立山信仰 美女杉&姥石&鏡石
今朝の室堂は☁。風🍐。予報は⛄。
立山信仰のテーマからです。
立山はいろいろなテーマパークですが、信仰については人気薄。
なかなか話題にできません。
忙中閑有でなく閑中忙有。このタイミングです。
立山杉・・・
「立山黒部の昔ばなし 企画・発行 立山黒部貫光(株)によれば
女人禁制の立山に若狭国の小浜の止宇呂(とうろ)という尼さんが
「なんとかして、立山に登ってみたい」といって2人の女の子を引きつれ、掟を破って山に入り、
男まさりの女の子のほうが、神罰にふれ、一本の杉になったのが美女杉。
美女平駅そばにあります。
現在は女性歓迎ですから解説版は今風になっています。
美女平から、なおも登っていくと、神罰がもう一人の女の子にもあたり、背の低い杉(カムロ杉)にさせられた。
それでもひるまず、国見山の下まできたときに、姥石に変えられてしまう。
気の強い止宇呂(とうろ)は石になる瞬間、手鏡だけでも頂上に・・と力を振り絞り、山頂めがけて投げつけたが
途中でおちて、鏡石になった。
姥石です。残念ながら車窓からは見えません。
↓
鏡石は天狗平の下部でアルペンルートのバスの車窓から見られます。
手前の石仏は「立山道 石造物マップ 立山町教育委員会 編集発行」によれば
西国三十三番札所」の分霊像の29番。丹後国松尾寺
元の場所は鏡石の脇にあった。となっています。
鏡石までは、短い笹路となっています。
鏡石はタイミングを見て鏡に見えるときにパチリと
思っていたのですが・・・・?鏡には見えません。
そこでかってな想像です。
➀もともとはピカピカの鏡だったが今のようになった。
➁もともと鏡ではなかった。手水鉢の前に置く石の役割。
➂立山登拝のための要石から鏡石に転化。
➃石の凹んだ面に水をためて水鏡とした。
どれも、ぴったりきません。
「立山七不思議」として継続課題です。”(-“”-)”
byハイマツ仙人