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立山自然保護センターブログ

R8年9月5日 立山室堂 夕方散策

本日(9月5日)、エンマ台に母ライチョウ1,幼鳥4の親子目撃情報が寄せられたので、PM4時頃でしたが、急いで探しに行きました。

この場所(血の池)は、通称“みかん親子”のテリトリーですので、久しぶりにこの親子に逢えるかな・・・・?と期待してたのですが、結果としては、逢えませんでした。残念。

それでも、この慎重さ、警戒心の強さが、他の親子と違って、この親子が生き残っている理由なのでしょう。

とりあえず、霧モヤに包まリつつある室堂平の夕刻の風景を撮ってきたので公開いたします。

夕焼け前の雄山頂上。霧が晴れて頂上までが良く見えました。

室堂平のチングルマ・イワイチョウ群落。徐々に色づいてきています。

天狗平方面から霧が上がってきました。散策道から天狗平を展望するところ

今年は立山周辺一帯で一斉開花したコバイケイソウ。現在は、両性花が果穂となって秋枯れの様相です。

シラタマノキ。白玉の実がたくさんなっています。湿布薬のにおいがします。

霧の中、エンマ台から雷鳥荘方向に歩く登山者たち。昨日は、韓国の集団登山者が多かったです。

霧が出始めてきたミドリガ池。薄モヤの景色がうっすらと湖面に映り込んでいました。

ハンゴンソウ。山地性の草本ですが、立山室堂では、高山植物扱いです。

黄色くなってきたイワイチョウの葉。慰霊塔近くにて。

ヒメキマダラヒカゲ。標高の低い森林帯の蝶ですが、室堂にもよく上がってきます。

 

R8年8月31日 秋めいてきた立山室堂

先のブログにて、今朝(8月31日)の立山室堂の風景を紹介させていただきましたが、今度は“いつの間にか”秋めいてきた立山室堂の植物たちを紹介いたします。

イワイチョウの葉が黄色になりかけており、チングルマの葉も心なしか?赤みを帯びてきています。

下界ではまだまだ、残暑は続くようですが、明日から9月。立山室堂では、急に冷え込んでくれば、加速度的に紅葉&黄葉が進みます。

昨年は、『紅葉は、10年に一度の当たり年』と言われていましたが、果たして今年はどうでしょうか?楽しみですね。

ターミナル前室堂園地の風景。9月下旬には、チングルマの紅葉で真っ赤に染まります。

黄色くなってきたイワイチョウ。名前は、葉の形ではなく、この黄葉の色がイチョウ黄葉の色に似ているから。

シラタマノキ。葉や実には、『サロメチール臭(湿布薬のようなにおい)』があります。

まだまだ咲いています。クロトウヒレン。

ヤチトリカブトとタテヤマアザミの高茎草原群落。

タテヤマアザミの花。

ヤマハハコの群落。室堂山荘前

最近の主役はこの花。一番目立つ、ミヤマセンキュー。

かわいい小さな花。ミヤマセンキュー。花は、ハクサンボウフウとそっくり!

ミヤマセンキューの葉は、ハクサンボウフウと異なり左右整って“ペナント風”です。

もう少なくなってきたハクサンボウフウ。葉の切れ込みが深いのでミヤマセンキューと区別できます。

遠くて未確認、謎キノコ(ハタケシメジっぽいです)。ホテル前園地にて。

 

