなテーマパークですが、信仰については人気薄。
なかなか話題にできません。
忙中閑有でなく閑中忙有。このタイミングです。
立山杉・・・
「立山黒部の昔ばなし 企画・発行 立山黒部貫光(株)によれば
女人禁制の立山に若狭国の小浜の止宇呂(とうろ)という尼さんが
「なんとかして、立山に登ってみたい」といって2人の女の子を引きつれ、掟を破って山に入り、
男まさりの女の子のほうが、神罰にふれ、一本の杉になったのが美女杉。
美女平駅そばにあります。

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現在は女性歓迎ですから解説版は今風になっています。

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美女平から、なおも登っていくと、神罰がもう一人の女の子にもあたり、背の低い杉(カムロ杉)にさせられた。
それでもひるまず、国見山の下まできたときに、姥石に変えられてしまう。
気の強い止宇呂(とうろ)は石になる瞬間、手鏡だけでも頂上に・・と力を振り絞り、山頂めがけて投げつけたが
途中でおちて、鏡石になった。
 姥石です。残念ながら車窓からは見えません。
  ↓

鏡石は天狗平の下部でアルペンルートのバスの車窓から見られます。
手前の石仏は「立山道 石造物マップ 立山町教育委員会 編集発行」によれば
西国三十三番札所」の分霊像の29番。丹後国松尾寺
元の場所は鏡石の脇にあった。となっています。


鏡石までは、短い笹路となっています。

鏡石はタイミングを見て鏡に見えるときにパチリと
思っていたのですが・・・・?鏡には見えません。
そこでかってな想像です。
➀もともとはピカピカの鏡だったが今のようになった。
➁もともと鏡ではなかった。手水鉢の前に置く石の役割。
➂立山登拝のための要石から鏡石に転化。
➃石の凹んだ面に水をためて水鏡とした。
どれも、ぴったりきません。
「立山七不思議」として継続課題です。”(-“”-)”
byハイマツ仙人

20180617の記録から 乗鞍岳登山 蔵出し版 その2 (^^♪

今朝の富山市内は☀。風🍐。
好評!!乗鞍岳その2です。”(-“”-)”。
6月半ばの乗鞍岳頂上付近は残雪もあり滑り止めがあったほうが
いい鴨しれません。

頂上の乗鞍本宮神社です。(と思っていたのですが裏手みたいです。)

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乗鞍岳頂上の剣ケ峰です。初登頂🏁です。
3,026mは立山より高いです。

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白山(白山は頂上より途中からのほうがよかったです)

御嶽山はみる場所により随分雰囲気が違います。(御岳山は別の山になります)

北側方面

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前穂高岳から槍ガ岳方面

遠くに剱岳

南側の山々。土地勘がなくどの山がどれだかさっぱりわかりません。”(-“”-)”

乗鞍岳のライチョウ君と日暈。
うまくライチョウ君がはいりませんでした・・・・

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二万円じゃなく「二万年の奇跡を生きた鳥ライチョウ 中村浩志 農山漁村文化協会発行」
によれば乗鞍岳は日本のライチョウ分布の真ん中位置する山。
山頂からみわたせる範囲に日本のライチョウが生息するすべての
山岳がふくまれている。とあります。 

乗鞍岳のライチョウ君は遠くでしか見れませんでしたが、
なんとか確認できてちょっと満足。(^^♪(^^♪

乗鞍岳登山の成果として、乗鞍仙人がいたとの情報をゲットです。
ハイマツ仙人とは親戚ではありませんが元気がでました。(^^♪(^^♪(^^♪
byハイマツ仙人

20180617の記録から 乗鞍岳登山 蔵出し版 その1 (^^♪

今朝の富山市内は🌂。風🍐。
年末でなんとなくあわただしい感じ。
年末用にストック品から。
蔵出し版です。(単にハードディスクにしまってあったものです・・・😱)
乗鞍岳のライチョウ君と、近くてもなかなか行けない初乗鞍岳登山
を兼ねての記録です。
車は岐阜県側朴の木平まで。

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バス終点の畳平の全景です。
畳平は2,702m、乗鞍岳頂上の剣ケ峰は3,026m。楽勝のつもりでしたが・・・。

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ミクリガ池みたいな池があります。

ガイドツアーの看板もありました。

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灯台ではなく東大宇宙研究所も近くにあります。
富山では伏木の東大が有名ですが・・・😱😱

時期的に花は少な目でしたがイワウメが咲いていました。

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キバナシャクナゲ。やや遅めの感じがしました。

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乗鞍岳にもイワヒバリです。
<その2へ>乞うご期待。(^^♪(^^♪
byハイマツ仙人