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立山自然保護センターブログ

R8年7月11日 室堂山展望台登山道 コース情報

最近、当センターへの登山道状況などのお問合せが多いのは、「室堂山展望台コース」と「天狗平コース」の2コースです。

今朝(7月11日)は、「室堂山展望台コース」を散策してきたので、紹介させていただきます。

「室堂山展望台コース」は、往復1時間ぐらいの登山コースであり、展望台から、白山や薬師岳、槍ヶ岳を眺望できます。

また、高山植物のお花畑も美しく、ライチョウの親子に高確率で逢えることも魅力の一つとなっています。

今朝は、遠くの白山まで雲海が拡がっており、富山県~石川県の美しい山脈を遠望することができました。

室堂山展望台への登山口は、室堂山荘横のこの三差路から

入口の雪渓を100m進むと夏道の石畳みが続いています。

中腹から、雪渓を歩きます。先行者の踏み跡をたどります。

上部では、夏道と雪渓が交互に現れます。

浄土山登山口の分岐点手前。氷面で滑らないように注意。

室堂山展望台の雪は融けています。

登ってきた登山道を振り返ってみた毛勝三山。

同じく登ってきた登山道を振り返ってみた剱岳。

展望台から見た石川県(白山方向)の幾百の山脈。

白山の遠望。雲海が繋がっていました。

白山の手前に雲海の滝ができていました。

今朝の槍ヶ岳。

現在の五色が原。雪もほとんど消えています。

現在の室堂平の鳥観図。室堂平には、ほとんど雪が残っていません。

 

R8年7月10日 みくりが池の夜

先ほど、久しぶりに立山室堂平の天の川を特集公開させていただきましたが、今回は、みくりが池まで深夜散策してきました。

日中とは異なり、誰一人いないみくりが池はとても静かで神秘的でした。湖面に映る星々の輝きを写真で撮影し、雲が多くなってきたので、日付が変わってからすぐに帰舎しました。これから、新月ですので、益々星空観察&夜間散策が楽しみです。

 

PM12:00 誰もいない夜のみくりが池。

湖面に浮かぶ氷のかけらと水面に写り込んだ星々。

真砂岳方面を望む。

美しい星々と夜の湖畔林。

天の川の星々が、湖面に写し込まれていました。

うっすらと写った立山と星々の競演。

水面の青白い星々。

R8年7月10日 立山室堂の天の川

昨夜(7月10日)は、夕方から雲が沸き立ち、夜の星空は無理かな・・・。と思っていましたが、PM10時過ぎ頃から、しっかりと晴れ渡りました。

月も月齢27日で超細く、しかも月の出はAM1時頃ということで、漆黒の暗闇の中、星々が明るく輝いていました。久しぶりに見上げる室堂平の天空を渡る天の川。時折、流れ星に目を奪われながら、夏の大三角を中心に夏の星座をたくさん観察することができました。

月明りが無くても、星明かりで十分に歩ける室堂平を、みくりが池方面まで夜間散策しました。ということで、次回ブログはは「夜のみくりが池」です。

月の無い、室堂平の夜

この時間帯の天の川は、室堂山・国見岳の方から。建物は、宿舎(立山センター)です。

迫力ある国見岳方面の星々。少々、幻想的な薄曇が漂っていました。

さそり座・アンタレスの拡大写真。

この位置の天の川の中に、たくさんの星団・星雲などが集まっています。

いて座

東の空(別山方向)の星景。右端中断の大きな星雲はM31。

剱御前~別山方向の天の川。ここにもM31が!

