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立山自然保護センターブログ

今日の弥陀ヶ原

6月に入って、弥陀ヶ原の様子を見てきました。

まだ、雪の湿原が広がります。

 

木々も雪で横になっていますが、夏にはたくましく起き上がってくれる事でしょう。

 

桑崎山も雪解けが進んでいます。

 

カルデラ展望台に向かう森林帯

木の根元の穴にハマると、なかなか抜け出せないので注意が必要です。

 

カルデラ展望台です。

カルデラ展望台に行くのは、案内板等が無く迷いやすいので充分な注意が必要です。ナチュラリストなど慣れた人と行くのが良いでしょう。

 

ウグイスやホトトギス、ツツドリなどが鳴いていました。

 

 

雪がある間だけ、自由に湿原を歩ける弥陀ヶ原を楽しむのもオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

みくりが池の雪解け

ここ数日の雨などにより、みくりが池周遊の歩道も半分近く雪が解けて歩き易くなりました。

 

 

みくりが池も水面が、見えるようになってきています。

 

みくりが池温泉へ向かう歩道

 

血の池付近

 

みどりが池から室堂山荘付近は、まだ残雪が多いので足元はしっかりしておいた方が良いでしょう。

 

雪解けが進み危険な場所もあるので、注意も必要です。

 

雪が解けた地面では命が芽吹き始めています。

 

 

おまけ

昨日はスーパームーンと皆既月食でしたが、残念ながら室堂平では皆既月食はみれませんでしたが

薄曇りから満月は見ることができました。

5月24日室堂平の残雪

8日間連続の雨からやっと晴れました。
雨で保護センター周辺にたくさん積もっていた雪が消えてしまうほど融雪が進みました。(1週間で1.5Mほど減りました)
雪を求める滑り手には悲しいことですがライチョウにとっては隠れる場所や餌場が増えて喜んでることと思います。
岩上に立って見張りをする雄ライチョウも増えてきたので今後はみくりが池周辺を散策すればライチョウに会える確率がかなり高い時期です。
コロナ禍でなかなか自由に移動や観光がしにくい情勢ですが立山の広大なフィールドで大自然を味わいリフレッシュすることで免疫力をあげていくこともいいのではと個人的には思います。

室堂平周辺の残雪状況です。

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室堂平やみくりが池周辺の遊歩道は半分ぐらいは石畳が出てきてます。
室堂山荘から一の越への道はまだまだ残雪たっぷりです。

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玉殿の湧水ももう少しで汲めるようになりそうです。(水汲み場が出てきても水が凍っているうちは汲めません)

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保護センター近くの雪の回廊です.だいぶ融けてきましたがそれでも最高地点で7Mほどあります!

本日の室堂平

昨日は雪で、今朝までに5cmほどの積雪となりました。5月12日は、快晴となりましたので

室堂平の本日を紹介します。

大日平方面、地形の影響で雪が積もらないので、降雪前の茶色い雪が見えます。

雄山方向は、白く染まりました。

 

天気が良いので、人の足跡が多くあります。

 

雪の大谷が、だいたい13mと少し雪がとけ、室堂平周辺ではハイマツが目立つようになりました。

 

4月には、屋根まで雪に埋まっていた 室堂小屋 も見えてきました。

 

これから、どんな変化があるか楽しみなところです。

今日は晴天です

2021.5.10
GWも終わり静かな室堂平です。
冷たい北風が吹いてますが青空が広がり気持ちいい天気となってます。
室堂ターミナルと保護センターを繋ぐ雪の回廊です。
GW前半の多量の降雪により通り抜け出来ず歩行も困難な状況が続いてましたが除雪も終わり通行可能となってます。
ここ数年では一番の高さとなっており最高地点で8mです。雪の大谷1車線もいいですが是非こちらも歩いてみてください。

保護センター3階出入口の様子です。まだまだ雪が多く防護柵の取り付けが出来てないので通行の際はお気をつけください。

ターミナルのすぐ側にあった雷鳥のねぐら跡です。
ざっと数えて40個以上の糞があるので7時間以上ここで寝てたことが推測できます。(糞は大体8~10分で1個です)
たとえ雷鳥に会えなくてもこのような糞や足跡などを見つけて雷鳥がどんな行動をしていたのか想像してみるのも楽しいです。

空いてるアルペンルートは寂しいものですが静かな立山を楽しめるチャンスでもあるので感染症対策をした上で是非お越しください。
まだまだ雪景色楽しめますし。雷鳥はいよいよ恋の季節で観察が楽しいですよ!!!

 

特に富山県民の皆様はかなりお得な割引がありますので是非ご利用ください