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立山自然保護センターブログ

20170606 登山 剱沢 

20170606の剱沢からの劔岳です。
6月5日の大日岳方面の夕焼けがよかったので
急きょ計画。
前回、バテバテで夜明けのタイミングを逸したので
根性をいれて、午前2時発です。
雪面は凍っていてアイゼンがきいて怪鳥。
と思っていたら、雷鳥沢からの登りで早速息が
あがってしまいました。
それでも、4時すぎには、劔御前の小屋に到着。
少しずつ陽があたり、急いで劔沢雪渓をトラバースして
気に入った位置から撮影です。

白馬岳方面に見えます。

見慣れない方面で山の名前がわかりません。


劔沢の雪渓です。登り返しが大変でした。足がやっぱり劔です。

別山尾根のライチョウ君です。
大日岳方面をバックにシルエットで撮影です。(^^♪

室堂平周辺はまだまだ雪が多いです。(^^)/byハイマツ仙人

20170605 室堂平 山岳景観 夕焼け

20170603午後に小型飛行機が獅子岳の雪の斜面
に墜落する重大事故が発生しました。当日は朝は快晴でしたが
午後には雪になり天候が急変しました。
昨日の夕方は雲がかかっていたのが、陽が沈むころには
夕焼けになり迫力がありました。

ピッケルを持ったライチョウさん


厳冬期の立山を生き抜く雷鳥達は6月の吹雪もなんてことなかったように、元気に繁殖の最盛期を迎えております。
オスは大切な奥さんと縄張りの防御のため見張りに大忙し!
岩上での見張りが多く観察されてますが時折ハイマツ上やミヤマハンノキなどの樹上で辺りを見回してます。

こんな時は普段じっくり見れない足元を見てみましょう

普段のおとなしい性格に似つかわしくない鋭い爪が確認できます!
カチカチの氷の上もこのアイゼンのような爪を引っ掛けて上手に歩き、基本草食なのに猛禽類のように鋭い嘴はピッケルのように氷に覆われた植物を堀り返すのに役立っています!

雷鳥は可愛いだけではなく興味深い見所がたくさんあるので是非いろいろ観察してみてください。

20170603 立山のライチョウに関する講演会と観察会

立山のライチョウに関する講演会と観察会開催しました。
昨日は吹雪でしたが、朝は快晴でした。
雪の回廊も健在です。

おかげさまで、満員御礼です。

講師は富山雷鳥研究会の松田勉先生です。

皆さんが到着するまで、♂と♀のペアがいてくれました。

♀も愛想よく、近くでポーズをとってくれました。

撮影会のあとは♂♀なかよく食事です。お疲れさまでした。(^_-)-☆byハイマツ仙人