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立山自然保護センターブログ

R8年8月1日 今朝の室堂平の風景&花々

今朝(8月1日)、久しぶりに雨が降っていなかったので(それでも曇り空でしたが・・)、早朝から散策に出かけました。

今朝の気温は、約12℃。高曇りと霧の中、ちょっと肌寒い中でのお散歩でした。

結局、お目当ての親子ライチョウには出会えませんでしたが、それでも、澄み切った大気の中、盛夏の花々に変わりつつある室堂平を楽しむことができました。

雲の中から見えてきた雄山頂上

今朝のみくりが池。雲に隠れた山頂。

朝日を浴びた奥大日岳。手前は、花の終わったコバイケイソウ。

グリーン&バンカーのような今朝の「血の池」

ミドリガ池の逆さ立山は、山頂が映らず、ちょっと残念。

室堂平では、だいぶん少なくなってきたチングルマのお花畑。(慰霊塔横)

ハイマツ林の下のヤマハハコ。

つぼみから開花し始めてきたクロトウヒレン。

最近、開花が目立ってきたキオン。似た花は、ミヤマアキノキリンソウ。

もうそろそろ終わりのクルマユリ

 

R8年7月20日 浄土山登山道情報&ブロッケン現象

これまで、浄土山~室堂山の急坂登山道コースが雪渓に覆われており、上級者向けのコースとなっていました。

この区間の雪渓が消えて、アイゼン&ピッケルなどの装備が不要になったとの情報により、7月20日に一の越からの入山により、下山ルートとして確認してきました。

ただし、夏道としてもこのルートは、巨石群の岩の上を一歩一歩、足の置き場を確認しながら歩くコースなので、非常に緊張するコースとなっていました。

ただ、浄土山の頂上付近では、美しい高山植物を堪能しながらライチョウの親子を観察したり、カルデラ側にブロッケン現象が現れたりと、大変と楽しめる魅力的なコースでした。

一の越山荘の横を通ってしばらくすると、急坂になってきます。

浄土山の上部は、南峰から北峰へ比較的になだらかな稜線が続いています。

浄土山北峰へは富山大学研究小屋まで進まないで、この標柱の右に入ります。五色ケ原方面へは、この小屋の先へと進みます。

浄土山北峰は、ここから下っていきます。

多少のアップダウンが楽しい稜線登山道。

カルデラ側に現れたブロッケン現象。

この“後光”により、極楽浄土の阿弥陀如来様の信仰が信じられるようなったとか・・。

北峰のすぐ横から、室堂山への急坂のルートがあります。

急峻な坂の大きな石を乗り越えながら進みます。

急な坂を下りきると、室堂山展望台との分岐点にたどり着きます。室堂平へは、右に曲がります。この先にも、もう雪渓は消えて夏道となっていました。

R8年7月20日 室堂~一の越 登山道雪渓情報

最近、学童登山などを計画されている学校関係者などから、雄山や浄土山の途中となるの室堂~一の越の雪渓状況の問合せが多いので、今朝(7月20日)現在の登山道の雪渓状況を写真でお伝えします。

室堂平一帯の積雪はほとんど融けている状態で、室堂山荘横から急登となる一の越までの区間内には、5箇所ほど雪渓が残っていました。各雪渓は、雪切りが施工されており、多少、氷面などが露出している場所はスリップ転倒の注意が必要ですが、谷側への滑落の心配は無さそうで、ビブラムソールなどの靴底がしっかりした靴であれば、上りも下りも歩きやすいかな?と思いました。(人によって対応装備は変わりますのでご注意を。)

室堂山荘横から、急登の登山道が始まります。

最初の雪渓は、比較的勾配が緩いので、まずは雪面歩行の足慣らしを。

しばらく歩くと2番目の雪渓が現れます。夏道との乗り換え箇所の空洞雪面の踏み抜きに注意!

3番目の雪渓。ここも区間が短いので、8月頃には消えているかも?薄い氷面が滑りやすいので注意を!

