にぎわってます。
今日から夏の休暇始まりと明日は「山の日」ということで、沢山の方が
お越しになっております。

室堂平では、山の日ウィークとしてイベントを実施しています。

朝から登山に向かわれる方々も多く、稜線を眺めるとマッチ棒のような登山者が
連なっているのが見えます。普段は自然保護センターから見上げているのですが
山頂部より見下ろして見たくなり、写真に写る立山三山を回ってみました。
雄山山頂付近です。


山頂のお社ですが、神主さんがいる場所でご祈祷を受けますが周りに
柵はありません。

室堂平を見下ろします。
富士ノ折立付近


正面は剣岳です。この辺りはガレ場の急坂なので、細心の注意が必要です。

室堂平を見下ろします。
真砂岳付近

山頂付近は、おもに花崗岩で構成されており砕けたものが真に砂になって
います。

真砂岳から見下ろします。

別山にたどり着くと剱岳の雄姿が見れます。
植物たちも変化に富んでいます。

ミヤマリンドウ

タカネバラ

ムカゴトラノオ
チシマギキョウ

トウヤクリンドウ
今年は、コバイケイソウの当たり年のようです。
登山には、危険が伴います。必ず知識と体力に合わせて計画を立てて下さい。

足を踏み外したと思われる痕跡
登山前に、室堂ターミナル内の入山案内所もしくは山岳警備隊室堂派出所で情報を
収集して必ず登山届を提出し、安全で楽しい登山を楽しんで下さい。
雪にトンボ?と以外かもしれませんが、残雪で休む姿をよく見かけます。
ツマトリソウ 花の先がピンク色に彩られることが和名の由来との説もある。
ハクサンチドリ
ミヤマキンバイ
マイズルソウ ハイマツなどの木のかげでひっそりと咲いています。

ゴゼンタチバナ チョット変わった植物で、一般に葉が5枚以上出ないと
ミヤマダイモンジソウ 名の由来は花を見てもらえばわかると思います。
場所によっては雪解けの早い遅いがあり開花にはバラツキがありますが
7月1日に夏山開きした雄山山頂は、今朝、かさ雲がかかっていました。気温や湿度が
室堂平の遊歩道は、中央部に雪が残りますが大分の石畳を歩けます。ただし
みくりが池も雪解けが進み、コバルトブルーの湖面に雄山が映るように
チングルマも多く見られるようになってきました。
今日はゲストにイワヒバリさんが来てくれました。
ミヤマダイコンソウ
シナノキンバイももう少しで咲きそうです。
クロユリ
クロユリも伝説のように、まさに「くさばのかげ」でひっそりと咲いています。
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲは、お花畑になることが多いので立山連峰をバックに
アオノツガザクラ
アキアカネです。
彼らは、暑い夏を立山で過ごし秋に里へと下山していきます。














