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立山自然保護センターブログ

立山ももう少しで閉山です。

立山自然保護センターも、11月15日にクローズして立山黒部アルペンルートの運行も

残り一週間を切りました。

室堂平では、冬が厳しくなってきました。

天気が良くても山頂では、風が強い事が多いです。

 

生き物達も食べ物を求めて頻繁動いているようです。

ライチョウとノウサギの足跡です。

ライチョウも活発です。

 

みくりが池には不思議現象が現れました。

御神渡りとまではいきませんが、このようなスジが出来るのは珍しいことだそうです。

 

夕方には、弥陀ヶ原付近には雲海が出ていました。

桑崎山の後ろが白山です。

立山も、もうすぐ静かな時期を迎える事でしょう。

 

 

一昨日は吹雪でした。

11月4日は猛吹雪でしたが、一夜明けた昨日は快晴となりました。

 

雪の付いている面に、風が当たりました。風の動きが解ります。

 

宮城県の蔵王や青森の八甲田山等では、大きな雪のモンスターができますが、室堂平では

小さなモンスター達です。

下の写真は、個人的に雪がカメレオンに見えるのですが・・・

 

気象台観測情報によると積雪が平均約40cmという事でスキーなどをされる方も見られはじめました。

人が歩いた後が、ノウサギの足跡の様に残っていました。

 

みくりが池は、まだ氷が見られませんでした。

 

天気が良かったので、夕やけも綺麗でした。

立山自然保護センターも閉館が近くなりました。

最後の日までご来館をお待ちしております。

 

 

積もりました。

24日より、本格的な雪となり多いところでは約30cmの積雪となりました。

雄山山頂の社務所も氷ついています。

 

ターミナル周辺

当センターも閉館まで、あと1ヶ月を切りました。これから厳しい冬が訪れることでしょう。

 

 

初冠雪となりました。

10月17日は未明より初雪となり、同日に初冠雪が観測されました。昨年よりも5日早いそうです。

雄山山頂

自然保護センター前

 

紅葉も足早に下りてきてます。ブナ平付近

 

称名滝の紅葉はまだ半分といった感じです。

 

アルペンルートからカルデラ、有峰湖まで紅葉が続いていくことでしょう。

 

 

室堂平にある池

室堂平の紅葉もピークを過ぎ晩秋の気配が濃くなってきました。

 

 

室堂平には、水蒸気爆発で出来た穴に水が溜まってできた池がいくつもあります。

その中でも代表的な池を、紹介します。

みくりが池

周囲412m、水深約15mです。名前の由来は、台所の意味「厨(くりや)」、神様の厨から来ている説、

越前の法師が「田んぼのため池と同じ、泳いでやる」と泳いで池を3回まわって沈んだ等の説があります。

 

ミドリガ池

周囲321m、水深約2m 名前の由来は、水を汲んだりい手を洗ったりの「お水取り」」の説があります。

 

血の池

小さな池がいくつもあります。鉄分が多く赤い事から、女性の出産や生理等の血がイメージされて

立山信仰では、女性専用の地獄とされてました。今は赤みが薄くなっています。

 

他にも、りんどう池や名のない池多くあります。