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立山自然保護センターブログ

みどりが池の湖面は一面、雪に覆われていました!

11月6日晴れ!みくりが池・みどりが池の周りを歩いてきました。

みくりが池温泉からみどりが池さらにその先、室堂山荘までのコースは、道しるべとなるポールが少ないので視界など悪い状況では

気をつけて下さい。下り坂や登り坂などは滑ります。たくさんのお客様が歩いた雪道を選んで回ることをお勧めします。

立山自然保護センターには、ライチョウ目撃情報も届いております。どうぞお気軽にお越し下さいませ。

室堂平の雪の歩道

みくりが池展望台への下り坂の様子

みどりが池へ向かう雪道

今日のみどりが池

室堂山荘近くの坂の様子

みくりが池の最初の坂道

立山室堂の星空(R7年11月4日)

先週からずっと、悪天候が続いていましたが、3日

深夜から天気が回復してきまして、久しぶりに

立山室堂平に星空が戻ってきました。

日が明けて4日の午前3時、宿舎の窓から、月明り

で輝く浄土山が見えました。

外気温は-9℃。風無し。寒そうですが、絶好の条

件ですので、万全の防寒準備をして撮影機材を持っ

て、外に出かけてみました。

ちょうど、満月に近い月が南の低い空にありました

が、立山の峰々を照らしており、神秘的で息をのむ

ほどの美しさでした。5時半頃には、月も沈み、やが

て満点の星空が日の出前の光に溶け込んでいきまし

た。

雪化粧した浄土山と輝くシリウス

浄土山南側の国見方面。

立山三峰の星空

美しい形の浄土山

東方向の剱御前~別山の星景

国見岳上空の天の川

国見岳上空の無数の星々

天狗岳方面のオリオン座

雪で覆われた別山方面の星景

真砂岳上空に上ってきた金星

オリオン座の下部

オリオン座大星雲

 

雪の華たち(R7,11,3ミクリガ池散策)

センターの受付窓口や電話に、お客さんから、

「ミクリガ池までの散策道は歩けますか?」

といったお問合せが何件かありましたので、午後か

ら、ちょっと歩いてみてきました。

毎日、吹雪であっても、室堂バスターミナルから、

たくさんのお客さんが散策に出向いていましたので、

ミクリガ池までの散策道は圧雪されており、ラッ

セルは不要で、とても歩きやすい状態となってい

ました。

(スノトレシューズでも大丈夫な感じでした。)

散策道の脇には竹の棒が目印として挿してあります

ので、散策道を外れないように歩けば、“雪穴”に、

はまらない(落ちない)でしょう。ただし、勾配の

ある斜面では滑らないよう、十分に気をつけて歩い

てください。

ミクリガ池周辺では、凍り付いたり、着雪した樹木

たちなどが、“雪の華”を咲かせていました。

厳冬期突入の立山室堂の写真をお楽しみください。

散策道脇に挿された竹の棒の横を歩くと歩きやすいです。

一瞬の眺望。浄土山が吹雪の中から姿を現わしました。

今日(R7,11,3)のミクリガ池。※みくりが池温泉の営業は11/24までです。

湖面に融け入る11月の雪。まだ氷結していません。

湖畔のミヤマハンノキの林。もうすぐ、雪に埋もれます。

着雪して美しい“雪の華”が咲いていました。

ハイマツが凍り付いていました。これも、もうすぐ、暖かい(0℃ぐらい)雪の下に隠れます。

美しいモノトーンの世界に落ち葉のアクセント。

樹木にとって、雪に覆われないで地表で凍り付く今の時期が、一番厳しい時期です。

雪の華

強風下で着雪生長する通称““エビのシッポ” 口に入れるとシャキシャキとおいしいです。

 

 

 

 

凍てつく立山室堂(R7年11月3日)

開館時の外気は-5.5℃。現在AM10時でも

-4.8℃と、今日も、凍てつく立山室堂です。

昨日から、風雪厳しく、空から降ってきている

のか、地吹雪で横移動してきているのか、全く

わかりませんが、どうやら室堂平の積雪深は

50cmを超えてきているようです。

(吹き溜まりでは、100cm近いかも?)

立山黒部貫光(株)の立山高原バスも富山県側

の美女平~室堂間において、悪天候により本日

(11/3)は、『終日運休』となりました。

※長野県側の扇沢~室堂間は、通常運航してい

ます。

日課として、本日もバスターミナルと連結する

1F入口通路の“雪かき”をしましたが、3Fデッキ

通路の方は、吹き溜まり箇所で、

“きりがない”ということで、簡単な除雪で済ま

せておきました。とても寒かったです。

昨日、きれいに除雪していたのに、今朝はもうこのとおり。 ※ここは、“形状記憶通路”ですか?

バスターミナル1Fと連結している自然保護センター1F入口の状況。

室堂バスターミナル4F屋上出口の状況

室堂バスターミナル4F屋上の除雪作業状況。いつもありがとうございます。

バスターミナル前広場の記念写真撮影スポット。やはり、今日は誰もいませんでした。

「玉殿の湧き水」の状況。氷柱が出来始めていましたが、まだ、水は出ていました。

湧き水出口が凍り始めていました。

標柱にできた“エビのしっぽ”

今日の立山室堂(R7年11月2日)

立山室堂は、先週末から荒天が続いており、今朝か

ら時折、突風とともに地吹雪が起こっています。

開館時の外気は-2.3℃。AM11時になっても

-2.2℃となかなか気温があがりません。積雪は、

約35cmとあまりかわりませんが、新たに積もる雪

より、積もっている粉雪が横に舞っているという感

じです。

とりあえず、毎朝の日課として1F入口通路と

3Fデッキ通路の“雪かき”をしましたが、夕方には、

また雪に覆われているという毎日の繰り返しであり

ます。

立山センター(活動拠点施設)の大きなツララ。立山は見えません。

アルペンルート室堂ターミナル駐車場の除雪状況

立山自然保護センターの様子

自然保護センター3Fデッキの様子。通路の除雪に1時間ほどかかりました。

一時的に、奥大日岳方向の峰々が見えました。たくさんの観光客が雪景色を楽しんでいました。

ターミナル前の「玉殿の湧き水」周辺の様子。

室堂平散策には、吹き溜まり箇所(40~50cm)での積雪対策が必要です。

センター南側の国見岳方向の雪景色。