BLOG

立山自然保護センターブログ

弥陀ヶ原もにぎやか

標高1930mにある弥陀ヶ原は、室堂平とは違った表情を持っています。

 

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)も多く見かけます。

タテヤマリンドウも沢山咲いています。

オオハナウド

ヤマブキショウマ

モミジカラマツ

クロマメノキ

弥陀ヶ原を代表するのが、池塘とワタスゲです。

周りにガスが立ち込めたほうが、幻想的で個人的は好きです。

餓鬼の田(池塘)にも稲が生えました。

よく覗くと、モウセンゴケが生えています。

もっと覗くと、アズマヒキガエルのオタマジャクシがいました。

高原バスを途中下車して、弥陀ヶ原を歩いてみてはいかがでしょうか?

 

2021.07.23快晴

4連休2日目の今日は気持ちのいい快晴です。
例年通りとまではいきませんが室堂周辺や雄山への登山道などは立山の夏らしい賑わいとなってます。

長く続くコロナ禍の中それぞれ色んな思いを抱えていることと思いますが立山の絶景を見て皆さんが開放感を感じて笑顔溢れている様子を見てるとやっぱり山はいいなと感じます。
雄山や浄土や奥大日などでもライチョウのヒナ連れが目撃されてますしみくりが池周辺でも親子が元気にしてます。
そして高山植物も今がピークと言っていいぐらいたくさんの種類が咲いてます。
イワヒバリやカヤクグリの巣立ちもそろそろです。
しばらくは天気が大きく崩れることもなさそうですし是非立山の夏を味わいにいらして下さい。

今日はあまり人目につかないところにひっそりと咲いてる花を紹介します。
タヌキモ科ムシトリスミレ属 ムシトリスミレ

その名の通り虫を捕食する食虫植物です。

この様に葉の表面の腺毛で小さな虫を捕まえてゆっくり消化吸収します。

立山に来て登山も楽しいですがゆっくりじっくり植物観察もオススメです。

注 ムシトリスミレは室堂周辺に稀産してます。チングルマなどと違いどこでも見れるわけではありません。
盗掘等のリスクを避けるため珍しい植物の詳しい場所をお教えすることはできませんので予めご了承下さいます様お願い致します。

自分で発見した時の喜びは格別です。

2021/07/17快晴

北陸地方の梅雨が明けてから気持ちのいい天気が続いてます。
今日も雲一つない快晴です。
週末ということもありたくさんの登山者や観光客の皆さんが夏山を楽しんでおられてやっと立山の夏らしい雰囲気になってきました。
高山植物の花々も短い夏を謳歌するように咲き誇り、雪解け水の流れる音と爽やかな風を感じながら過ごす時間は格別です。
そして運が良ければ産まれたばかりのヒナとお母さんの子育ての様子も観察できます。
ここ数日は保護センター近くの遊歩道脇にヒナ連れ家族が現れるので出会える確率は高いです。

写真は室堂〜一の越間の登山道の状況です。
石畳の道もだいぶ出てきてますがまだ大きな雪渓を5つ程渡らなければいけないのでスリップ等に注意が必要です。
登山に関するご質問は山岳警備隊にお問い合わせください。(076-463-5537)

 

初夏、めいてきました。

北陸地方も、梅雨明けの発表があり室堂平も、初夏めいてきました。

 

チングルマなどの花も多くなってきました。

 

イワイチョウ

 

ゴゼンタチバナ

 

マイズルソウ

 

クルマユリ

 

今年は、コバイケイソウの花をよく見かけます。

 

アキアカネも避暑に来ています。

 

ホシガラスも見かける様になりました。

 

ライチョウの親子、ちなみにヒナが3羽います。

ヒナは、定期にお母さんのお腹の下で温まないと死亡するかので、見つけても取り囲まず

ライチョウが行きたい方向を察するようお願いします。

花々が増えました。

7月に入り雪解けが加速して咲く花々が増えてきました。

みくりが池やみどりが池も、だいぶ水面が見えてきました。

 

室堂小屋もオープンしました。

 

室堂平を代表するチングルマも咲き始めました。

 

コバイケイソウ

 

クロユリ

これから、お花畑が広がっていくでしょう。