冬が近づく立山室堂

今週早々に立山室堂でも初雪か?との予想がありま

したが、まだ、白いものは降りてきていません。

それでも、毎朝、氷点下となり霜や氷ができており、

外気温はお昼になっても、3.6℃で、手袋無くては、

手が冷たくて外を歩けない状況です。

室堂平一帯は、広葉樹は落葉し、お花畑の群落は

“枯れすすき“・・・と、冬景色に移行しつつあり

ます。

白くて厳しい冬は、すぐそこまで来ているようです。

雲海もなく晴れ渡った天狗平と富山平野の遠望

剱岳の荒々しい稜線

剱岳の拡大。剣岳登攀の厳しさがわかります。

今日の立山三峰。室堂山荘下からの山景。

ミクリガ池と剱御前~別山。 もうしばらくすると渡り鳥が休みに来ます。

ミクリガ池パノラマⅠ 剱御前~別山

ミクリガ池パノラマⅡ 別山~真砂岳

ミクリガ池パノラマⅢ 真砂岳~立山三峰

吸い込まれそうな蒼さのミクリガ池

落葉したミヤマハンノキ。湖面を覆う氷は、まだまだ先です。

今日のミドリガ池

“越冬準備”で丸まったハクサンシャクナゲの葉。落葉しない常緑樹です。

紅葉も終わりすっかりと落葉した広葉樹(タカネナナカマド、ミネカエデなど)

“ドライフラワー”になってまで咲き誇るヤマハハコ。※種ですけれど・・・。

まだ落葉していないクロウスゴ(クロマメノキの仲間)。液果が臼状に凹み、枝に陵角があります。

 

晴天の立山Ⅰ(日中編)

昨日(10月17日(金))の室堂は、朝から4日ぶ

りの晴天に恵まれ、夜半まで晴れ渡ったすがすが

しい1日となりました。

紅葉前線も標高1,000mぐらいまで下がり、室堂

区域の景色も落ち着いた初冬を迎える雰囲気が漂

っています。それでも、この時期ならではの、山

岳や湖沼の風景は、誰もが息をのむほどの絶景が

広がっており、今回は、2回(日中編と夜編)の

ブログに分けて室堂の魅力をお伝えいたします。

美しい晩秋のミクリガ池と剱御前&剱岳

立山三山の1峰、別山とミクリガ池

鏡のような湖面のミクリガ池

ずっと日中は雲一つなく晴れ渡っていました。(立山三峰と室堂山荘)

雄山と大汝山の望遠

ガスが立ち上ってきた奥大日岳※手前はみくりが池温泉とガス監視ステーション

雷鳥荘と剱御前の峰々

ノコギリ歯のような剱岳の稜線もクッキリと遠望できました。

地獄谷の噴煙。

ミクリガ池と立山三峰&浄土山

夕暮れ時(PM5時過ぎ)の剱御前~別山

夕焼けに染まる立山三峰

晩秋の立山室堂Ⅱ(10月13日室堂平一帯)

本日(10月13日)、朝からずっと小雨or霧模様で

したが、午後2時頃から急に青空が広がってきたの

で、急きょ、先日に続いて室堂平一帯を散策してき

ました。

室堂平の上空には、信じられないほどの澄み切った

青空が広がり、見慣れた立山の峰々の景色のはずで

したが、言葉に表せられないような感動を得まし

た。

室堂平周辺では、もうすっかり、ナナカマドやミネ

カエデ、ダケカンバが落葉してしまい“枯れ木状態”

となっていましたが、所々のミネヤナギの黄葉や、

灌木類の紅葉、枯草たちが微妙な配色をもって、立

山の峰々を彩っていました。

散策道をすれ違う多くの観光者・登山者たちから

「本当に、今日、立山に来てよかったね。」と

話声が聞こえてきましたが、思わず、

「私も、この立山の風景を見られてよかったよ。」

と返事したいほどのハイな気分になっていました。

自然保護センター前から立山三峰を望む!

浄土山で紅葉していた広葉樹も、すっかり落葉していました。

浄土山ふもとで風になびいているヒロハコメススキ等の草原。

息をのむほどの美しさ。一ノ越祓堂手前からの立山三峰の景色。

剱御前~別山方向も美しい風景が広がっていました。

いつまでも眺めていたかった真砂岳上空の秋雲。

秋色の室堂園地。室堂山荘横から奥大日岳方向を望む。

地獄谷から湧き上がるガスと雷鳥荘方向に向かう人々

絶景!錦秋のミドリガ池と立山三峰

R7年10月13日。本日のミクリガ池。

薄霞に包まれたミクリガ池と逆さ立山三峰