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立山自然保護センターブログ

立山室堂の野鳥たち

今朝の散歩では、ライチョウの親子のほか、ホシガラ

ス、ウソ、カヤクグリ、イワヒバリなどを観察するこ

とができました。春から写真を撮っていた鳥たちも含

めて、室堂平の野鳥たちを紹介します。

ライチョウ(母鳥)R7,8,16

イワイチョウの湿地帯にてエサをついばんでいました。R7,8,16

雛鳥もすっかり幼鳥の大きさに成長しています。R7,8,16

よ~く見ると、肉冠(赤いアイライン)がはっきりとしてきています!R7,8,16

ホシガラス!なんかカッコイイですね。R7,8,16

仁王立ちで、こっちを見ていました。R7,8,16

ホシガラスの後頭部アップ R7,8,16

ウソ。草の実をたくさん食べていました。R7,8,16

イワヒバリ。春の写真です。R7,5,24

カヤクグリ。R7,6,2 ※間違っていたらごめんなさい。

ミソサザイ。室堂平では珍しい鳥です。 ※以前のブログでカヤクグリと間違っていました。すみません。R7,8,2

ライチョウ雛の天敵のチョウゲンボウ。2匹(オスとメス?)が室堂平の上空を飛んでいました。R7,8,15

自然解説ツアーの実施状況

山の日(8月11日)関連の3連休の二日目になりましたが、立山室堂は、雨&霧の

天候となりました。

午前9時現在の気温は13℃と肌寒いぐらいでしたが、たくさんのお客様の

ご要望にて、本日も予定どおり、自然解説ツアーを実施させていただきました。

ただし、雨具(傘のみは不可)などの装備がある方のみの参加とさせていただき、

装備の無いお客様には、自然保護センター館内での解説ツアー(40分程度)にて

代替実施させていただきました。

(なお、強風及び雷など、安全が確保できない気象時は、屋外での解説ツアーは

中止とさせていただきますので、あらかじめご了承願います。)

8月10日(日)の室堂ターミナル前広場の様子。

外に出られない方などのを対象とした、自然保護センター館内自然解説ツアーの様子。

みなさん、立山の魅力を楽しく聴き入ってくださいました。

館内自然解説の様子

 

8月3日、今朝の室堂平のようす。

8月に入っても、室堂平の最高気温は20度ぐらいで、とても過ごしやすい日々が続いています。

近日のトピックスとしては、昨日から、オコジョの目撃例報告が激増(全く異なる箇所で5箇所ほど!今まで、週に1件ぐらいの目撃だったのに…!)しています。また、ライチョウの親子もたくさん目撃されており、室堂平ではライチョウを高確率で観察することができます。

室堂平でのチングルマの満開個所は、雪解けが遅かった慰霊塔周辺に移ってきており、コウメバチソウやオヤマリンドウも咲き始めています。

今朝も、快晴で気持ちの良い朝を迎えました。真砂岳稜線からの日の出の下、カヤクグリの美しい囀りを聞き、鏡のようなミクリガ池の湖面や可憐な高山植物の花々を楽しんできました。

今朝の雄山頂上遠望(日の出前)

真砂岳稜線からの日の出(直前)

日の出!さわやかな1日の始まり。

美しい声でさえずる小鳥。

チングルマの満開個所(慰霊塔の周辺)

チングルマの花の散った後。(日を浴びて光る果穂)

今が見頃、コウメバチソウ。(加賀藩の前田のお殿様の家紋デザイン)

ミソガワソウ。ちょっと、終わりがけの花。

セリ科の植物が食草のキアゲハ幼虫。

美しい景色が湖面に映るミクリガ池

新しい命

2022.07.08

 

夏山開きから早くも1週間が経ちました。
好天が続き残雪がみるみる解けていよいよ夏山らしくなってきました。

6月の下旬から各所で雷鳥の巣立ちが続いてますが昨日カヤクグリの巣立ちを確認できました。

ある程度自分で昆虫捕まえて食べたりできますがまだまだお母さんに甘えてビービー鳴いて餌をおねだりしてます。

ほとんど誰も見向きもしないカヤクグリのヒナですが親子のやりとりや拙い飛び方や鳴き方は観察してみるととても面白いです。

街は連日の猛暑で体調管理が大変かと思いますが室堂は20度以下で過ごしやすいので是非可愛いヒナや幼鳥に会いに来てください。

2022/04/24日曜日

本日はあまりスッキリしない曇り空です。
休日なのでたくさんのお客様がいらしており雨じゃなかっただけでも良かったかなと思います。
積雪は室堂平で8m以上とたっぷりですが、風衝地の雪解けはどんどん進んでライチョウが大好きなハイマツが顔を出してきています。それに伴い今まで仲良くつるんで集団行動をとっていた♂は各自の縄張りに入り見張り行動やケンカが見られるようになりました。いつでも当たり前にライチョウに会える季節到来です。今シーズンはライチョウの世代交代が多そうなのでどんなペアができるのかとても楽しみです。雪上であたりを警戒中の♂。そろそろ岩上で目立つようになります。

立山で繁殖するカヤクグリも美声の歌を聴かせてくれるようになりました。

 

問い合わせの多い玉殿の湧水ですが汲めるようになるのはまだまだ先のようです。