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立山自然保護センターブログ

20180621 オオシラビソ(アオモリトドマツ)雄花 

今朝の室堂は霧雨。昨日は風雨。
ブログも停滞。
サッカーのワールドカップはコロンビアを破り大盛況。
この勢いにのってブログも・・・”(-“”-)”
本日はがんばって、オオシラビソ特集。大白檜曽。別名はアオモリトドマツ。
北アルプス北部の亜高山帯(1,500mから2,500m)では日本固有のスター選手。
シラビソの和名は諸説ある(GHK植物図鑑HP)とのこと。ヒノキの代用と樹皮が白いとする説がいいのでは・・・
オオシラビソはシラビソににていて球果が大きいことから。
種小名のmariesiiは1878年に植物採集家マリエスによって八甲田山で発見っされたことによるとのこと。
「あきた森づくり活動サポートセンター総合情報サイト」では
オオシラビソは乾燥が苦手で、最終氷期が終わって温暖化になって八甲田などでは、600年ほどになって広がったとのこと。
オオシラビソがスターになれたのは、稚樹が雪腐れ病菌に強いことや
幹や枝が雪の重みに強いことなどをあげている。
背景は薬師岳です。

オオシラビソの雄花(20180618弥陀ヶ原)は「森林総合研究所 第119号」によれば、
雄花芽は、当年枝の表面に形成され、秋には直径3㎜ほどの球形状。
休眠して、翌年の春から活動を再開し、花粉飛散直前には赤く膨らむとのことです。
弥陀ヶ原で花粉の飛散中のものをゲットです。
仙人はスギ花粉にはめっぽう弱く花粉症友の会名誉会員ですが、オオシラビソは会員外で
大丈夫です。

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葉目です。防寒対策がしっかりしています。(^^♪

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20160907弥陀ヶ原での球果です。
オオシラビソはモミ属で、まつぼっくりはマツ属の球果をいうらしいのですが
球果よりも「まつぼっくり」のほうかシックリ、ボックリします。
仲間にいれてもいいのでは・・・・😱

20081025弥陀ヶ原での記録です。
中軸は冬を越しても残ってます。
やはりサッカーと同じで軸がしっかりしていないと・・・。(^^♪
それにしてもオオシラビソは「半端ない」。サポートサポーターとして
しっかり応援したい。
byハイマツ仙人