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立山自然保護センターブログ

黄葉


本日の室堂は薄曇りの天気となっています。
朝晩の冷え込みは防寒着必須の寒さです。
写真はここ数日で一気に色づき始めた草本の中でも室堂平で一番目立つイワイチョウです。
高温と少雨が心配でしたが雪解けの遅かった場所のものはいい色になってます。
木本に関してはこれからなのですが明日からの台風でどれだけの葉が残るか。。。

明日明後日にかけては台風の影響が大きいと予想されます。
台風一過のドラマチックな景色に期待して荒天中は無理な登山は控えましょう!

20180831 室堂平 半分、青い

今日の室堂平は雨、風。
自主トレ、話題、ナシナシ呉羽梨です。🍐
そこで、やっとひねりだしたのが「半分、青い」
どこかで聞いたような・・・。”(-“”-)”
室堂平で探してみました。
前線なみにやっぱりスッキリしません。
もうしばらくで紅葉前線がはじまります。
byハイマツ仙人

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20180830  室堂 ホシガラス ウラギンシジミ

今朝の室堂は霧。
秋雨前線の影響で
早朝自主トレは遅出。
ハイマツのボックリも食べごろで、もうそろそろ
室堂の常連のホシガラスの出番と期待していたら、
近くにでてくれました。
ハイマツをくわえているところの
ピントが甘くなってしましましたが、なんせ初物ですから・・・”(-“”-)”


おまけに、ウラギンシジミをおつけしました。
ハイマツとのコラボがミソです。(^^♪
byハイマツ仙人

20180829  蝶 ウラギンシジミ

今朝の室堂は霧、小雨。
8月も今日を含め3日間。新学期も始まり、夏休みの宿題が気がかり。
平地から低山の蝶ですが室堂でもこの時期に時々見られるウラギンシジミです。
室堂では北陸新幹線なみで、なかなかシャッターチャンスがありません。
8月19日上市町伊折のストックからです。😱
後翅は銀白色。飛んでいるとピカピカですがギンにはみえません。
成虫越冬もします。


今日の新聞に「昆虫生態異常あり?」という記事が掲載されていました。
猛暑の影響が昆虫に与える影響は?ですが、来年に影響がなければいいのですが。
byハイマツ仙人

室堂は秋へと移ろい始めてます


グリーンシーズンは終盤を迎えいよいよ室堂は秋の様相です。
夏の酷暑と水不足が紅葉にどう影響するのか今後の色づきを観察してみたいと思いますが、イワイチョウの葉は例年より枯れてるものが多い印象です。
短い夏に花を咲かせた高山植物はタネをつけ次世代へと命を繋いでいます。室堂平で比較的目に付き、まだ見頃と言えるのは写真のオヤマリンドウとミヤマアキノキリンソウです。もちろん他にも花を咲かせているものもありますが花の季節はあと少し。
しかし花だけが植物観察ではありません。
タネをどのようにつけてどのように散布するのか?草紅葉の色づき方、どんな実がなっているのか等々、花が咲いてないからこそ改めてじっくり植物観察すると色々な発見があって面白いです!
写真のオヤマリンドウもよく見ると色々想像が膨らみます。
オヤマリンドウは通常茎頂にしか花がつかないのですがこの株は二段目にも花が付いてます。
もしかしたらエゾリンドウとの交雑かも???
晴れて気温が上がらないと花が開かないのは何故?
開いてもほんの少ししか開かないけど花粉は誰にどうやって運んでもらうんだろう?
などなど植物は花を見て綺麗だなで終わらせずにじっくり形態やポリネーターを観察するとより楽しいと思います。
植物は名前を覚えることに一生懸命になるよりも、じっくり観察することの方が大切です。

先日見かけたオコジョも秋換毛が始まってました。
ライチョウのオスは秋羽が目立ち始め、早生まれの幼鳥はお母さんより一回り小さいぐらいになってます。再営巣で生まれた子はまだヒナの段階で小さいので雪が降りだす前にしっかり成長できるか心配です。

夏山シーズンの混雑も落ち着き秋の紅葉シーズンになる前のいまが静かな山をゆっくり楽しむチャンスです。
立山へお越しの際は是非保護センターにお立ち寄りください。