ピッケルを持ったライチョウさん
厳冬期の立山を生き抜く雷鳥達は6月の吹雪もなんてことなかったように、元気に繁殖の最盛期を迎えております。
オスは大切な奥さんと縄張りの防御のため見張りに大忙し!
岩上での見張りが多く観察されてますが時折ハイマツ上やミヤマハンノキなどの樹上で辺りを見回してます。
こんな時は普段じっくり見れない足元を見てみましょう
普段のおとなしい性格に似つかわしくない鋭い爪が確認できます!
カチカチの氷の上もこのアイゼンのような爪を引っ掛けて上手に歩き、基本草食なのに猛禽類のように鋭い嘴はピッケルのように氷に覆われた植物を堀り返すのに役立っています!
雷鳥は可愛いだけではなく興味深い見所がたくさんあるので是非いろいろ観察してみてください。