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立山自然保護センターブログ

20180623可愛いフリル


今日は朝からどんより曇っていて午後からしとしと雨が降ってきました。
雷鳥はいよいよ抱卵後期となっていてオスの縄張り意識も薄れだしメスは一日3回ほどの食事で数分間出てくる以外はずっと卵を温めているので流石の立山でもそこら中で雷鳥に会えるということがなくなってきました。(繁殖失敗したホテル付近のペアはターミナル付近をウロウロしてるので会える確率高いです)
その代わりと言ってはなんですが花は開花ラッシュです。
今日保護センター周辺をざっと見渡しても16種類確認できました。(チングルマ・イワイチョウ・シナノキンバイ・ミヤマキンバイ・ヒメクワガタ・ヒメイワショウブ・コイワカガミ・アオノツガザクラ・ツガザクラ・ハクサンボウフウ・ハクサンイチゲ・タテヤマタンポポ・ミネズオウ・ヤマガラシ・ミツババイカオウレン・ミヤマハタザオ)
写真はイワイチョウです。図鑑によると1属1種だそうです。(ミツガシワ科イワイチョウ属)
花弁のフチがフリルのように可憐で秋には黄葉して室堂平を一面黄色く染め上げます。種子は雷鳥の大好物です。
雨の日は花の撮影に最適です。
雪の大谷ウォークが昨日で終わり、これから夏山開きまでは混雑知らずで静かな山を楽しめるのでオススメですよ!