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立山自然保護センターブログ

今日は立冬です。

富山の平地でも、朝晩は寒い日が続くようになりましたが

立冬の今日、室堂平では昨晩から雪となり天狗平辺りまで

真っ白になりました。

昨日、室堂平へ上山してきたのですが、アルペンルート周辺の

紅葉の状況もまじえて、今の状況を報告します。

称名滝へ向かう道路を上から撮影しました。これを見ると称名滝当たりが

紅葉の盛りのようです。

 

美女平周辺では、昨日はとても風が強く沢山の紅葉した落ち葉が

舞っていました。この辺りも見ごろですが、クマに対する対策が

必要です。

 

道路沿いの枯れたブナの木を見ると、大量のキノコが・・・美味しそうに

見えますが、ツキヨタケという猛毒のキノコで、胞子などの条件が整うと

月夜に光る変わったキノコです。

 

 

 

称名滝の上部は紅葉は終わっているようです。

弥陀ヶ原辺りから下の山を見晴らすと、紅葉はかなり里へと

近づいているようです。

 

今朝の自然保護センターです。

午前7時の報告でー3.7℃でしたので植物たちも氷付いています。

ハイマツも雪の花が見れました。

みくりが池周辺も白くなりました。

 

積雪時、恒例の動物の痕跡探しをしてみました。

オコジョの足跡、おそらく側溝の隙間から出できて、下の写真中央の穴に

入ったと思われます。出ていった足跡がないので中にいるかもしれません。

違う足跡をたどってみると・・・

茂みの中にライチョウがいました。ちなみに、3羽いるのがわかりますか?

 

立山自然保護センターの閉館日も、11月15日と後一週間ちょっとと

なりました。残りの短い時間をスタッフ一丸となって頑張っていきます。

 

 

 

 

 

 

昨日は初雪となりました。

10月22日に、立山で初雪及び初冠雪となりました。

 

雪の状況を確認すべく室堂平周辺を歩いてみました。

一の越方面です。正面が一の越山荘ですが、今年度の営業は終了しています。

 

雄山方面です。雄山神社の社務所とお社ですが、こちらも終了し今は無人です。

 

真砂岳から別山方面ですが、日中に晴れて気温が上がった為に

雪が溶け込んでしまったみたいです。

 

雪が積もると野生動物の行動も解かりやすくなります。

キツネの足跡がブリントされていました。ちなみに、足跡の薄いのが後ろ足で深く

残っているのが前足です。

ナナカマドも、来年のための蕾をつけています。

 

立山が初冠雪ということで、周辺の山々の雪の状況を室堂山を中心に

確認しました。

薬師岳

槍ヶ岳と奥穂高

獅子岳方面

笠ヶ岳

白山

笠ヶ岳と白山には雪が見えませんでした。

 

ついでに紅葉ですが・・・

立山カルデラの底部あたりに葉が見えるので、有峰湖も見頃に

なっているかもしれません。

 

ムンクではなく、「雪の叫び」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げてごらん昼の雲を

秋も深まり、室堂平でも紅葉が進んできました。

空も秋の空に変わり、面白い雲が形を変えながら見られるようになりました。

巻雲(けんうん)でしょうか?薄いベール状の雲が雄山方面に伸びています。

 

こちらも同様と思われますが、夕日に照らされて綺麗でした。

 

うろこ雲です。この雲を見ると秋空を実感できます。

 

さざ波のようになった、雲も見られます。

 

室堂平の上空は、航空機の通過が非常に多く飛行機雲も沢山できます。

こちらの飛行機雲は、気圧の差なのか下の雲を通過した部分だけ線が消えていました。

 

室堂平や弥陀ヶ原からは、よく雲海を見る事ができます。雄山方面から

上がった朝日が夕方にはこの雲海に沈んでいきます。

この雲海の先端は、弥陀ヶ原周辺で止まっていることが多いようです。

この日は、弥陀ヶ原の平原地帯の先端、称名滝当たりの崖当たりで

止まっていました。

ちなみに、雲海に浮かんでいる山ですが

桑崎山で、その後ろが白山になります。

 

秋晴れの日には、ゆっくり空を見上げて見ると面白い発見があるかも

しれません。

・・・上の写真の雲は何に見えますか?私は、カメに見えるのですが・・・

 

 

にぎわってます。

今日から夏の休暇始まりと明日は「山の日」ということで、沢山の方が

お越しになっております。

室堂平では、山の日ウィークとしてイベントを実施しています。

 

朝から登山に向かわれる方々も多く、稜線を眺めるとマッチ棒のような登山者が

連なっているのが見えます。普段は自然保護センターから見上げているのですが

山頂部より見下ろして見たくなり、写真に写る立山三山を回ってみました。

 

雄山山頂付近です。

 

山頂のお社ですが、神主さんがいる場所でご祈祷を受けますが周りに

柵はありません。

室堂平を見下ろします。

富士ノ折立付近

 

正面は剣岳です。この辺りはガレ場の急坂なので、細心の注意が必要です。

室堂平を見下ろします。

 

真砂岳付近

山頂付近は、おもに花崗岩で構成されており砕けたものが真に砂になって

います。

真砂岳から見下ろします。

 

別山にたどり着くと剱岳の雄姿が見れます。

 

植物たちも変化に富んでいます。

ミヤマリンドウ

タカネバラ

ムカゴトラノオ

チシマギキョウ

トウヤクリンドウ

今年は、コバイケイソウの当たり年のようです。

 

登山には、危険が伴います。必ず知識と体力に合わせて計画を立てて下さい。

足を踏み外したと思われる痕跡

 

登山前に、室堂ターミナル内の入山案内所もしくは山岳警備隊室堂派出所で情報を

収集して必ず登山届を提出し、安全で楽しい登山を楽しんで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

4月15日、立山自然保護センターが開館予定です。

平成31年4月15日は、立山黒部アルペンルートの全面開通に合わせて「立山自然保護センター」が開館予定です。

・・・というこで・・少し気が早いのですが、今週末にセンターのスタッフが開館準備のため標高約2,450mの立山室堂平に入っており

開通前の状況をレポートしてくれました。まず、一番の強敵は寒さで「水」や「電気」などのライフラインの復旧に時間が掛かる為、

乏しい暖房で、氷点下の中で。オープン作業を頑張っています。もう一つの強敵、雪に対してはこの方たちが戦ってくれています。

今年の1月29日に麓の山麓を出発した除雪隊は、今、高原道路の最後の仕上げとして室堂ターミナル駅の除雪にあたっています。

 

 

かなり離れた場所から撮影しましたが、実際に聞こえてきた重機の音はとても迫力がありました。

全面開通まで約1週間、皆様が室堂ターミナルにお越しの際には綺麗に除雪が終わった駐車場を見ていただけると思います。

 

 

室堂平の様子も少しですが、紹介すると

立山三山方面です・・・写真中央のくぼみに「みくりが池」があるのですが・・・・

室堂平の遊歩道も整備が進められています。

 

立山三山から反対の富山市街地のほうに峰を連ねる大日連山方面です。

・・・・

・・・・

・・「お~い!」

「お~い!ここだよ!」

と言う声が聞こえそうなのがわかりますか?

 

立山自然保護センターとして、今年度初めて確認された「ライチョウ(オス)」です。

今シーズンも立山の情報発信の基地として、館内展示やナチュラリスト(富山県自然解説員)によるフィールド解説などを通じて「自然」や「歴史」

「郷土」などの立山の魅力を紹介していきますので、立山室堂平へお越しの際は、是非ともお立ち寄りください。