BLOG

立山自然保護センターブログ

2017 ツキノワグマ

昨日の早朝、南砺市の山間で、1頭おばあさんにかみついた。
雪も本格的なシーズンに入っているのですが、今年の食料不足の影響でしょうか。
幸い軽傷ですみました。
今年の立山周辺の目撃情報です。
0507弥陀ヶ原 親子2
0711弥陀ヶ原  1
0730室堂山   2
0808室堂平下部 1
0816室堂平下部 糞
0908浄土山下部 1
毎年数件あります。
目撃できればラッキーですが、
入山者の少ない場所とか視界が悪い場合などは熊鈴を
持参してください。
当センターでクマ目撃情報の確認もしてください。
目撃された場合はクマシールはありませんが
連絡をお願いします。
(*^▽^*)
byハイマツ仙人 
20150807の内蔵助カールです。
登山者の方からいただきました。


20160509天狗平の子熊です。
アルペンルートぞいでした。このときは情報をいただいてから、
いそいで現地へいったのですが
もぬけのからでした。😱

2016 昆虫 オトシブミ チョッキリ

今日も冬型です。
今年も少なくなってきました。
年賀状の季節です。
今年は12月15日から翌年1月7日の期間に限り52円です。
この期間以外は10円追加です。😱
年賀状から派生して今日のお題は「オトシブミ」です。
20160528美女平でのヒゲナガオトシブミです。
(昆虫の種の同定は根来尚昆虫博士)
♀が揺籃とよばれる、ゆりかごをつくり、幼虫が育ちます。
光ものに弱い仙人としては、ついつい見とれてしまします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ベニホシハマキチョッキリです。
最近はドロハマキチョッキリに紅が付いただけの分類だそうで
亜種扱いはしないようです。
科単位でも、チョッキリゾウムシ科とオトシブミ科を区別するらしいです。
㏋ではいまだに両方混在していて、スッキリ、チョッキリしません。
byハイマツ仙人

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

20170826 昆虫 シデムシ

今朝は西高東低の冬型で、積雪が2cmほど。
最新版のネタぎれです。撮影記録から。掘り出しものです。😱
シデムシの仲間です。
多くが死体をエサとしていて、死出虫。
生態系の中では分解者。
20170826弥陀ヶ原
ビロウドヒラタシデムシでしょうか?
前胸背板が赤いのが特徴らしいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


ヨツボシヒラタシデムシです。種の同定は富山市科学博物館の根来尚博士。
捕獲しませんので写真判定です。いろいろな角度から撮影するようにいわれているのですが。。。😱

ヤマトモンシデムシです。種の同定は同じです。
どれもこれもはっきりしない写真でお願いしました。😱😱
シデムシはファーブル昆虫記にもでてくる有名人です。
モンシデムシ属のなかまは家族で生活する亜社会性の昆虫とからしいです。
今度見たらしっかりスクープしたい一品です。
byハイマツ仙人

20171209 山岳景観 明星山

今日のテーマは石です。😱
先週の新潟県糸魚川市の明星山(みょうじさん・みょうじょうさん)1,188mです。
世界ジオパークの「糸魚川ジオパーク」になっています。
約3億年前のサンゴ礁が変化した石灰岩だそうです。
南は小滝川ヒスイ峡でヒスイの産地です。
大町市への国道から見えるので仙人おすすめの山の一つ。
こした山の不思議に迫る
正月のおすすめ(図書館で借りれます)です。
「三つの石で地球がわかる 藤岡換太郎 ブルーバックス 講談社」
「山はどうしてできるのか  〃      〃 」です。
難解トラフなみですが、固い石や山のことが少しわかった気分になります。(*^▽^*)    
今年のノーベル文学賞のカズオ・イシグロのイシは花崗岩とおもっていたら
玄武岩かもしれません。
byハイマツ仙人

20170921 室堂 昆虫 クモマヒナバッタ

昨日は職場の健康診断。
今年は胃カメラに挑戦。
胃カメラは通常の口からコース。鼻からコース。麻酔をして気がつけば終了のコースが
ありますが、口からのコースでした。
軽い麻酔用の薬をのみこみますが、初めての凍ったくすりでした。
口の中で溶かしながらのみこむのですが、新兵器の割には、
ライチョウの♂みたいに
げーげーしました。
カメラも相変わらず、げーげーしましたが、比較的被害はすくなかったです。
90歳で人生のピークを迎えるには、日ごろの車検、点検は不可欠です。😱
今日の出し物は、クモマヒナバッタです。
室堂でみられる高山バッタは、この一品だけらしく、迷わなくて助かります。
バッタ目でも、バッタ亜目に分類されています。
草食で♂のほうが♀より小さいです。
前胸のくの字(目から少し離れた寝ているくの字です)が特徴です。
ライチョウ君の幼鳥期の重要なエサとなります。
ライチョウの専門家は数が減っているのではないかと心配されています。
来年は、定期健診をうけて、つくだ煮にできるくらい発生するといいのですが。
byハイマツ仙人

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA