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立山自然保護センターブログ

講演会「立山の気象 空の観測方法」(立山黒部ジオパーク協会連携事業)開催しました。

9月5日(土)立山自然保護センターにて、元南極大陸越冬隊長で富山気象台勤務の木津暢彦氏を講師に招いて

立山黒部ジオパーク協会との連携事業による「立山の気象 空の観測方法」と題した講演会&観察会を開催しました。

身近な気象現象や雲の種類、目視による地上気象観測方法などを、木津先生のわかりやすい解説で教わりました。

講師の木津先生、協会の森内専門員、参加者(22名)の皆様、どうもありがとうございました。

次回は、9月26日(土)に「立山山上の石仏たち」と題した講演会&観察会を開催します。

みなさん、どうぞお気軽にご参加ください。

センター1Fレクチャールームでの講演会開催状況

色々な気象現象について、わかりやすく熱心に説明してくれる木津先生。

雲の発生原理について、味噌汁鍋の湯気で説明する木津先生。

センンター横屋外での気象観察会の実施状況。

各方位の室堂周辺の山々の視程目標(直線距離)を目測しているようす。

今日の室堂の空。自分より目下の雲は、観測対象外とのことです。

今日、いただいた貴重な研修資料。木津先生、どうもありがとうございました。

R8年9月3日 雨の立山室堂

昨日の晴天とは打って変わって、今朝(9月3日)から天気が悪化してきました。

AM9時26分には、時間降雨量10mmを超えて立山有料道路の桂台~美女平間が通行止めとなってしまいました。

(千寿ケ原立山駅~美女平駅のケーブルカー及び美女平駅~室堂ターミナルの立山高原バスは、通常運転していて現在は、問題ありません。)

立山室堂でも、風と雷は無いのですが、雨が強いので富山県ナチュラリストによる自然解説ツアーを中止して、代替として自然保護センター館内での「立山のライチョウ&花々&星空スライドショー」及び「館内自然解説案内」を実施しました。

せっかく、ライチョウの目撃報告数が増えてきたのに・・・。お天気が悪くて残念です。

屋外自然解説ツアーの代替実施した、スライドショー&館内案内のようす。

大雨の外の風景。室堂ターミナル前広場

散策道のようす。風が無くても大雨でビショビショです。

ホテル立山横の草原。

自然保護センター前の大雨でできた湿原内の水たまり。

イワイチョウの葉が黄葉し始めてきました。

雨が降ると流れる小川。

雨に打たれていた、ヤチトリカブト。

今日のミクリガ池の様子。神秘的な霧の湖。

R8年8月30日 大雨の立山室堂

立山室堂では、26日(水曜日)夜半からこれまで、雨が断続的に降り続いています。

【立山室堂での雨量データ】

・26日18時~27日21時まで:振り出し累計202mm

・28日6時~15時まで:振り出し累計29mm

・29日1時~24時まで:振り出し累計249mm

・30日1時~11時現在まで:振り出し累計72mm

と、ここ4日間の現在(30日11時)までに、累計合計552mmもの記録的な雨が降っています。

現在も、多少、風が弱くなってきたのですが、霧が立ち込め雨が降ったり止んだりなので、「自然解説ツアー」は、屋外に出ないで、館内での自然解説で代行しています。

悪天候の中なのですが、ライチョウ親子の目撃情報が、当センターやターミナル周辺にて集まりだしてきています。

明日からの天気回復に期待です!

立山自然保護センター3Fデッキのようす。

ターミナル前の「立山玉殿の清水」のようす。

明日(8月31日)で現経営体制での営業を休止する「ホテル立山」

今日のミクリガ池は霧の中。

当センター階段上の、大雨でできた湿地帯の水たまり。

イワイチョウの葉が少し、黄葉し始めてきていました。

 

 

新2時間コース「玉殿の岩屋展望コース」の紹介Ⅱ(お花編)

8月31日(月)から使用開始の新コース(代替歩道)は、立山室堂平でも最後まで積雪が残っているエリアです。

ですので、室堂平一帯では、6月下旬~8上旬に咲いていた花々が、現在でも見られる『タイムスリップゾーン』となっています。

初秋の草花&紅(黄)葉に移ろいで行く室堂平とは異なって、もうしばらくは、この新コースでは夏の草花を楽しむことができます。高山植物のお花たちに、名残惜しい方々は、是非ともこの新コースでの自然解説ツアーにいらっしゃってください。

室堂平では、もう見かけなくなったチングルマの花。※ここでも、もうそろそろ終わりですが・・・。

なんと、6月の花「ハクサンイチゲ」も、まだ咲いていました。

初秋の花、モミジカラマツも同時に咲いていました。

大の字がいっぱい。ミヤマダイモンジソウもまだまだ開花中!です。

ヨツバシオガマとハクサンボウフウの花々

ヨツバシオガマもまだまだ咲いています。

かわいい黄色い妖精さん。ウサギギク。

室堂平では、花はすっかり見かけなくなっています・・・。夏の名残か、ヒマワリの花のよう。

イワオトギリ(✖岩男と義理 〇岩弟切)

今、秋羽根に換羽中のライチョウの風切りばねが落ちていました。※ラッキーです!

 

新2時間コース「玉殿の岩屋展望コース」の紹介Ⅰ(コース編)

今年度8月31日(月)から、当センター自然解説ツアーにおいて、新コース利用(2時間)が開始されます。

今朝(8月23日)、現地の下見を行ってきましたので、みなさんにこのコースの状況を紹介させていただきます。

この新コースの名前は、「玉殿の岩屋展望コース」といい、室堂山荘近くを起点とし雷鳥沢野営場を終点とする「代替歩道」の一部(室堂山荘側の約1Km)を利用するものです。

これまで利用通行されていた、旧室堂山荘裏からの「玉殿の岩屋散策通路」は、岩屋上部の岩盤崩落・落石のため、R8年度から全面通行止めとなっています。ですので、この新コースは、「玉殿の岩屋」に直接アプローチするのではなく、ちょっと離れた代替歩道から「岩屋」を“展望する”コースとなっています。

このコースは、立山トンネル(現在、室堂⇔大観峰の電気バスが通行しているトンネル)の建設当時のズリ運搬道路跡地を利用した登山道で、半世紀以上前の道路施設などが現在でも残っています。ライチョウや高山植物も多く、自然観察には最適の場となっています。立山室堂に来ても、なかなか立ち寄れないコースですので、一度、参加体験されてはいかがでしょうか?

新コース(代替歩道)は、室堂園地を通り抜け、室堂山荘近くのこの場所を左手に入っていきます。

雷鳥沢野営場までの代替歩道の位置図。新コースは、【現在地】から1Km先ぐらいまでの区間です。

代替歩道は、境界丸棒と側溝コンクリートの間を歩きます。

雄山の直下、浄土沢の対岸を下っていきます。

途中、側溝を横断する場合は、鉄板橋を渡ります。※濡れている場合は、スリップに注意してください。

今日は、曇り空でしたが、晴れれば、雄山~浄土沢の大パノラマが広がります。

左手に、岩屋の岩壁が見えてきます。

室堂山荘の下が、「玉殿の岩屋」です。※現在、全面通行禁止となっています。

新コースは、この先のカーブにて折り返しとなります。※来た道を戻ります。

室堂山荘と玉殿の岩屋(岩崖の下部にあります。)の展望状況。