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立山自然保護センターブログ

20180616赤いペンキ!?


今日の室堂は朝から快晴です。気持ちいい風も吹いていて最高の散策日和です。
見張りに立つ♂雷鳥があちこちで見られますし遊歩道沿いのハクサンイチゲやミツバオウレンの花が咲き誇ってます。
本日は雷鳥や花のような人気者ではない微生物について書いてみます。
春の山を歩かれることが多い方は目にしたことあるであろう写真のような赤く色付いた雪面。

これ何かわかりますか???

最近保護センターにお越しになられた観光客の方から『あの赤いペンキは何かの目印ですか?』などとご質問を受けます。
立山は国立公園ですからもちろん雪面にペンキを塗ったりしません。
ではこの赤の正体は何かというと雪氷藻類という光合成をする微生物です。
まだまだ研究が進んでない分野のようですがこれは赤雪(あかゆき)と呼ばれている現象です。
保護センター職員の主観となりますが今年は赤雪の当たり年でかなり広範囲で見られます。
興味のある方はこちらを参照してください。
そして是非実際の赤雪を見に立山にいらっしゃって下さい。
雷鳥や花以外にも立山は見どころ満載です。
立山にお越しの際は保護センターでいろいろ勉強してから散策するとより深く立山味わえますよ!!!

20180607  弘法 ミズバショウ 

今朝の室堂は快晴。下界は雲海。早朝自主トレはミズバショウが目的です。
雲が晴れて期待大。決行です。(^^♪
アルペンルート沿いのミズバショウは規模が小さくて迫力不足ですが、
小型でアルペンムードでカバーです。(*^▽^*)
弘法1,630mあたりです。今が見ごろですが車窓からだと
すぐに通りすぎてしまいます。”(-“”-)”


ミズバショウは「花と昆虫がつくる自然 田中肇著 保育社」によれば、
風媒受粉と同花受粉によってもタネをつくる。花粉の交換はハエ類が主役。
ミズバショウの散布例はクマとなっています。
しかも雌性先熟。
この日はハエ類は目撃できませんでした。
不思議な植物のミズバショウ。
要注目です。
byハイマツ仙人

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20180605  悪城の壁 称名滝 タチカメバソウ ?ラン

今朝はなんとか天候がよさそうで、がんばって称名滝方面へ遠征。
称名滝は谷へ光が差す頃がいいのですが。
逆境でなく逆光にめげず遠征です。
悪城の壁は緑が濃くて新緑を外してしまいました。

称名滝はやはり逆境。
雪解けによる滝のしぶきが迫力でした。


何ランでしょうか?ワカランです。😱
称名周辺では初めての目撃です。
場所は・・・盗難防止です。

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とりあえずUPUPです。

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タチカメバソウです。
ワスレナグサなみに紫色だといいのですが。
花は終わりかけでした。😱😱
byハイマツ仙人

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20180530 山岳景観 夕焼け 富山平野

今朝の室堂は雨。晴激写雨ブログです。
昨夕は雨があがり閉店後は富山平野がクッキリ。
室堂から富山平野がスッキリ見えることは少ないです。
雲も不思議な色合い。激写意欲がモフモフ。(^^♪
天狗平ちかくまで転進。
プロカメラマンの柳木さんとホテル立山の田中支配人も
先行されていて、あーだ、こーだといいながらの撮影会でした。
日本三大深湾の富山湾とイカ釣り船の明かりが入れば
もっとよかったのですが・・欲張りすぎかな・・・😱
byハイマツ仙人

20180525 山岳景観 室堂山  

ちょっと古くなってしまいましたが0525の朝記録からです。
天気予報は快晴。
早朝自主トレに。
3時過ぎにベースキャンプ?出発。
日の出は4時30分ころ。アイゼンを装備。
なんとか頑張って到着。
剱岳をバックにライチョウ君も。
立山カルデラはいつ見ても、カルデラです。
迫力があります。
しかし、見た目ほど写真にはなりません。
なにかよい方法は・・・・???
byハイマツ仙人