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立山自然保護センターブログ

咲き始めてます!

2023/06/09

昨日の午後から降り出した雨は夜間暴風雨となりました。今朝には雨もやみましたがまだ風が強く少し寒いです。

雪解けもぐんぐん進み高山植物も咲き始めてます。毎年開花のトップバッターのガンコウラン 。ハイマツ林床で可憐に咲くミツバオウレン。小さくて可愛い花のミネズオウ 。人目をひく純白のハクサンイチゲ。などが開花してます。クロユリなども蕾がぷっくりしてきてるので開花が楽しみです。雷鳥は繁殖最盛期ですし6月は人も少なく静かに色々観察できますので是非立山室堂にお越しください。

ライチョウ観察会が行われました。

ここ近日は、ライチョウの目撃情報も多くなってきますが、6月3日に ライチョウの観察会を行いました。講師は、富山雷鳥研究会から松田 勉  先生をお招きしました。松田 先生には講師を毎年お願いしていますが、毎回、内容を変えてお話ししていただき大変にありがたく思います。

当日は、東京や兵庫県からも参加して下さった方々は遠くから、ありがとうございました。

 

前日は大荒れの天気でしたが当日は快晴となり、実際にライチョウが生活する環境や生態、観察方法などについて詳しく学びました。

 

三か所で、ライチョウを見る事ができました。

 

ライチョウの事を、より理解していただけたと思います。今年度は、秋にかけて歴史・植物・地形・動物の観察会を予定していますので、是非ともご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入館者が400万人となりました。

平成12年の7月の開館からの入館者が400万人となりました。

記念すべき400万人目の入館者は、大阪府からお越しの 宇佐美 様、ご夫妻となりました。

ご夫妻には、自然保護センターの松為所長、当センターの指定管理者である立山貫光ターミナル、ホテル立山の中堀支配人からホテル立山の宿泊券などの

記念品がおくられました。

宇佐美 様はコメントとして「30年ほど前に転勤で大阪から富山に、6年ほど住んでいました。今回、30年ぶりの思い出にと富山に来たところ、思いかけず

400万人になり大変嬉しいです。また、ぜひ立山に来たいです。」と、おっしゃっておられました。

 

今後も、楽しい旅のお手伝いと自然に、ひたしんでもらえるセンターとして進んでまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

見張り雄

2023.05.16

13日の午後から不安定な天気が続いてましたが今日は朝から気持ちの良い天気となってます。

街は夏日のようですが室堂平は心地の良い風が吹いていてとても過ごしやすいです。

五月も中旬となりいよいよ雷鳥の繁殖期が最盛期を迎えようとしています。

みくりが池周辺での目撃情報もだんだん増えてきてますし、各所で見張りに立つ雄が目立つようになってきました。

よく雷鳥は雷が鳴り出すような天気やガスで白い時しか活動しないとおっしゃる方がいますが、これからの雄はピーカンだろうが丸見えだろうが縄張りと雌を守るために一日中縄張りを監視して巡回します。これからの1ヶ月半ぐらいはみくりが池をゆっくり一周すればほぼ雷鳥に会えるシーズンです。直近の情報を保護センターで確認してからフィールドに出ればより確率が上がりますので室堂へお越しの際はセンターへお立ち寄り下さい。

尚、6/3土曜日には保護センター主催の「立山の雷鳥の生態を探る」が開催されます。立山で40年以上雷鳥の調査をしている富山雷鳥研究会の松田氏のお話は一聴の価値ありです。雷鳥もただ可愛いとかってだけじゃなく生態を知った上で観察するとより奥深い感動があることと思いますのでご興味ある方は是非ご参加下さい。講演会に参加される方にはアルペンルートの2割引券をお送り致します。

上から丸見えだろうとしっかり周りを見渡す雄。まるでお前も邪魔だと言われているような鋭い眼光!!!

雪解けが進んできました。

ゴールデンウィークも終わり、今月に入って晴の日が多かったので雪解けが進んできました。

 

玉殿の湧水の水汲み場も全体が現れてきました。

 

みくりが池温泉の手前のベンチ付近

4月28日撮影

5月10日撮影

 

みくりが池も淵の水面も見える範囲が多くなりました。

4月28日撮影

5月10日撮影

 

みくりが池温泉から室堂山荘までの歩道は、みどりが池のあたりまで歩道が出ています。

4月28日撮影

5月10日

 

エンマ台

4月28日撮影

5月10日

 

雄山も雪解けが進んでいます。雪解けに合わせて植物の芽吹きが始まることと思います。

4月28日撮影

5月10日撮影