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立山自然保護センターブログ

立山の紅葉情報

立山自然保護センターの開館期間も、あと10日となりました。

紅葉も含めてお伝えします。

11月5日、室堂平では今朝は久しぶりの雪となり薄っすらの積雪となりました。

 

9:00頃は、まだ粉雪がふっていました。

 

20分ぐらいすると

ちなみに12:00の気温が1.9℃です。

 

弥陀ヶ原も色づきが見られなくなり、山麓付近の彩りが目立ちます。正面の左側が桑崎山、右の低いところの山が大辻山です。

 

オオシラビソなど凍りの芸術が出来ています。

 

大日岳方向も葉が落ち、紅葉が下へと下がっているようです。二枚目の写真は弘法付近の称名滝上部です。

 

美女平は、今が盛りですが今年は残念ながら枯れた感じの葉が多く気がします。ツキノワグマやニホンザルの生息域なので充分注意してください。

 

今年は、ナナカマドの実が多く葉が落ちると目立ちます。

 

桂台から見える山並みです。称名滝までのルートでは、午前中は日陰になるので午後がオススメです。

 

道路沿いのススキも綺麗です。

 

立山駅(千住)辺りも紅葉が進んでいます。

 

山から里へと紅葉も、足早に降りていくことと思います。

 

弥陀ヶ原の紅葉

室堂平近辺の紅葉も見ごろを過ぎてきました。

ハンノキ滝方面

剱岳方面

 

紅葉は、弥陀ヶ原(1930m)が盛りになってきました。山肌は彩り鮮やかですが、園地のダケカンバはもう少しのようです。

 

カルデラ展望台の歩道では、まじかに紅葉は見られます。

展望台からは上から紅葉の進み具合がわかります。

龍王岳方面

カルデラ内の紅葉はまだのようです。

 

歩道脇には植物の実も見れます。

ベニバナイチゴ

サンカヨウ

 

紅葉前線は、弘法(1630m)まで進んで来ています。この時期の「歩くアルペンルート」を楽しんではいかがでしょうか?

 

 

 

 

紅葉前線

紅葉が弥陀ヶ原まで、降りてきたので紅葉前線を上からたどってみました。

室堂平(2450m周辺)

雷鳥沢

雷鳥沢野営場

大日岳

 

天狗平(2300m周辺)

 

美松(2030m周辺)

 

弥陀ヶ原(1930m周辺)

近日は気温下がる日も多く、紅葉も足早に麓に降りて行くことでしょう。

 

 

 

 

弥陀ヶ原もにぎやか

標高1930mにある弥陀ヶ原は、室堂平とは違った表情を持っています。

 

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)も多く見かけます。

タテヤマリンドウも沢山咲いています。

オオハナウド

ヤマブキショウマ

モミジカラマツ

クロマメノキ

弥陀ヶ原を代表するのが、池塘とワタスゲです。

周りにガスが立ち込めたほうが、幻想的で個人的は好きです。

餓鬼の田(池塘)にも稲が生えました。

よく覗くと、モウセンゴケが生えています。

もっと覗くと、アズマヒキガエルのオタマジャクシがいました。

高原バスを途中下車して、弥陀ヶ原を歩いてみてはいかがでしょうか?

 

今日の弥陀ヶ原

6月に入って、弥陀ヶ原の様子を見てきました。

まだ、雪の湿原が広がります。

 

木々も雪で横になっていますが、夏にはたくましく起き上がってくれる事でしょう。

 

桑崎山も雪解けが進んでいます。

 

カルデラ展望台に向かう森林帯

木の根元の穴にハマると、なかなか抜け出せないので注意が必要です。

 

カルデラ展望台です。

カルデラ展望台に行くのは、案内板等が無く迷いやすいので充分な注意が必要です。ナチュラリストなど慣れた人と行くのが良いでしょう。

 

ウグイスやホトトギス、ツツドリなどが鳴いていました。

 

 

雪がある間だけ、自由に湿原を歩ける弥陀ヶ原を楽しむのもオススメします。