奥大日岳方向の北斗七星。

立山自然保護センターの星景。

夏の大三角付近(天頂)の天の川。

 

R8年7月10日 立山室堂散策Ⅱ 開花編

先ほどのブログ(立山室堂散策Ⅰ 風景編)に続いて、現在(7月10日)の立山室堂で観察できる高山植物のお花を紹介させていただきます。

立山室堂の代表的な花は、もちろん「チングルマ」ですが、現在、雪融け直後の場所から、順番に開花が進んできており、8月上旬頃まで、室堂平のどこかで、その可憐なお花に出会うことができると思います。その他、6月中旬ごろから、真っ先に咲いていたイワイチョウ、イワカガミ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイなどは、咲いている面積が徐々に減少してきますが、まだまだ、お花畑の主役となっています。現在、ミヤマキンポウゲやミヤマキンバイなども咲き始めてきています。室堂園地の湿地帯では、よく見ると、小さなミヤマリンドウやタテヤマリンドウが咲いています。ハイマツ樹林近くでは、ミツバオウレン・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウが終盤にかかってきていますが、最近、マイヅルソウやハクサンシャクナゲなどが咲き始めました。また、場所によっては、クロユリ、クルマユリ、ハクサンフウロなども観察できますので、散策前のフィールド情報などの入手は、自然保護センター3階窓口にお立ち寄りください。

梅雨明けは、まだまだのようですが、立山室堂の高山植物たちは、夏を謳歌するように咲き始めてきています。

ノウゴウイチゴ。慰霊塔近くで見つけました。

極小の花。ミヤマアカバナ。どこにでもありますが、小さいので見つけた人はスゴイです!

ゴゼンタチバナ。総包片の中心部には、10数個の花があります。

今年、初めてみたハクサンフウロ。1輪だけみくりが池湖畔にて咲いていました。

タテヤマリンドウ(正確には、シロバナノタテヤマリンドウというらしい。)

ミヤマキンポウゲ。シナノキンバイより遅れて開花。

マイヅルソウ(舞鶴草)舞台の上で、鶴が舞い踊っています。

ヨツバシオガマ。葉っぱが4枚、輪生しています。

イワカガミの色彩を望遠レンズで切り取りました。

みくりが池湖畔のクロユリ大群生地。現在100株は咲いていました。※望遠レンズ・双眼鏡が必要です。

血の池近くの登山道脇で一林咲いていたクルマユリ

エンマ台横のコバイケイソウ群落。今年は当たり年!

今なら、どこに行ってもチングルマに逢えます。血の池近く。

美しいハクサンシャクナゲ。血の池近く登山道脇。

ハクサンシャクナゲ。3日前から咲き始めたとのこと。いい香りが漂っていました。

これも大切な既存の高山植物のミヤマタンポポ。がく片が垂れ下がっていない。

がく片が垂れ下がっているのがセイヨウタンポポ(駆除対象の外来種)

 

 

R8年7月10日 立山室堂散策Ⅰ 風景編

本日(7月10日)、平野地では30℃を超す蒸し暑い気候となっていますが、立山室堂では最高気温でも19℃前後であり、涼風が心地よい気候となっています。

夏山シーズン到来なのか、最近、たくさんの方から、「室堂の雪はもう融けたか?」、「そろそろ、高山植物は咲いたか?」午などのお問合せの電話が多くなってきました。

そこで、現在の立山室堂の風景と開花状況を2回のブログに分けて公表いたします。

まずは、室堂平、立山、みくりが池などの風景写真からです。

 

夏山シーズン到来! カラッと快晴の室堂園地。立山三峰は見えたり、隠れたりです。

現在の“お花畑”は、雪解けがはやかった一部だけです。これから咲く場所もたくさんあります。

チングルマ・イワカガミ・イワウチワなどが満開のエリアです。

たくさんのお客さんが、美しい花々を楽しんでいます。

室堂平で雪が残っているのは、みくりが池湖畔の慰霊塔周辺のごく一部です。七月の雪を楽しむ観光客。

今日の立山三峰(雄山・大汝山・富士の折)

深い青のみくりが池。水面の浮き氷は全て融けました。湖畔の雪氷のブロックのみ残っています。

今日は、風が吹いていたので、湖面に山々は映りませんでした。

雪と緑と青空と湖面が爽やかな夏景色!

時折、大きな雪氷の塊が、ビックリするくらいの音を立てて湖面に落ちていました。※今しか見られない風景です。涼しいですよ。