浄土沢を横断する手前の休憩ベンチ箇所。

4番目の雪渓は浄土沢の横断箇所。

浄土沢を横断して、夏道を登ると祓い堂にたどり着きます。

祓い堂前の休憩広場の様子。

祓い堂の先の5番目の最後の雪渓を登ります。ここが一番の急斜面ですので、ステップを切りながら注意して上ってください。もうすぐ先に、一の越山荘が見えてきています。

一の越山荘前から雄山登山道を望む。チップ制有料トイレ(100円)はオープンしています。水栓・トイレットペーパー付のきれいなトイレです。

一の越から先の雄山頂上までは、例年どおりの夏道です。これからは、登山者が増加する夏休みシーズンですので、落石や浮石に注意してください。

R8年7月19日 立山室堂の夕日

3連休中の昨日(7月19日)は、夕方から雲が沸き上がってきましたが、比較的に天候が安定してきており,夕日がとても美しかったです。

大日岳に落ちていく夕日を眺めていると、ホテル立山横の草原にて、今シーズンは室堂平付近では貴重なライチョウ母子たちがが仲良く草花をついばんでいました。※おまけに、今朝の明け方前の立山の星景写真も追加しておきました。

7月19日PM6:30頃。夕陽の立山三峰とお花畑

夕陽の浄土山とお花畑

7月上旬頃から開花していたチングルマのお花畑は、花から綿毛の種(痩果)に変わってきています。

 

夕陽に染まる草原。(室堂園地内)

室堂平では雪融けした場所から順に、最盛期のお花畑ゾーンが移動していきます。

奥大日岳とお花畑

天狗平の遠望。大日岳への落日は、ちょうどPM7:00ごろでした。

昨日の日の入は、PM7:03でした。

日の入り後の大日岳方面の景色

ライチョウの写真が撮れなかったので、おまけ。日付が変わって今朝(AM3:40頃)の日の出前の風景。富士の折立の上に、昴が耀いていました。

R8年7月12日 室堂~天狗平散策道 コース情報

昨日は室堂山展望台コースを紹介させていただきましたが、今日は室堂平から天狗平に下りていく「室堂~天狗平散策コース」の現状などについて紹介いたします。このコースは、一部の愛好家さんに「チングルマ街道」とか「チングルマロード」と名付けられているほど、チングルマ観察の人気コースとなっています。

今朝(7月12日)の散策でのコース情報ですが、危険な個所の雪渓はほとんど融けて夏道が通れるようになっており、3か所のみ雪渓を歩くルートとなっていました。この雪渓上も“雪切り”がされており、安心して歩けるようになっていました。※それでも雪上面が凍っていたところもありましたので、スリップ転倒しないよう慎重に歩いてください。

チングルマは、雪融け箇所がまだまだ花芽の状況で、早くから雪融けした箇所から順次咲き誇っていました。

みなさんからお問い合わせの多い“タテヤマチングルマ(ピンク色のチングルマ)”は、2~3か所で見かけましたが、室堂平と変わらない出現率のようでした。

※次号ブログにて、チングルマ写真特集を行います。こうご期待!

天狗平へは、ホテル立山横のこの場所から、下っていきます。

室堂平に近いこの下り個所が、現在のチングルマ満開個所。

途中から急こう配地形となり、木製階段のコースとなります。

河川の渡渉橋まで、下り階段となっていますので、つまづき事故など注意してください。

雪融けにて、この渡渉橋を安心して通行できます。

橋を渡った先に残雪がありましたが、雪庇を踏み抜かないよう、夏道上の雪面を歩いてください。

夏道から再び雪渓トラーバースです。

この雪渓は、雪切りされていましたので安心してトラバースできます。

途中、樹林帯を通り抜けます。熊対策などお忘れなく。

2か所目の渡渉橋も雪融けしており、に通れます。

この先でアルペンルートを横断します。この辺は雪解けしたばかりで、チングルマのお花はまだまだでした。

終点の天狗平山荘手前の状況です。お客さんがオスのライチョウの撮影をされていました。